2020年06月20日

6/20「一日」も再開していた。

正午過ぎに、いつかのように新川に流れ着いたので、トボリトボリ『吉祥寺通り』を北上して、車も人も自転車も恐ろしいほどの賑わいを見せる吉祥寺へ。行列の出来ているうどん屋の角を曲がって、高架脇の裏路地に入ってみる。おぉ!「一日」(2017/08/11参照)の『本買います!』の幟が翻っている。ようやく営業を再開してくれたのだな!待ちかねていたんだ!そう喜びお店に近付くと、ありゃりゃりゃ?アコーディオンシャッターがガッチリ閉まっている。だが、ガレージスペースにはしっかりと300均本が並び、お客さんの姿もあるではないか…そうか、入口をひとつにして、入店時の手指消毒を徹底しているのか。そう気付いて、開け放たれた入口扉に回り、消毒してから店内に飛び込む。すると左側のギャラリースペースでは、児童文学&絵本の50%オフセール中。見事にそこに吸い寄せられ、函入り児童文学ゾーンから、あかね書房「それゆけ ねずみたち/山元護久作 司修絵」を見つけたので、907円で購入する。連日の児童文学本買いである。「それゆけ ねずみたち」はネズミの言葉がわかる少年が、仲間のネズミとともに、空とぶ車を持つ星みがきチャンピオンのおばあさんを、星を狙うギャングの魔手から救うために、知恵と勇気と暴力で渡り合うアクションファンタジー物語…こう簡単に書くと、とってもクレイジーな作品であることが、端的に伝わるだろう。いや、実際にかなりクレイジーなのだ。だが、これが山元護久の本領&十八番と言えよう!
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函入り児童文学本の重さを慈しみながら、続いて「よみた屋」(2014/08/29参照)へ。すると、入口前の300〜500円棚で、春陽堂書店「續山窩綺談 掟(はたむら)/三角寛」を見つけたので、喜び勇んで330円で購入する。今日もタイミング良く素晴らしい古本に出会えたことを感謝しながら、渦巻く人波から離脱して阿佐ヶ谷に帰る。すると「ゆたか。書房」さん(2020/06/18参照)は、まさに予告通りに、店内の本を運び出しの真っ最中であった。棚が、どんどん空になって行く…。今まで本当にありがとうございました!とさり気なく目礼し、青々とした六月のケヤキ並木の下を、いつものように家路をたどる。
posted by tokusan at 16:15| Comment(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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