2021年07月18日

7/18三鷹だけで完結す。

午後イチの炎天下に下連雀に流れ着いたので、そそくさと「りんてん舎」(2019/03/30参照)へ向かう。すると店頭の様子がいつもと違っており、普段は木箱が置かれた店前に、百均の単行本が大量に歩道直置きで並び、木箱は脇道の店脇に置かれている。
rinten_hyakkin.jpg
何が起こったのか不明だが、たくさんの百均本に接するのは、古本人生において重要なことだ!と気になる本を抜き出して行く。結果、店頭では文潮社「假面天使/豊田三郎」ブルース・インターアクションズ「ぼくの伯父さんの喫茶店学入門/沼田元氣・堀内隆志編著」昭和書院「龍膽寺雄全集 第二巻 エルサレムの道」を掴み取り、店内では岩谷選書「烙印/大下宇陀兒」(表紙や扉が外れているが、チャチャッと直してみせる!その宣言通りに、家で無事に修復に成功。後ろ見返しに『「文雅堂書店」中央區築地2の2(電停前)』の古書ラベルあり。築地に文雅堂があったのか…)を抜き取り、計770円で購入する。束の間だが、百均の波に呑まれるのは、実に楽しいものだ。そうたった今の出来事を噛み締めながら「水中書店」(2014/01/18参照)に向かうと、店頭棚でキネマ旬報社「マイ・ビデオ・パラダイス「東品川アメリカ座」便り/石上三登志」が目に飛び込んで来たので、『それでは一緒に帰りましょう』と百円で購入する。「キネマ旬報」連載を元にした1991年刊の、架空の映画館で上映する、ビデオ全盛期時代のソフトを観まくり批評する、黒船のように幻の映画がビデオとなり押し寄せるバブル時代の一冊である(当時、渋谷の在庫が豊富なレンタルビデオ屋「みとや」に入り浸っていたことを思い出すなぁ)。手塚眞と岡野玲子のおそろしい結婚披露宴の話がスゴ過ぎる…。いや、いつもならこの後は吉祥寺まで伸して行くのだが、今日の三鷹はなかなか豊作だったので、ここだけで無事に気持ちが完結してしまった。
posted by tokusan at 17:00| Comment(4) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国立の谷川書店の跡地に「三日月書店」さんという古本屋さんがオープンしたようです。
Posted by たい at 2021年07月19日 15:46
情報ありがとうございます。そうらしいですね。近々突撃して参ります。いったいどんなお店があの小さな店舗に…ワクワクドキドキ!
Posted by 古ツア at 2021年07月19日 19:09
たしかに石上三登志さんの著作は時代のクロニクルとして読めますね。本も寝かすとまた味わいが変わります。これまた古本の愉しみですね。
Posted by としのすけ at 2021年07月22日 04:22
としのすけ様。もうこれを読んでいると、今さらながら観てみたい作品続出で、嬉しいが困ります。
Posted by 古ツア at 2021年07月22日 18:13
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: