2021年07月15日

7/15チラシと探偵小説。

通り過ぎた土砂降りの後に西荻南に流れ着いたので、ユラユラと「盛林堂書房」(2012/01/06参照)へ。読売新聞社「作家の舞台裏〈編集者の見た昭和文壇史〉/楢崎勤」(『編集者』とあるが、楢崎は昭和初期に新興の作家としても活躍した人物。平林初之輔と探偵小説の話や、編集者としての同僚・佐左木俊郎との付き合いなども掲載されており興味深い一冊である)を110円で購入しつつ、進行中の仕事の話や、新たな依頼などについて、店主・小野氏とアレコレ話す。そして、これもデザインを担当させていただき、早々と出来上がって来た「東京古書組合百年史」のA4チラシを受け取る。古本屋さんでお見かけの際は、どうぞ持って帰ってやってください。そしてその肝心の「東京古書組合百年史」の予約は、いよいよ明日まで!ご決断、よろしくお願いいたします!
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お申し込みは→http://www.kosho.ne.jp/100/index.html

帰り道の阿佐ヶ谷では、「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に立ち寄り、東京書店「絵説教典 空手道入門/内藤武宣」早川書房「復刻 エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン No.1-3/ミステリマガジン編集部編」を計625円で購入しつつ、件のワクチン接種について聞いてみると、やはり発熱と筋肉痛の副反応が出てしまい、大事をとってお店を二連休にしたとのことであった。「八月に二回目の接種を予定しているので、その時も二連休するかもです」。何はともあれ、ここ杉並でも、集団免疫獲得のために、地道な一歩がジワジワと進んでいるのであった。そして夕焼けが恐いほど美しい夜、阿佐ヶ谷駅頭で、刷り上がって来たレア探偵小説の新刊を受け取る。東都我刊我書房 鷲尾三郎傑作撰壹「Q夫人と猫/鷲尾三郎」である。とかく元本の古書価が激高な、日本ハードボイルド先駆者のひとりの、貴重な単行本未収録&初出雑誌底本短篇選集である。カバーデザインを担当させてもらったのだが、今回表題作から連想して「猫の写真を使ってもらえないか」とのリクエストを編集さんからいただいていた。猫か…猫猫猫猫…猫の写真は普段から好きで良く撮っているのだが、鷲尾三郎選集に相応しい猫の写真………そうだ!あれを使おう!と、かつて撮っていた、鷲尾三郎にも所縁深い場所で偶然捉えた写真があった!と思い出し、使用してみたらこれが見事にベストマッチ!いやぁ、これは素晴らしい本になったぞ(編集さんが、ちゃんと使用許可取得済み)。この写真の場所が何処かわかる方は、当然探偵小説好きの方でしょう。ほどなくして「盛林堂書房」店頭&通販サイトや、中野「まんだらけ海馬」で発売となるので、探偵小説好きは、とにかく走れ走れ!
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本をガバッと開いたところ。表にも裏にも、プリティーな白黒猫!
posted by tokusan at 20:45| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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