2020年06月25日

6/25昨日と今日の吉祥寺。

昨日は西永福に流れ着いたので、トコトコ浜田山まで出て、すぎ丸に乗ろうかと思ったが、思い直して京王井の頭線に乗り込み、吉祥寺へ向かうことにする。そう言えば、先日の「ゆたか。書房」での最後の買いもの(2020/06/18参照)、「燈火節/片山廣子」を大事にチロチロと読み進めているのだが、戦中戦後に片山が住んでいたのが濱田山で、土地に関する隨筆が何編か掲載されている。当時は畑の中に竹薮や椎や樫の大樹が茂る、いわゆる“武蔵野”的風景が駅の周りに広がっており、信濃に匹敵する空気の清冽さを誇っていたそうである。今は見えるのはびっしりと身を寄せ合う、人工物の家ばかり…そんな感慨に耽りながら、まずは「古本センター」(2013/07/01参照)へ。処分品棚からクレオ「秘する肉体 大野一雄の世界」を250円で購入してから「よみた屋」(2014/08/29参照)へ。こちらでは300〜500円棚から、同盟出版社「黄菊の館/西條八十」を330円で購入する。昭和十八年刊の、悲し過ぎる嘆きの大政翼賛詩集で、装幀は藤田嗣治。

そして本日は井の頭公園の南側に流れ着いてしまったので、「book obscura」(2018/01/12参照)の店頭が安売写真集コーナーに変貌したのを目撃してから、公園をスパッと横断して、まずは「一日」(2017/08/11参照)へ。するとガレージの300均コーナーで、講談社「誘拐作戦/都筑道夫」が渋く輝いていたので、330円で購入する。真鍋博の装幀が抜群に決まっている一冊。
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その後、昨日もお世話になった「よみた屋」では、童心社「宮沢賢治 花の童話集」「宮沢賢治 星の童話集」岩波書店「星の王子さま/サン=テクジュベリ」を計330円で購入する。「星の王子さま」は、先日入手した裸本の初版本を入れる邪な目的のために購入。1974年の二十八刷なら、なかなかに古いしまぁ大丈夫だろう…と思ったら、あぁ!定価が違っている。初版は600円だが、こちらは値上がりしていて800円…もうちょっと古いヤツを見つけないとダメか…。
posted by tokusan at 18:03| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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