「半七さん」と書かれている。
会館を出て神保町入りし、「三茶書房」(2010/10/26参照)店頭を眺めていると、「なごみ堂」(2010/02/12参照)さんが声をかけてくれた。今日はあまり収穫ナシとのこと。そして「ついこの間、この台に饅頭本がたくさんあったんですよ」と教えてもらう。残念ながら、今は影も形も見当たらないのだが…。その後さらに街を進んで行くと、今度は古本神・森英俊氏が颯爽と現れ声をかけてくれた。挨拶を交わしただけですぐさま別れたのだが、何故か踵を返してこちらに引き返して来た。そして「「@ワンダーJG」(2023/06/20参照)、少し変わったんですが行かれました?スゴいのが出たらしいですよ」「いや、行ってないです。な、なにが出たんですか?」「島久平です。買い逃してしまいました」「うひゃぁ〜〜〜〜」となる。そんなことを古本神に言われてしまったら、大変に気になるので、いつもとはコースを変えて『靖国通り』北側に渡る。お店に入り込むと、奥の北側の通路状スペースに新たな壁棚が増設され、そこに大衆小説や探偵小説類が集められている。なるほどなるほどと見て行くと、おおっ!カバーナシだが、東成社 ユーモア小説全集「地下鉄伸公/三木蒐一」があるではないか!これはずっとずっと読みたかった本。戦後の浅草を舞台にした(浅草の風景描写が事細かで、戦後の混沌とした街を存分に楽しめる)、元凄腕掏摸の、その芸術的テクニックを駆使した。人情物語である。550円なら謹んで買わせていただきます。古本神の導きで、憧れの本が買えました!
※「日本古書通信2023年9月号」のリレー連載『ミステリ懐旧三面鏡』は北原尚彦氏の番。武蔵境のガレージ古本市で出会った、格安激安の「春浪快著集 全四巻」(函ナシ)の、文章を追うだけで古本ハンターの心が熱く燃え上がるお話です。


自分は、開催中の小倉駅の古本市で「依光隆画集 宇宙英雄ペリー・ローダンの世界」を帯付きで買いました。SFファンではないのですが、依光隆のあのタッチを、大きなサイズで見られてホクホクです。
先日、店主の一周忌をむかえました。
その折として当店お客様が追悼文を書いてくださいましたので近況かねてリンクを置いてゆきます。
https://ehonkuruma.blog.fc2.com/blog-entry-1132.html?sp
お店飲み会は私がヤケクソで始めた事ではありますが思いの外評判が良くて大体月1ペースで10名ほど集まり店主を偲んでおります。いつまで続けられるかはわかりませんが母とは違う形での皆様に楽しんで頂けたらと思います。
もし、御迷惑でなければコチラに書き込んで宜しればお誘いいたしますよ?
いずれにせよ「地下鉄伸公/三木蒐一」が550円は羨ましい限り。