2023年09月26日

9/26プチ・新書サイズ本祭り!

デザイン仕事に一つカタをつけ、次はゲラ読みを……だが、昨日買った京極夏彦の最新作「鵼の碑」が面白過ぎて、止められない止まらない(前作「邪魅の雫」から十七年(!?)経っているので、あの精緻に交錯し組み合わされた人間関係を(実は登場人物ですら)すっかり忘れてしまっているので楽しめないのでは?と思っていたが、読み始めたらそんなことはもはや関係なく、たちまち物語の中に落とし込まれてしまったのだ)。だがこの規格外に分厚い本に耽溺していたら、いつの間にか日が暮れてしまうのは確実である。そう気付いて本を机上に置き、買いものついでに古本を買いに行くことにする。と言うわけで、いつの間にかいつもの吉祥寺である。「バサラブックス」(2015/03/28参照)で、小学館「サライ」2020年5月号別冊付録「地底国の怪人/手塚治虫」中央公論社 ともだち文庫「ビルマの竪琴/竹山道雄」を計200円で購入する。レジでは新バイトなのか、パンクな女性が店長さんからレジのレクチャーを受けていた。続いて「よみた屋」(2014/08/29参照)に向かうと、入口脇の300〜500円安売棚がいつの間にか古めの百均新書&新書サイズ本に入れ替わっていた。主に思想&運動関係であるが、下層労働者や売春関連も含まれており、グイッと古本心を惹き付ける部分がギラリと輝いている。一番最初に手にしたのは、光文社カッパブックス「日本女地図 自然は、肉体にどんな影響を与えるか/殿山泰司」である。さらに東洋書館「東京のサラリーガール ご存知ないのはあなただけ/藤原審爾」(昭和31年刊の、“サラリーガール”所謂働く女性の生活と生態と意見を調査した一冊)現文社「無籍者/池田みち子」(山谷労働者小説)青木書店「売春 この実態をどうしたらいいか/神崎清」講談社ロマン・ブックス「危険な関係/新章文子」を抜き取り、計550円で購入する。やはり「日本女地図」と「東京のサラリーガール」が出色の獲物である。「よみた屋」さんには、毎度の如く感謝である。さぁ、帰って「鵼の碑」の続きを……いや、ゲラだ。ゲラを読むんだ。
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posted by tokusan at 16:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様、夜は、読書会があるので、早めに、古書店へ。古本ごころは、わあ、同じで、本が並べられていたら、古ツア様と同じものを買っていたかもしれない。と思います。くすぐられる収穫の並びです。いつのまにか秋、古本の秋。
Posted by おいもさん at 2023年09月26日 16:34
いや、これは嬉しい収穫なので、同じ立場だったら、絶対同じ本を買っているはずです!
Posted by 古ツア at 2023年09月27日 18:38
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