2021年10月17日

10/17函の中に何がある!?

せっかくの日曜日なのに午前を忙しなく過ごし(ただし昨日買った「浴室長期抗戦」を読んでクスクスゲハゲハと笑う時間もあり)、午後に突然の驚くべき寒さに備えて着込んで外出。中野で野暮用を済ませた後は、『中野ブロードウェイ』4Fの「まんだらけ海馬」(2015/02/06参照)に腰を据える。通路の百均赤棚と探偵小説ゾーンにしがみつき、邦文社「ロマンス生活新年號 東西性犯罪残虐ものがたりと性刑罰のうつりかわり」一光社 南洋一郎・冒険シリーズ「緑の無人島」(函ナシ)ポプラ社 少年探偵23「悪魔人形/江戸川乱歩」(西洋兜ver)芸術社 推理選書「競馬殺人事件/S・S・ヴァンダイン」を計990円で購入する。函に少し傷みはあるが「競馬殺人事件」が440円とはお買い得であった。ブロードウェイを抜け出た後は、『早稲田通り』を少し東に進んで「ブックオフ早稲田通店」(2012/11/15参照)へ。作品社「ことばの食卓/武田百合子・野中ユリ」を220円で購入するや否や、踵を返して『早稲田通り』を西へ西へと歩き続ける。そしてやがて高円寺に至り、『庚申通り』をちょっと入って「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)店頭棚を眺め始める。するとすぐさま目に飛び込んで来たのが、昭和二十五年刊の粗悪な造りの春陽堂現代大衆文学全集の一冊「夜歩く・本陣殺人事件・真珠郎 其他」であった。
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先客が立ち読みしてるその前に手を伸ばし、スパッと抜き取り百円で購入する。ところでこの本面白いのが、函の内側に裏映りとは思えぬほどの(函の紙は粗悪とは言え、それなりの厚さがあるボール紙なのだ)、逆版となったタイトルや模様が印刷されているのだ。いったいどういうわけで、こんな不可思議な仕様に…ちなみに装幀は恩地孝四郎で、収録作の『其他』は『黒猫亭事件』と『車井戸は何故軋る』のことである。
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これがその不可思議な函の裏側。まるで鏡の中の世界である。
posted by tokusan at 17:27| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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