2020年06月27日

6/27「豊川堂」の様子が少し変わっていた。

今日は午後に桜上水の南に流れ着いたので、、谷から次第に脱するように北西に進路を採り、下高井戸に出る。踏切を渡り、マーケットのアーケードを横切って『下高井戸商店街』。あっ!「豊川堂」(2016/07/04&2008/09/09参照)が久しぶりに営業している!…いや、正確には、私が久しぶりに営業しているお店に出会えたと言うべきか…。そして、二つの扉を全開にし、そのためか次々とお客さんが店の中に吸い込まれて行く、今までに見たことのない賑わいの状況!釣られるようにして中に引き込まれると、左翼のコンクリ土間が、物凄く整理がいつの間にか進んでおり、床の半分を埋め尽くしていた本の山が片付けられ、左壁棚が上から下までちゃんと見られ、手が伸ばせるようになっている。おまけに棚下に、一列の新たな文庫ゾーンが出現しているのだ。おかげで店内には営業する気満々の姿勢が漲っているようで、清掃も事細かに施されているので、何だかとっても清々しい…これは、清新な老舗の古本屋さんだ。「豊川堂」の、そんな小さな変貌を楽しみながら、主に左壁の棚に気持ちを集中させる。すばる書房「十二人の絵本作家/瀬田貞二」を700円で購入する。児童文学研究&翻訳家の瀬田貞二が、ウィリアム・ニコルソン、ブルーノ・ムナリ、初山滋、小山内龍、エズラ・ジャック・キーツ、村山知義、ペール・カストール、樺島勝一など、内外の絵本作家の論考をまとめた一冊である。帰りのすぎ丸車中でちょっと読み始めると、各作家ごとに、代表作の絵本のページ構成を、詳細に文字で説明するコーナーがあり、絵本を文字で表すのが何だか逆説的で、難しいルートから山に登っているようなので、新鮮で屈折していて楽しい。
toyokawadou2020.jpg
posted by tokusan at 18:42| Comment(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: