2021年06月22日

6/22イレギュラーズで再訪・森英俊氏邸!

正午前に「盛林堂書房」(2012/01/06参照)の小野氏と荻窪で待ち合わせ、“盛林堂・イレギュラーズ”となり、レンタカーで軽ワゴンを借りて、すぐさま出発。目指すは都内某所の、ミステリ評論&翻訳家の古本神・森英俊氏邸。氏の「まんだらけZENBU」の連載『貸本小説に魅せられて』(主に昭和三十年代に活躍した貸本小説中心の出版社を、出版社別にミステリ&スリラー&大衆&時代&明朗小説を解説することで紹介して行く、壮大な書評連載)で、資料として使い終わった本の買取と、盛林堂がある本のために資料として使用する、稀少な雑誌を発掘し借り受けるための出動である。どこも渋滞気味で、やけにパトカーの多い道々を乗り越え、小一時間で現場着。私は「本の雑誌」の巻頭グラビアページ『本棚が見たい!』の取材同行時に続く、二度目の訪問である(2016/10/11参照)。森氏に迎え入れられ、まずは玄関脇の部屋に通されると、質の良い本がすでに横積み準備され、かなりの絶景を生み出している。続いて縦長の大型セダンが縦に二台並ぶほどのガレージに入ると、驚異のジュニア探偵小説壁が、王者の如き偉大さと完璧さで、相変わらずの偉容を誇っていた…い、いつ見ても古本魂が震えっ放しになる棚だ……様々な人が血眼になって探している本が大量に並んでいるのだからしょうがない……。
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そんな棚のある通路で、本を移動させて作業スペースを作ったり、ダンボール箱を発掘したり、大量の貸本本を玄関に積み上げたりと、ワチャワチャ動き回って過ごす。このガレージは本は大量にあるが、基本的には整理整頓が行き届いており、カオスに振り回される煩雑さは皆無なので、スムーズに作業は進行して行く…棚のあちこちに目を奪われながら…水谷準のジュニアもの「黒面鬼」…西條八十の東光社版「悪魔博士」…同じく東光社の『少年少女最新探偵長編小説集』が列に…島村出版の香山滋「ゴジラ東京大坂編」があんなところに横積みに…あぁ!右のコンテナ物置を見ると、帯付きの梶龍雄が大量に!なんだ、この見たこともない横溝正史のコミカライズ詰ダンボールは!…さりげなく固まっている箱入りの優良児童文学ゾーンもヨダレもの…足元にサンヤングシリーズが土台の如く大量に!などとやりつつ、二十本の本束と十ほどのダンボールをワゴンに積み込み買取作業終了。無事に資料雑誌の詰まったダンボール箱も発見し、およそ二時間半ですべての任務が完了となる。そして森氏から「これ、今日のお土産に」と貸本仕様のポプラ社「母よぶ瞳/北條誠」を拝受する。「こんな表紙ですが、北條の少女ミステリーです。落丁が二枚ほどあるので、国会図書館でコピーして補って下さい」と説明を受ける。り、了解しました。ありがとうございます!コピーでしっかり補完してから読むべきか、落丁していても想像力で補い読むべきか…それが問題だ!
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posted by tokusan at 19:25| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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