2021年01月18日

1/18『VOUクラブの覺書』!

雲は多いが晴れているのに、粉砂糖のような雪がサラサラと降った早朝の二十分余りを潜り抜け、午後に関前に流れ着く。ゆるゆる東に歩き三鷹に出て、「りんてん舎」(2019/03/30参照)へ。かまくら春秋社「松竹大船撮影所覚え書 小津安二郎監督との日々/山内静夫」を110円で購入する。『井の頭通り』に下り、そのままさらに東に歩いて吉祥寺に出て、「よみた屋」(2014/08/29参照)へ。岩谷書店「詩學 第三巻 第六號」を110円で購入する。岩谷書店は探偵小説雑誌「宝石」を創刊した出版社だが、初期は詩にも傾倒しており、このような雑誌も出していたのである(城昌幸(城左門)が編集として関わっており、冒頭に掲載された佐藤春夫の『近代詩序説』には『城左門が自分に「人間の歌」を批評させようといふたくらみも…』などと書かれている)。この昭和廿三年刊の「詩學」には、詩のグルウプを招待するページがあり、何と北園克衛率いる
VOUクラブが登場している。北園の『VOUクラブの覺書』という文章や、一九四八年当時のメンバーリストとともに、メンバー五人の詩が掲載されているのだ。こりゃあ素敵だ。ちなみにこの頃のVOUクラブの機関誌は、まだ「VOU」ではなく、その前身の「cendre(サンドル)」である。
vou_member.jpg
ABC順のメムバアリスト。

そして吉祥寺を離れ、荻窪駅にて途中下車。「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)に立ち寄り、光文社カッパ・ホームズ「マンガの描き方 似顔絵から長編まで/手塚治虫」を110円で購入し、徒歩で阿佐ヶ谷に帰宅する…さぁ、帰って古本屋地図の続きに着手しなければ…。
posted by tokusan at 19:01| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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