表に出て、斜向いの『諏訪神社』にお参りすると、手水の替わりに手水鉢に三つの消毒ポンプが置かれているのにびっくりする。そして西口ロータリーに戻り、『東村山駅西口交差点』から、真西にテクテク歩き始める。二車線の道路はこの辺りの主要道らしく、車が頻繁に行き交い、シャッターこそあまり開いていないが、店舗や事業所が多く並び続けている。緩やかな坂を下り、小さな川を渡り、緩やかな坂を上がり、テクテクテクテク…駅からおよそ一キロも来ると、行く先に『野口町二丁目交差点』の信号が見えて来る。そろそろだな…と思ったら、道路南側に、店の前面を青く塗り上げ、店頭に古本と古着を並べたお店が出現した。ここは岡崎武志氏が、自転車で「なごやか文庫」を訪れた帰りに、偶然見つけたお店なのである。氏が以前描いてくれた地図をポケットに収め、小さな幾つかのカゴや箱に入った古本に視線を落とす。表に出ているのは50均と、さらに背に貼られた三種のシールによって、10・30・50と分けられているようだ。文庫やコミックが主である。中に進むと、まずは細長い玄関フロアで、右壁側に棚があり、文庫がソロソロと並んでいる。海外文学文庫・エンタメ系文庫・岩波文庫など。奥に進んで一段上がると、そこがメインフロアである。古着と古本が混在し、手前に文庫と単行本と洋書が詰まった回転本棚が二本、そして右壁沿いに棚が設えられ、古本が並んでいる。奥からマスク姿のご婦人が、ハイトーンで「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた。岩波文庫・哲学&思想・社会問題・洋書・芸術・桜庭一樹・恩田陸・スターウォーズ・バットマン・コミック・文学・ラヴクラフトなどなど、硬軟と新古と和洋が混ざった不思議な品揃えで、恐らく読了した本を並べたと思われる、商売気を抜いた個人嗜好の強いお店である。値段は激安から通常値まで様々。二見書房「3D怪奇スリラー館」ちくま文庫「猿飛佐助/杉浦茂」を購入する。
2022年02月09日
2/9東京・東村山 古本×古着 ゆるや
お昼過ぎに家を出て、西武新宿線下りに乗って東村山へ。西口ロータリーに出ると、明日雪が降るなんて信じられない暖かな陽気である。太陽の光を存分に浴びながら「なごやか文庫」へ。いつもならこの時期は古本市が行われているはずだが、二年連続で新型コロナのために中止となってしまっている。その憂さを晴らすように、今日はカウンター内にご婦人が座る有人状態の文庫をウロウロ。講談社「羊の宇宙/夢枕獏作 たむらしげる絵」創元推理文庫「穢れなき殺人者/ブリス・ペルマン」「謎物語 あるいは物語の謎/北村薫」を計450円で購入しようとすると、横合いから年配の職員さんに「古本屋ツアーさんですか?」と声をかけられる。諾と返事をすると、カウンターのご婦人に向かって「ほら、この人が古本屋ツアーさんだよ。ブログで書いてくれた。お礼言いたいって言ってたじゃん」と紹介していただいた。「軟派な感じになっちゃって、すみません」とお茶目に挨拶するご婦人としばし歓談する。これからも本を買いに来ますので、引き続きこの調子でよろしくお願いいたします!

表に出て、斜向いの『諏訪神社』にお参りすると、手水の替わりに手水鉢に三つの消毒ポンプが置かれているのにびっくりする。そして西口ロータリーに戻り、『東村山駅西口交差点』から、真西にテクテク歩き始める。二車線の道路はこの辺りの主要道らしく、車が頻繁に行き交い、シャッターこそあまり開いていないが、店舗や事業所が多く並び続けている。緩やかな坂を下り、小さな川を渡り、緩やかな坂を上がり、テクテクテクテク…駅からおよそ一キロも来ると、行く先に『野口町二丁目交差点』の信号が見えて来る。そろそろだな…と思ったら、道路南側に、店の前面を青く塗り上げ、店頭に古本と古着を並べたお店が出現した。ここは岡崎武志氏が、自転車で「なごやか文庫」を訪れた帰りに、偶然見つけたお店なのである。氏が以前描いてくれた地図をポケットに収め、小さな幾つかのカゴや箱に入った古本に視線を落とす。表に出ているのは50均と、さらに背に貼られた三種のシールによって、10・30・50と分けられているようだ。文庫やコミックが主である。中に進むと、まずは細長い玄関フロアで、右壁側に棚があり、文庫がソロソロと並んでいる。海外文学文庫・エンタメ系文庫・岩波文庫など。奥に進んで一段上がると、そこがメインフロアである。古着と古本が混在し、手前に文庫と単行本と洋書が詰まった回転本棚が二本、そして右壁沿いに棚が設えられ、古本が並んでいる。奥からマスク姿のご婦人が、ハイトーンで「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた。岩波文庫・哲学&思想・社会問題・洋書・芸術・桜庭一樹・恩田陸・スターウォーズ・バットマン・コミック・文学・ラヴクラフトなどなど、硬軟と新古と和洋が混ざった不思議な品揃えで、恐らく読了した本を並べたと思われる、商売気を抜いた個人嗜好の強いお店である。値段は激安から通常値まで様々。二見書房「3D怪奇スリラー館」ちくま文庫「猿飛佐助/杉浦茂」を購入する。
表に出て、斜向いの『諏訪神社』にお参りすると、手水の替わりに手水鉢に三つの消毒ポンプが置かれているのにびっくりする。そして西口ロータリーに戻り、『東村山駅西口交差点』から、真西にテクテク歩き始める。二車線の道路はこの辺りの主要道らしく、車が頻繁に行き交い、シャッターこそあまり開いていないが、店舗や事業所が多く並び続けている。緩やかな坂を下り、小さな川を渡り、緩やかな坂を上がり、テクテクテクテク…駅からおよそ一キロも来ると、行く先に『野口町二丁目交差点』の信号が見えて来る。そろそろだな…と思ったら、道路南側に、店の前面を青く塗り上げ、店頭に古本と古着を並べたお店が出現した。ここは岡崎武志氏が、自転車で「なごやか文庫」を訪れた帰りに、偶然見つけたお店なのである。氏が以前描いてくれた地図をポケットに収め、小さな幾つかのカゴや箱に入った古本に視線を落とす。表に出ているのは50均と、さらに背に貼られた三種のシールによって、10・30・50と分けられているようだ。文庫やコミックが主である。中に進むと、まずは細長い玄関フロアで、右壁側に棚があり、文庫がソロソロと並んでいる。海外文学文庫・エンタメ系文庫・岩波文庫など。奥に進んで一段上がると、そこがメインフロアである。古着と古本が混在し、手前に文庫と単行本と洋書が詰まった回転本棚が二本、そして右壁沿いに棚が設えられ、古本が並んでいる。奥からマスク姿のご婦人が、ハイトーンで「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた。岩波文庫・哲学&思想・社会問題・洋書・芸術・桜庭一樹・恩田陸・スターウォーズ・バットマン・コミック・文学・ラヴクラフトなどなど、硬軟と新古と和洋が混ざった不思議な品揃えで、恐らく読了した本を並べたと思われる、商売気を抜いた個人嗜好の強いお店である。値段は激安から通常値まで様々。二見書房「3D怪奇スリラー館」ちくま文庫「猿飛佐助/杉浦茂」を購入する。
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