2022年07月07日

7/7東京・荻窪 古書かいた

kosyo_kaita.jpg
駅の地下コンコースから北口地上に出ると、目の前にはバス停のテント屋根でぐるりと囲まれた、賑やかなロータリー。そこをぐるっと東側から北に伝い、『青梅街道』に出て直ぐの横断歩道を渡る。『荻窪駅前商店会』のアーケードを東に抜けると、ビルの間に『ことぶき通り』のゲートが出現するので、それを潜って北へ。小さな商店が蝟集する小さな通りを北に進み、小さな十字路をひとつ越え、道なりに北東へ進むと、おおっ!左手に本日開店した古本屋さんの立看板や開店祝いの立花が目に飛び込んで来た。こんな懐かしく好ましいロケーションの路地に古本屋さんが誕生したなんて、大喜びすべき事態である。大きな水色のテント日除けの下には、クロームフレームのウィンドウと入口と、装飾のブロックガラス…とても昭和な雰囲気である。元は美容院とか喫茶店とか?ウィンドウ前には木箱が三つ置かれており、55均文庫と110均単行本が詰められている…ぬぉっ。角川文庫「骸骨の黒穂/夢野久作」を早速発見!この一冊を店頭で見つけたことで、このお店は強く心に刻まれてしまうであろう…。薄暗い店内に入ると、アルファベット“J”型の空間である。右壁手前にはまずはスチールロッカーが据えられ、その奥はスチール棚が続く。長細いフロア中央には、鋳物の足のテーブルとスチール棚が置かれ、左壁際もスチール棚が設置されている。“J”の先っぽの部分には、飾り壁棚と、窓下には古いモルタル細工で仕切られた低空間…どうやらこれは元のお店にあった室内人工池らしく、今は古本が詰められ、『池の中の本110』の小さな札が取り付けられている。これは愉快な古本池だ!とすぐさましゃがみ込み、縁日の金魚すくいでも楽しむように古本を物色し、一冊釣り上げる。店内の棚は開店初日とあってブランクが目立つが、先っぽ部分には文学・コミック・児童文学・「赤毛のアン」が目立ち、左壁棚には日本文学(古書アリ)・詩集・海外文学・思想など。中央には面陳アートブック.美術・江戸。そして右側のロッカー内とスチール棚には、アート&ビジュアルブックや図録が大量に重々しく集められている。アート大型本や文学に強そうなお店であるが、まだまだ目指すところを形成中らしいので、この先の完成・成長・変化が大いに楽しみである。値段はちょい安〜普通。先述の久作文庫と、現代社「慕情の旅/芝木好子」講談社「ぼくの裏町ぶらぶら日記/滝田ゆう」を計715円で購入する。帳場に立つのはお店のイメージキャラらしき恰幅の良いオッサンとは異なる凛々しい青年で、レジシステムはタブレットで行う、昭和な店内空間とは打って変わった現代的運営。何はともあれ、この荻窪北側に古本屋さんを開店していただき、ありがとうございます!
posted by tokusan at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック