ある秋のイベントについての相談が舞い込む。…ううむ、となると、古本をたくさん準備しなければならぬなぁ……と早くも気をもみながら、午前十時に高円寺まで移動し、「西部古書会館」(2008/07/27参照)で「西部古書展書心会」(7/7〜7/9)の熱気溢れるスタートを体験する。集中力の凄まじい古本修羅の激しい思念に晒されながら、北原尚彦氏やPICOROCO氏とお会いし、学研 少年・少女新しい世界の文学9「オルリー空港22時30分/ポール=ベルナ」早川書房「新青年の頃/乾信一郎」出版芸術社「悪霊の群/山田風太郎 高木彬光」を計780円で購入し、ひとまず家に引き上げる。そして午後、武蔵境に出たついでに、古本屋さんを巡り倒すことにする。まずは西武多摩川線で一駅移動し、新小金井の「尾花屋」(2017/06/15参照)を訪問。春陽堂「江戸川乱歩全集3」を300円で購入し、武蔵境に取って返す。次は駅北側の「おへそ書房」(2019/07/28参照)へ。彰國社「西洋建築史圖集/日本建築學會編」あかね書房「もじのえほん かたかなアイウエオ/やまもともりひさ・ぶん むらかみつとむ・え」を計200円で購入する。「かたかなアイウエオ」の『やまもともりひさ』は山元護久で、五十音すべてのひらがなに対応するイラストを村上勉が華麗に描いている。“ア”の紙容器のアイスクリームの絵が、ノスタルジイを激しく刺激する!

次は南に赴き、「プリシアター・ポストシアター」(2015/01/03参照)へ。「この暑いのにようこそ」と慌ててマスクを装着した店主に出迎えられるが、店内に蔓延る大量の買取品である露&仏演劇系洋書が、棚の邪魔者であることを告げられる。と言うわけで見られるところだけ見て、文春文庫「長谷川一夫 男の花道/山村美紗」を350円で購入し、「本が片付いた頃にまた見に来ます」と宣言しておく。帰りに元「境南堂書店」(2009/02/11参照)前を通りかかると、建物は荒れ始めているが、新しい催事(「中央線はしからはしまで古本フェスタ」)のポスターがしっかり掲出されているので、何だか不思議な雰囲気である。特に隣りのガレージ側が、荒廃度合いがアップしているのでより好ましい感じに!

最後に阿佐ヶ谷にて「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に立ち寄り、三一書房「竜二・ちょうちん/金子正次」を110円で購入し、本日の古本買いを終了する。
posted by tokusan at 17:58|
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