午後一時に『下北沢一番街』に流れ着いたので、まずは「古書明日」(2017/01/31参照)に行ってみると、催事のために臨時休業との貼紙が、シャッターががっちり下ろされた理由を雄弁に語っていた…残念。そのまま商店街から南に流れ出て『茶沢通り』に入り込み、「古書ビビビ」(2009/10/15参照)へ。春陽文庫「かみなり先生青春帳/鳴山草平」朝日新聞社「人さまざま(続)/朝日新聞社編」を計350円で購入する。昭和30年刊の「人さまざま」は、朝日新聞の学芸欄で当時の文壇で活躍する作家を取り上げ、その横顔と実態を明らかにするコラムをまとめたもの。これは第二弾なのだが、大坪砂男・香山滋・城昌幸・橘外男・水谷準らも登場し、探偵&推理小説界の隆盛を感じさせてくれる。すべての作家の似顔絵を清水崑が担当している。続いて「ほん吉」(2008/06/01参照)に赴き、今日はやけに古い本がたくさん出ているな!と古本神経を敏感にすると、手の中にたちまち三冊が収まった。文林堂双魚房「小説を書きながらの感想/上林曉」(函ナシ、蔵書印アリ、線引きアリ(これは根気よく消してやる!)なのだが、110円ならばなんのその!)春陽堂「漠留比涅(モルヒネ)/正木不如丘」新樹社 ぶらっく選書「怖るべき娘達/パット・マクガー作 延原謙訳」を計330円で購入する。

店頭でこんな古書が買える喜びよ!ちなみに左が上林の「小説を書きながらの感想」であるが、店内ではちゃんと函付き本が棚に並んでいるのである。
そして阿佐ヶ谷に戻ると、北口アーケードの「千章堂書店」(2009/12/29参照)は水曜は定休日なのでシャッターが下りているのだが、そのシャッターに『8月25(金)は夏休み』の貼紙あり。どうか良い夏の日をお過ごし下さいませ。
posted by tokusan at 17:08|
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