2020年08月02日

8/2ハヤカワポケミス日本探偵小説・三羽烏!

本日は午後に上井草と西荻窪の間となる今川に流れ着いたので、南北東西に走る道を縫い縫い、『青梅街道』に出て「古書西荻 モンガ堂」(2012/09/15参照)を訪問する。店頭には古本の詰まった小ぶりなダンボール箱がたくさん出されている。一通り眺めた後に、開け放したドアから店内に進み、手指消毒しながら久々のモンガさんと挨拶を交わす。なんとお店が通常営業となったのは昨日からで、それまでは基本的にお店にいてなんやかんややりながらも自粛を継続し、晴れた日に開けるくらい(それでも今シーズンの雨の降りっ放しだった梅雨を考えると、ほとんど開いていなかったということか…)だったそうである。ということは、なんというグッドタイミング。開いてて良かった。ロマン・ブックス「白い密室/鮎川哲也」を100円で購入し、最近の古本屋界のトピックとも言える「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)について、距離を保ちながら、しばし熱く語り合う。

そして阿佐ヶ谷に戻り、「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)前を通りかかると、店頭百均文庫棚に並ぶ、心浮き立つ二冊が目に留まる!ハヤカワポケミス「殺人鬼/浜尾四郎」「ドグラ・マグラ/夢野久作」ともに昭和三十年代の初版である。すぐさまガシッと掴み出し、またもや手指を消毒した後、たちまち帳場にて計220円で購入する。実は最近j、某店で550円でハヤカワポケミス「黒死館殺人事件/小栗虫太郎」(初版)を入手したばかりなのだ。これで、ハヤカワポケミス日本探偵小説作家・三羽烏が、いきなり揃ってしまった。
pocke_mis_three.jpg
皆、自立するほど厚いのがステキ。それにしても一番早くポケミス化されたのは、「殺人鬼」だったのか。ちょっと意外な感じがするが、解説などを読むと、ヴァン・ダイン作品に匹敵する、戦前の本格の傑作ということで、ラインナップされたらしい。それにしてもやはり、後に続く二作が驚異的に笑っちゃうほど異端過ぎる…。
posted by tokusan at 17:41| Comment(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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