2024年02月12日

2/12早めに「七七舎」の様子を見に行く。

早めの昼食を摂ってから外出し、一路国分寺へ。三月一杯でお店を閉めてしまう「七七舎」(2016/09/12参照)の様子を早めに見に行くことにする。店頭でも買えるし、勢いのあるお店だったので、非常にショッキングな閉店情報なのである。かくなる上は、閉店までの一月半、なるべく駆け付け面白い本を安く買いたいものである。そんなことを漠然と考えながらお店にたどり着くと、ぬぉっ!入口の扉にはすでに閉店のお知らせが貼り出されていた。
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3/31に閉店すること、その後は倉庫の方で不定期に営業や買取を行うこと、お店跡地は4/26から新店「イム書房」が引き継ぐことなどが書かれている。脈々と古本屋さんが入り続けるこのテナントの伝統は守られる訳だが、やはり「七七舎」に通えなくなるのは、とても寂しいことである。新潮社「三人の超能力者の話/コリン・ウィルソン」ソノラマ文庫「SLブーム殺人事件/辻真先」新潮pico文庫「屋根裏の散歩者/D坂の殺人事件/江戸川乱歩」(平成八年刊の関東限定でコンビニ発売された廉価文庫本である)を計300円で購入する。また来ようと誓いつつ、折り返して吉祥寺まで移動する。「古本センター」(2017/03/06参照)では処分品棚から、立風書房「よくあがる 手づくり世界の凧/広井力」Readymade Press「A TELEGRAM FROM MARCEL DUCHAMP」を計230円で購入する。1990年米国刊のギャラリーカタログ、マルセル・デュシャン回顧展「A TELEGRAM FROM MARCEL DUCHAMP」はかなりの拾い物である。
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続いて「よみた屋」(2014/08/29参照)では、福音館書店「100まんびきのねこ/ワンダ・ガアグぶん・え いしいももこやく」(1961年初版)アニメージュコミックスペシャル『夢幻紳士 怪奇編2/高橋葉介』理論社 どうわの本棚「八月がくるたびに/おおえひで・作=篠原勝之・え」(1973年第19刷。篠原勝之の挿絵&コラージュがハードコアな初期ver)を計330円で購入する。最後に変則的に高円寺に移動し、季節外れの祭行列を巧みに擦り抜けて「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)へ。買取客が冗談のように次々と訪れる中、平凡社 世界名画全集続巻16「ベン・シャーン」東宝株式会社事業部「ミクロの決死圏」(映画パンフ。大伴昌司の寄稿『ユニークな科学者≠スち』掲載)を計600円で購入し、テクテク歩いて帰宅する。するとポストに祝日なのにヤフオク落札品が届いていた。郵便屋さん、ありがとうございます。昭和三十一年刊の小学館「中学生の友」四月号付録 中学生新書3「探偵小説 幽霊塔/江戸川乱歩」である。ライバルなしの二百円にて落札す。この付録本、実は既に持っているのだが、それは表紙に『探偵小説』と書き加えてあったり、扉に旧所蔵者の住所氏名が入ったりしている、難アリ本なのであった。だがこれで、わりとまともな本が手に入り、同じ中学生新書4の「夜光魔人/大下宇陀児」と晴れてペアに出来ると言うものである。
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と言うわけでダブってしまった「幽霊塔」は、いずれ何処かで放出することにしよう。

そして全く関係ない話であるが、ポテトチップスを食べていたら、ハートマークのチップスが出現し、ちょっと幸せになる。こんな他愛ないことで幸せを感じるのだから、人間と言う生き物は、安っぽくてお手軽で、それでいて繊細な愛らしい存在と言えようか。
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posted by tokusan at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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