2024年01月19日

1/19だが、これで読める!

朝から家でこなさなければならぬ些事と向き合いゴソゴソバタバタ。だが当然古本は買いに行こうと、お昼のご飯を仕掛けてから神保町に一目散。「東京古書会館」(2010/03/10参照)ちかの『和洋会』に潜り込む。時刻はすでに午前十一時前だが、開場時の熱気を未だ引き摺り、客足は引くことを知らない様子。速やかに通路と人の間を経巡り、左奥の「ハーフノート・ブックス」のゾーンに至る。奥の奥にミステリが固められており、プチ・鮎川哲也祭の様相……何処かのお店で見た光景だな…。そんなことが頭を掠めながら、早川書房ジュニアミステリ「青いにしんの秘密/エラリイ・クイーン」講談社ロマン・ブックス「薔薇荘殺人事件 犯人当て探偵小説集/鮎川哲也」金園社「推理小説入門/九鬼紫郎」を、会場内レジで計1100円で購入する。
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満足して地下から脱出し、神保町をなぞりつつ帰路に着く。「澤口書店巌松堂ビル店」(2014/04/12参照)では、近代文庫「砂男/ホフマン」を百円で購入する。そしてかなり久しぶりに水道橋駅近くの「有文堂書店」(2010/09/03参照)がシャッターを上げているのに出くわす。外壁の安売棚は無くなったみたいだけど、開いてくれるなら御の字である。再会の記念に小さな店内を一周するが、この時は買うものなく引き上げる。
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そして夜、ヤフオク落札品が届く。東方社「新作探偵小説 無償娼婦/香山滋」(カバーナシ)である。ライバルありの1110円で落札する。昭和三十年刊で、後見返しに岡山・奉還町の古本屋「森書店」の古書店ラベルあり。収録作は表題作の他に、『艶獣』『怪魚シーラカンス』『恋の蝋人形師』『火星人はサハラがお好き』『孤独の断崖』…題名を見てるだけでワクワクします…。レア本が多い香山滋の中でも、中の上辺りに属する珍しい本である。裸本でなければ到底手に入らぬ本であるが、その裸本でさえ手に入れるのは難しいと思っていたのである。だが、これで読める!
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posted by tokusan at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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