2023年04月05日

4/5イレギュラーズで犬猫と思う存分戯れる。

本日は午前十一時過ぎに西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に参上し、たちまち盛林堂・イレギュラーズとなって、店主・小野氏とともに北関東にある、名アンソロジスト細谷正充氏邸に急行する。最近余りにも本が増え過ぎたので、ちょっとさすがに二十万冊から少し減らしたいと、緊急連絡が入ったのである。と言うわけで盛林堂号に乗り込み、車内でおにぎりをパクついて昼食を済ませ、午後一時前に現地に到着する。まずは細谷氏に挨拶する前に、ガレージで飼われている黒柴に全力で挨拶して可愛がりまくり、息を荒くしてから邸内へ。本日のミッションは、三階・二階・一階にそれぞれ選別して出された不要本を結束し、ひたすら運び出すのがミッションである。その2/3がコミックで、およそ一千冊強。本束数にすれば五十本強である。早速作業を進めながら、途中で再び黒柴を可愛がりに行ったり、三階の書庫で寝ていた猫を撫でまくったりしながら、着実に作業を進めて行く。
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途中細谷氏から、「疾風!日本尖端文學撰集」について、「最初が藤澤桓夫の意外な作品で、その後もあの作家がこんな作品を書いていたんだというのが連続して、いや新鮮でしたよ」とお褒めの言葉を頂戴する。アンソロジーを編む大先輩から、そんな言葉をいただけるだけで大大大感激です!そんな風に喜びに打ち震えながらも、作業途中にまたもや黒柴と遊びまくったりして、午後三時半には作業を終了する。細谷氏と黒柴と猫に別れを告げて、結束本を積載した盛林堂号は走り出すが、まだ帰路に着くわけではなく、さらに一時間程走った後に、水玉蛍之丞研究家であり、「SFマガジン」ブックガイド担当のすけきよ氏の新築住宅に立ち寄り、広大な書庫を見学する。まだフロアに棚は建っていないが、壁棚を埋め尽くす大量のSF・幻想・アメコミ・アート・絵本を見回して嘆息…人間の欲望は、もしや神の想像を超えているのではないだろうか…そんなことを考えさせられるほどの物量なのであった。書庫の完成が楽しみでもあり、また恐くもあり……。そんな寄り道をしていたので、西荻窪に着いたのは午後七時。急いでお店と倉庫に本束を下ろして、本日の作業は無事に終了。お疲れさまでした…と言いたいところだが、今日はまだ古本を買っていない!と小野氏に切実に訴え、横田順彌氏旧蔵書の本郷書院「冒險小説 海島奇傑/押川春浪」を三千円で購入し、心地良い達成感と疲労を抱えて帰宅する。
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posted by tokusan at 21:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様、素晴らしき3人、お会いしたことがないけれど、蔵書家の、棚。えっ、横田順彌氏の蔵書の行方、気になっていましたが、はじめて活字で、ここに?にあったのか、と、密かに思いました。だれかのもとに行ったのでしょうか。
Posted by おいもさん at 2023年04月07日 19:11
横田さんの蔵書は、ほぼすべてが古本屋さんの手により、市場から様々な古本屋さんへと渡りました。運が良ければどこかのお店や古本市で出会えることでしょう。役目を静かに終えた古本たちは、次に必要としている人の元へ!
Posted by 古ツア at 2023年04月09日 16:28
古ツア様、横田順彌氏の蔵書、情報ありがとうございます。どこかで逢えることを祈ります。やはり、必要な方に行くのでしょうか。
Posted by おいもさん at 2023年04月09日 21:17
念ずれば花開く!
Posted by 古ツア at 2023年04月10日 19:17
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