2020年07月05日

7/5太宰と小酒井。

古本屋とは何の関わりもないが、昨日午後八時に家のベランダから見た夜景。まるで夕方のような明るさが、空に垂れ込める雨雲と地表の間に出現しており、魂消てしまった。夏至も過ぎたと言うのに、まるで白夜を思わせる明るさではないか…。
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色々バタバタしてあまり動けず、今日ようやく西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に顔を出し、「フォニャルフ」売り上げを受け取りつつ、木馬社「太宰治の手紙/小山清編」を100円で購入する。河出新書の「太宰治の手紙」は、これが元本なのか。店主・小野氏は注文が殺到している盛林堂ミステリアス文庫新刊「孤島の花/香山滋」の発送作業に勤しんでいる。ちょっとだけ先の仕事の話をして、すぐさま阿佐ヶ谷に逆戻り。「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)で文藝春秋社「日本の黒い霧/松本清張」岩谷書店「別冊宝石31 世界探偵小説全集 L・J・ビーストン G・K・チェスタートン篇」を計640円で購入すると、奥から店主の天野氏が姿を現し(この時のレジ対応は奥さまだった)、今まさに棚に出そうとしていた最近とっても気になっている、古い探偵小説の一群を見せてくれた。今回は小酒井不木中心か…。全集・探偵小説関連・犯罪関連・医学関連と、不木の得意分野が過不足なくまとまった感じである。再版だが、ちゃんと函付きの京文社「殺人論/小酒井不木」が素敵なので、1050円で購入する。あぁ、家の至近で古い探偵小説関連が安値で買える幸福、ここにあり!
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というわけで、ちょっとの外出で嬉しい収穫二冊。「太宰治の手紙」の題字は井伏鱒二によるもの。「殺人論」には、冒頭の序文に森下雨村への謝辞あり。そして少しボロいが、函があるのはやっぱり嬉しい!
posted by tokusan at 17:30| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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