2023年05月19日

5/19神々のいる神保町。

昨日は夕方に古本を携え西荻窪に出て、「盛林堂書房」(2012/01/06参照)内の「フォニャルフ」棚をズバズバ思い切って入れ替える…大阪での古本販売が無くなったので、こちらに遠慮なく精選古本を投入出来るのである。そんな古本たちがスピード感を湛えつつくるくる棚を回りますので、引き続きよろしくお願いいたします。たまたま買取から戻って来た店主・小野氏の、買取本束店内搬入を徐に手伝いつつ、ついでに光文社文庫「悪魔博士/鮎川哲也」(あまり見かけない、鮎川ジュブナイル作品の文庫本である)宝石社「1962推理小説ベスト20 vol.2/日本探偵作家クラブ編」(この年の夏頃に、『日本探偵作家クラブ』は社団法人『日本推理作家協会』として認可される予定なので、巻末に『社団法人 日本推理作家協会 定款〈草案〉抜粋』が載っているのが興味深い)を計200円で購入する。

本日は迫り来る雨雲に巻込まれる前に古本を買ってしまおうと、午前十時過ぎの神保町に駆け付ける。「東京古書会館」(2010/03/10参照)で今日明日開催されている「趣味の古書展」を覗く。ほどほどの混み方を見せる会場を一回りして、都市出版社「妖談・霞ヶ関ビル十三階/武智鉄二」プレブス社「西歐物語/芹澤光治良」産報 ウラコミ・シリーズ1「首輪のない猟犬たち★トップ屋」を計800円で購入する。「妖談・霞ヶ関ビル十三階」は雑誌「血と薔薇」に連載していて未完に終わった『八重霞』を書き継ぎ完成させた、SF仕掛けの長編ミステリーである。
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そんなささやかな報酬を手に入れて会場を出ようとすると、北原尚彦氏にバッタリ遭遇する。氏は古本市後に、東京宝塚劇場に『カジノ・ロワイヤル』を観に行かれるそうである。すっかりヅカファンになられましたな。その後は神保町をフラフラと流して行くが、特に手にする獲物には出会わずに、いつの間にか『神保町交差点』も通過して「NAGA」前。すると銀フレームワゴンを見ていた風書房さんに「こーやーまーさん」と声をかけられる。すると続いて、風のように森英俊氏が長身を、生温い風に揺らしながら姿を現わした。おぉ、連続して神々に会ってしまった…。森氏からは閉店した「古賀書店」(2011/12/16参照)が「矢口書店」(2011/04/20参照)になったことを教えられる。ということは、あの看板建築は二店とも「矢口書店」になったわけか。とにかく跡地に古本屋さんが入って良かった良かった。そう喜びながら店舗を見に行ってみると、「矢口書店」レフトは開店中だが、「矢口書店」ライトはカーテンが閉ざされており、13時から営業するとの貼紙がガラス戸にあった。開店まで後二時間もあるので、次の機会を待つことにしよう。
posted by tokusan at 14:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様、古くは、中島河太郎氏と連れ立った山前氏の、2人の神、当地では、岡崎氏神、東京では、北原氏、また、私が一番で、2番目、3番目の、森氏と浜田氏をさしおいて、並んで、開始前に、行き先を迷った私に、神たちは優しく、こちらです、と言われました。超人神の日下氏にもお会いしました。感激。しかし、まだ、古ツア様にはお目にかかっていません。いつか神に出会えるかも。
Posted by おいもさん at 2023年05月20日 11:58
神々の饗宴……。
Posted by 古ツア at 2023年05月20日 17:12
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