2021年11月30日

11/30それでも古本は買った月曜日と火曜日。

昨日は午前九時に郵便局が開くとともに、無事に大阪に古本を送り出す。その後は一日中家に詰めて仕事をこなしまくったので、古本屋さんに行けなかった腹いせに、ヤフオクで安い文庫本を一冊即決で落札する。そして今日はひと雨来て、何だか昼間より暖かくなった夕暮れに、所用で高田馬場に外出。帰りに、暗い街路に眩しく浮かび上がる「ブックオフ高田馬場北店」(2012/11/15参照)に立ち寄り、相変わらず店内を席巻している八十年代洋楽ポップスを楽しみながら、集英社「塵世無頼/小堺昭三」講談社X文庫「水木しげるの妖怪図鑑 下」を計660円で購入し、仕事帰りの人々で混み始めた西武新宿線に乗って帰宅する。味気ないが、しっかりと古本は買った、月曜日と火曜日である。
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ところでこのところ寝る前に、日下三蔵氏よりいただいた昭和十六年刊の今日の問題社「ちりめん蜘蛛/城昌幸」を楽しく読み進めているのだが、どうもこの話の主人公“村垣邦之介”に既視感を覚えてしまうのだ。顎にほくろのある清々しい侍……確か同じ城の同光社「謎うた百万両」もこんな主人公だった気が…それに読み進めるほどに、歌にまつわる秘密が物語の核心になり始めている…もしや同光社「謎うた百万両」は、この「ちりめん蜘蛛」を改題して戦後に出版したものかもしれない(そう言えば先日の日下邸片付けで、焼肉屋に向かう車中で「城は改題出版が多いからなぁ。特に『若さま侍』は」と日下氏が呟いていた)。などと思いつくが、「謎うた百万両」はすでに手放してしまい、それを確かめる術がない。だが、日下邸書庫には確かあったはずだ。次の訪問時に、ぜひとも確認することにしよう。
posted by tokusan at 19:19| Comment(2) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様、城昌幸さんの単行本、東京の大田区立図書館に記念文庫として、さまざまな遺品と共にあります。なぜか、記念展示会が開催された時、講演しました。その後、非公開に資料はされましたが、それでも資料は見られるような、そんな状況です。いざという時、ご覧になれば、調査はできそうな、と思います。
Posted by おいもさん at 2021年12月01日 12:46
情報ありがとうございます。なんと、『大田区立図書館』にそんなものがあるとは。うわぁ、記念展示会見てみたかったです。またやってくれないものでしょうか…。
Posted by 古ツア at 2021年12月01日 21:17
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