2021年10月23日

10/23引っ越すお店とジャズ特集。

午後イチに上北沢に流れ着いたので。京王線で明大前まで出て、踏切近くの「七月堂古書部」(2018/01/13参照)を訪れる。ドアが開いて、やってるやってる。そして入口には一枚の貼紙が…豪徳寺に移転することと十二月初旬まで営業することが書かれている。いよいよこの地でこのお店を楽しめるのも、後一ヶ月と二週間余りか…何回来られるだろうか。そして移転ということは、それは大量の本の引っ越しなのである。無事に済みますように、とそっと祈りつつ、店内をウロウロ。棚の間に差し込まれていた、大正八年刊の布装本、洪洋社「東京府史蹟」を三千円で購入する。
tokyofu_shiseki.jpg
東京の武家屋敷の門や武家長屋やお寺や神社など、所謂史蹟の写真がたくさん載っているのだが、史蹟と言えども江戸の面影を色濃く残す風景写真なので、手の届かぬ百年前の世界に(無くなった風景多し。しかも編纂者の一人が鳥居龍蔵だ!)、魂が急遽燃え上がってしまったのである。ちなみに本に挟んでもらったオリジナル栞にも移転情報あり。非常に細やかな対応である。そんな風に散財した後に、代田橋まで『甲州街道』の強風に吹かれながら前のめりに歩いてバスに乗り、阿佐ヶ谷に帰り着く。北口の短いアーケード商店街に入り、昨日から設置されている「千章堂書店」(2009/12/29参照)の店頭ジャズ棚を眺める。エルスケンのジャズの写真集かぁ…植草甚一のジャズエッセイもある…あっ!「唄えば天国ジャズソング 命から二番目に大事な歌/色川武大」のミュージック・マガジンの元本発見!これは初めての出会い!と興奮しながら手に取り、表見返しに貼られた値札を見ると、なんと1200円なのである!これは買いだ!と勇んでスパッと購入する。
jazz_song.jpg
なんかちょっと散財しちゃった感じだが、二冊とも良い本で相場よりお手頃価格だったので、まぁこれでいいじゃぁないか。今日も楽しく愉快に古本が買えたことを、とにかく喜ぼう。
posted by tokusan at 18:06| Comment(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: