2020年03月28日

3/28雨の「井草ワニ園」

都知事から閉門蟄居を言い渡されているが、止むに止まれず午後三時の上井草に流れ着く。すぐさま家に戻った方が良いのだが、一応「井草ワニ園」(2019/01/05参照)の様子を見て行こうと、駅方面に向かって歩き始める。すると、今まで初夏に匹敵するようなキラキラした陽気だったのが、突然冷たい風が吹き始め、大粒の雨までもが落ちて来た。襟元を掻き合わせ、足を早めながら、たちまち冬になってしまった駅前を通過し、雨に煙っているお店に到着する。ちゃんと営業しているぞと、グラノーラの良い香りが染み付いた店内へ。すると突然BGMにブライアン・セッツァーが流れ始め、ロカビリー濃度が急上昇する。冷えた身体を、軽快な音楽と古本に温められながら、本棚を注視して行く。児童文学の棚で、岩波書店 岩波おはなしの本9「天からふってきたお金/アリス・ケルジー文 岡村和子訳」が、たくさんの素敵な和田誠のイラストに彩られているのに気付いたので、大いに気に入り千円で購入する。すると店主が「こんな雨の日の中、ありがとうございます」と頭をペコリと下げたので「こちらこそ、こんなご時世にお店を開けてくれていてありがとぷございます」とペコリと頭を下げる。「そうか、今日は閉じこもってなきゃいけないんですよね」「私もこれから帰って閉じこもります」…色々あり、これから先どうなるかわからないが、今日も古本が買えて良かった。
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上井草駅南口、機動戦士ガンダム像の前で記念撮影。

そう言えば今日の朝日新聞朝刊読書欄のコラム『著者に会いたい』に、国分寺「早春書店」(2019/04/05参照)の店主さんが、新進気鋭の批評ユニット“TVOD”の片割れとして登場されている。著書「ポスト・サブカル焼跡派」の紹介記事なのだが、自身のお店の特殊な棚造りが、確実に店主の体内に息づき、昇華&発散されていることの、成果のひとつと言えよう。
posted by tokusan at 17:14| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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