2020年08月08日

8/8東京・代田橋 flotsam books

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本日は午後イチに代田橋の南、大原に流れ着く。ここからだと明大前が至近なので、「七月堂古書部」(2018/01/13参照)に足を向けたいところだが、残念ながら今日から夏休みに入ってしまったらしい…ならば、あの新しいお店を偵察に行ってみるか。そう決めて代田橋駅方面へ。雑居ビルの谷間で出来ている駅前を抜け、まずは『甲州街道』に出る。歩道橋で街道を超え、北側の歩道をちょっと東へ。するとすぐに『和泉明店街』という小さな商店街が出現するので、北に下るように入り込んで行く。この商店街は、沖縄系の物産店や飲み屋が集まっており『沖縄タウン』との異名を持つほど、リトル沖縄化が進んでいる。商店街の途中にある小さなアーケード市場『大都市場』は、特に沖縄化が顕著である。道はやがてT字路となるので、東に進路を採り、古い靴屋の前を再び北に曲がり込む。もはや商店街の端っこであるが、歩いて行くとやがて右手にサッシウィンドウ&ドアの開放的なお店が姿を現す。表には縁台がひとつ。ウィンドウの上部には、紙で作られた店名看板が大きく飾られている。中に入ると、何だかビンテージレコード屋さんの雰囲気…だが、並んでいるのはそのほとんどが洋書の写真集である。店主のアンテナに引っ掛かった新刊&古本を集めているようで、気鋭のカメラマンたちが渾身のシャッターを切ったそれぞれの重要な場面が。小さな空間を支配している。右側には壁面にラックと平台が設置され、簡易な雜紙系の写真集が多く並んでいる。フロア中央には簀子や木箱で造られた平台があり、写真集が平積みになっている。ヴィム・ヴェンダースの写真集や、名作ラリー・クラークの「TULSA」などが目立っている。おぉ、台の脇には文庫棚が一列と(新しいものが中心)、写真関連単行本棚が一列あるではないか。勢いで入ってはみたが、今は写真集を買うつもりはなかったので、助かった…よし、ここらから何か買って行こう。下にはカルチャー雑誌箱あり。そして左壁は上が飾り棚で、下が大判本棚のメイン写真集ゾーンとなっている。このように写真集に特化したお店を他に思い浮かべてみると、吉祥寺「book obscura」(2018/01/12参照)や代々木八幡「SO BOOKS」(2010/10/06参照)などが好敵手店にあたるだろうか。というわけで申し訳ないながらも、心の中の予告通り文庫を抜き出し、カウンター帳場に座るシアター・ブルックの若かりし佐藤タイジ風店主に、丁寧に精算していただく。ありがとうございます。新潮文庫「周五郎少年文庫 殺人仮装行列/山本周五郎」を購入する。写真専門店にこのような文庫が売っていて、本当に良かった…。
posted by tokusan at 17:18| Comment(2) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古本屋ツアーの本など、楽しく拝見させていただいております。
さて、この「東京」という大きな分類を、新宿区、豊島区など、細かく分類していただくことはできないでしょうか。
近隣の地区を検索して、よさそうな店を訪問したいと思いますが。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
Posted by 通りすがり at 2020年10月06日 00:42
コメントありがとうございます。本もご愛読感謝です!東京…いつの間にか膨大な数に膨れ上がってしまいました。元々最寄駅で把握する分類をしていたので、区で分けるという発想はゼロ…そのうち暇が出来たら取りかかりたいと思います。それまでは、どうか駅で、駅で調べてみて下さい!ちなみに単行本「古本屋ツアー首都圏沿線」は、各鉄道で分類してありますので…。
Posted by 古ツア at 2020年10月07日 21:14
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