これは納戸新カラーボックスにすでに文庫を収め始め、ご満悦の日下氏。
そこで本日のミッションは、マンション書庫・CD部屋奥の翻訳本をすべて運び出し、本邸の空いた棚に移植するというものであることが告げられる。早速盛林堂号&日下号でマンションに急行し、まずは日下号の後部座席に満載だった、必要VHS袋を下ろして運び込む。VHSを取り出し台所に積み上げた後、それらの袋と持参した袋を再利用し、翻訳本を詰め込み(短距離の移動なので、結束&箱詰めよりは楽&時間節約との判断である)、移動させるのである。私が棚から翻訳本を次々掴み出し、それを小野氏が袋に詰めて行く。
翻訳本の総量は、天井までの棚一面(本は二重に収まっている)と、その前に積まれた山々なので、やはり結構な量で、およそ二時間かけて袋詰めが完了する。それらを今度は車まで運ばねばならぬのだが、これが重い重い…ひとつに単行本が三十〜四十冊入っているので、両手で一つ持つのが精一杯。そんなものをおよそ三十袋運び出したら、腕の筋肉がたちまちパンパンになり、急速に体力を使い果たしてしまう…。
すでに時刻は正午過ぎとなったので、車に本を満載したまま駅前に出て、お寿司昼食。午後の本邸運び込みに備え、エネルギー補充と休息を同時に行う。満腹後の本邸では、盛林堂号を玄関ギリギリまで横付けし、本袋を次々運び上げて行く。運び上げたそばから、小野氏が袋から本を取り出しつつレーベル選別を行い、日下氏がそれを所定の場所に収めて行く流れをとる。ちなみにそのニュー翻訳本棚の脇にはダブり本プール棚が存在し、現在は都筑道夫&山田風太郎がギッシリ…わかってはいたが、やはり常軌を逸した光景である…。
そんなこんなで三十の砂袋みたいな重さのものを運び上げたので、またもや体力は簡単に消失…しばらく本邸廊下で、休息を貪ることにする…ハァハァハァハァ……。
だが容赦なく作業は舞い込み、百冊以上の論創ミステリ番号揃えを廊下で行う羽目に…うぉぉぉ、見にくいナンバーに頭の線が切れそうだぁ…。途中小野氏に呼ばれ、非常に珍しい本だと東都書房「まだ殺されたことのない君たち/B・マスロフスキー 木々高太郎・槇悠人 共訳」を見せてもらう。
う〜む、全然知らない本だ。頭の中にインプットしておこう。さらにちょっとした息抜きの間に、スべントンシリーズが仕事部屋の棚にまとめられているのを発見。あぁ!シリーズ物だけじゃなくて、この前偶然手に入れた「迷探偵スベントン登場」(2023/05/06参照)もちゃんと帯付きで並んでいるじゃないか!…やはり恐るべきは日下三蔵なのである…。
というわけで午後五時過ぎには無事に作業終了。翻訳本棚の移植が見事成功したわけである。ふぅぅぅぅぅ、本日も大変おつかれさまでした。次回はポケミスも運び、ダブり本のチェックをしないといけませんな…恐らく驚くほどダブりが産出されるのだろうな……。
さて、恒例のハードワーク労い古本の授与であるが、今回特に嬉しかったのはこの二冊。ハイコミックス「闇に笑う男/原作・島田一男 脚色・岩井しげお」(ちなみにこの本は三冊トリプっていたのだが、実は一冊だけは三方を断裁したリサイズ本であった。本来ならこれは異装本として手元に置いておくはずなのだが、日下氏が「これは一冊あれば…」と分けてくれたのであった)文華新書「ぼくのヨーロッパ飛びある記 忍法・山田風太郎さんと二人三脚で/高木彬光」であるが、さらに日下氏の父上から「いつも大変お世話になっています」と東欧産の白ワインもいただく。ありがとうございます!これからも日下邸書庫能力アップ作業、がんばります!

