
お店を出たら続いて「水中書店」(2014/01/18参照)へ…だがまだお休み中で、八日から営業とのことであった。だが、まだまだ古本は買いたいので、吉祥寺までの伸すことにする。テクテク『井の頭通り』を歩いて、高架脇のすでに四日から営業開始していた「一日」(2017/08/11参照)へ。鉄扉を開けて手指消毒してから、ビニールカーテンを潜ってガレージへ。ちょこちょことそこらに新入荷本の気配がた漂っている。おっ、筑摩書房 ちくま少年図書館37「のんのんばあとオレ/水木しげる」があるじゃないか。1977年初版でカバー付きで110円。喜んで買わせていただきます!とレジへ。すると20%引きセール中(1/11まで)で88円に。ありがとうございます。

なんだか調子が出て来たので、次の「バサラブックス」(2015/03/28参照)では出版芸術社「天狗岬殺人事件/山田風太郎」を300円で購入し、さらに先に進んで「古本センター」(2013/07/01参照)では朝日新聞社「挑み燃え拓く-TARO展 岡本太郎」を80円で購入する。最後に井の頭線高架を潜って「よみた屋」(2014/08/29参照)にたどり着く。ほぅ、久しぶりに「こどものとも」「たくさんのふしぎ」箱が出ているぞ、と店頭にしゃがみ込み、薄手の中綴じ本を一冊一冊繰って行く。すると、たむらしげるの絵本らしきものを発見。だがこりゃなんだ?2020年と去年の出版らしいが、出版元は滋賀県近江八幡のお菓子屋さんになっている…どうやらお店の広報誌「ラ コリーナ」というのが、丸々一冊絵本になっているようだ。これは嬉しい出会いである。たねやグループ「キャンドル パカポコ/たむらしげる」を330円で購入する。やはりこの三鷹〜吉祥寺古本屋ルートは、2021年も早速豊潤だなぁ。
