2020年07月26日

7/26探偵小説を買って九周年記念グッズを入手する。

今日も気狂い天気に存分に翻弄された後、三鷹に漂着する。すっかり濡れそぼった心と身体を慰めて貰おうと、「りんてん舎」(2019/03/30参照)に直行する。雨のために店内に引き込まれた木箱を覗き込みながら、棚にも油断なく目を配って行く…結果、右端通路の詩の棚から指月社「鳥居昌三詩集」を見つけたので、1980円で購入する。伝説の詩誌「VOU」で活躍したプラスチック・ポエム系詩人の硬質で乾いた作品集である。北園克衛のカットも収録されている。2013年にこんな本が出ていたとは…。続いてツラツラ吉祥寺に向かい、「よみた屋」(2014/08/29参照)で文化服装学院出版局「新宿散歩道/江崎誠致」(献呈署名入り)建設社「ノイエ・ザハリヒカイト文學論/武田忠哉」(函ナシ)を計220円で購入する。「ノイエ・ザハリヒカイト文學論」が110円で買えるとは、大きな拾い物である。ドイツ表現主義から現実主義へと飛躍する、文学・映画・芸術・建設などの、昭和六年刊の論考集である。そんな風に古本に癒されながら阿佐ヶ谷に帰り着き、もはや日課の「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)パトロールを行う。おぉっ!茶色の探偵小説ゾーンに、江戸川乱歩・黒岩涙香・野村胡堂が新たに出現している!これこれ、これを待っていたんだ!と、胸の中に探偵小説のリズムをドロドロドンドコ轟かせながら、腕を組んで茶色い背群を目移りしながらも注視する。そして選んだのは、一号館書房「人間豹/江戸川乱歩」(表紙絵の木の枝に寝そべる豹がアンニュイで可愛いんですよ)扶桑堂「縮刷 探偵小説 死美人/黒岩涙香譯」(函ナシ)の二冊である。計2100円で購入すると、コロナ禍のせいで一月遅れになってしまったが、ようやく出来上がって来たコンコ堂九周年記念エコバッグを、二千円以上お買い上げなのでいただけることに。「ようやく出来て来たんですね!」と、探偵小説を買って古本屋グッズを手に入れた喜びに、しばしレジ前で打ち震える。
konkodou_9th.jpg
それにしても、毎日毎日探偵小説に一喜一憂して、すみません……。
posted by tokusan at 18:31| Comment(2) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
もしかしたら既に来訪済(アップ済)かもしれませんが、代田橋に今年オープンした
店があります。
海外写真集に特化したようなお店ですが、念のため。
https://www.excite.co.jp/news/article/Fashion_headline_24851/
Posted by NEGI at 2020年07月27日 12:47
タレコミありがとうございます。確か先日の朝日新聞の『ひと』欄に出てた方のお店ですよね。なんだかハードルが高そうですが、そのうちにこっそり偵察に行きたいと思います。代田橋近辺、密かに古本を扱うお店がはびこり始めているのは、何とも嬉しい事態です!
Posted by 古ツア at 2020年07月27日 16:29
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