2020年07月19日

7/19「古書ワルツ荻窪店」がお試しオープン中だった。

本日は予想外の夏の陽光にジリッと焼かれ、南荻窪の住宅街に流れ着く。テレテレ歩いて荻窪駅前に出て「岩森書店」(2008/08/23参照)の前を通りかかる。すると、路上に出された百均木箱の隅に目黒書店「剃刀日記/石川桂郎」を発見したので、しっかり手指消毒をして店内に突入し、110円で購入する。そして意気揚々と東に進み、横断歩道を渡って地下道入口横を通り過ぎ、駐車場前を通って、元「ささま書店」(2018/08/20参照)のあった巨大集合住宅一階の店舗が視界に入ると、ああっ!新しい古本屋さんが開いている!ついにオープンしたのか!青梅の「古書ワルツ」(2010/09/18参照)が「ささま」跡地(2020?04/05参照)に堂々開いた新店である。
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いつの間にか、昨日まであった軒上の「ささま」のテント看板は取り去られ、今は骨組みだけの状態になっている。店頭には100均棚が四本、昔日の「ささま」のように出されている。そのうち二本は旧「ささま」の棚をそのまま再利用しているが、歩道側の二本は新しい低めで横長の木棚である。人文・音楽・詩集が目立ち、少し硬めであるが、古書もたくさん挟まり、見ていてとてもワクワクする。旧「ささま」三百均棚には、揃いの安値本が収まっている。手指を消毒して店内に進むと、壁は新しい頑丈な木棚で覆い尽くされている。折しも、内装を手掛けた古本屋界の安藤忠雄こと中村敦夫氏が、まだ忙しく立ち働いている。どうやらお店は、取りあえずのお試しオープン期間中らしい。その証拠に、壁棚も(右壁棚は文庫棚で、ここはわりと正規の値付が施されている)、店内手前に四本並ぶ低めの棚も、奥の帳場前に三本並ぶ棚にも、大体200〜800円の本(主に300円か500円である!)が、ドバドバとジャンルを飛び越え並べられているのだ。そのクォリティは極めて高く、面白い本がそこかしこで『買ってくれぇ〜』と話しかけて来る。何となく武蔵小山の「九曜書房」(2009/03/26参照)の店内五百均棚に似ている…と言えば、わかる人にはわかるだろうか。ちなみに中央の帳場より奥は、結束本の海となっている…。うむ、これが今後のお店の営業形態となるかどうかは不明だが、今現在の掘り出し市的状態が、楽しく愉快でたまらない。欲しい本がそこかしこで見つかるが、取りあえず何とかセーブしながら本を慎重に抜き取って行く。春秋社「鬼の言葉 感想集/江戸川乱歩」ホビージャパン「ファンタジーRPGガイドブック/安田均とグループSNE」表現社「ストーカー 吸血鬼ドラキュラ/川崎淳之助・師岡尚・水口志計夫」(訳者献呈署名入り)講談社世界名作全集73「名探偵ルコック/原作・ガボリオ 江戸川乱歩」改造社 新鋭文學叢書「研究會挿話/窪川いね子」を計2090円で購入する。これから激しく定点観測しなければいけない予感が、背骨をシビビビと走り抜ける。お店の正式な営業形態は、落ち着いたら再度ツアーすることにしよう。ひとまずのお試しオープン、おまでとううございます!

嬉しかったのは「研究會挿話」。見返しに窪川いね子の献呈署名入りなのである。だが、奥付が欠けているので、550円という安さなのであった。帯に短し襷に長しという感じだが、それでもこれは嬉しい。
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この『新鋭文學叢書』は扉に署名が印刷されてるので、同じ書体がどうか比較出来るのが、何とも素敵である。
posted by tokusan at 19:08| Comment(2) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まさかあの場所に古書ワルツとは!気になってたけど行くに行けない青梅のワルツ!
行きやすくなって助かります(笑)
Posted by ぽん at 2020年07月24日 06:53
行きましょう行きましょう。ドシドシ行きましょう!
Posted by 古ツア at 2020年07月24日 16:07
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