右がアールデコな看板建築『カルピス食堂』で、左が『キリン食堂』である。その斬新なフォルムはまるでささくれ立ったパイナップル……。
2024年02月29日
2/29『カルピス食堂』!
午後一時前に祖師ケ谷大蔵と千歳船橋の間に流れ着いたのだが、昨日の今日で下北沢に向かうのは何なので、一気に代々木上原に出て、新宿寄りの古本屋さんを、ちょっとだけたどることにする。と言うわけで、まずは坂の下の「ロスパペロテス」(2008/07/14参照)へ。平日昼間なのにたくさんのお客さんが入っているなと思いつつ、半地下空間に降り立つと、ギョギョ!右端通路と中央通路の床板に、たくさんの“×”印が書かれた紙が貼り出されている。そして横に『床がぬけます』と注意書きが…どうやら床板が所々傷んでしまい、危ない状態にあるらしい。“×”印紙に決して足をかけぬよう最善の注意を払い、棚の本を必死に見て行く。何だか地下ダンジョンの罠のようで、スリリングでちょっと楽しい。だが床板が軋ると、少し焦ってしまうのであった。早期の修復を願ってやみません。学習研究社 昭和38年「中学二年コース」新年特大号第4付録・中学生ワールド文庫「外国推理 消えた航海日誌/世界名作 ダニエルの歌」を330円で購入する。お店を出たら、うねうねと続く賑わいの商店街を東に向かい、代々木八幡まで到達。『井の頭通り』まで出て、交差点脇ビル一階奥の「リズム&ブックス」(2011/08/10参照)へ。Q-T BOOK SF「宇宙殺人 SFミステリー/デイヴィド・V・リード」を500円で購入し、『山手通り』まで出て、京王バスに乗って阿佐ヶ谷に帰還する。そして最後に「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に立ち寄り、アルス「現代商業美術全集11 出品陳列装飾集」(函ナシ)を550円で購入する。昭和四年刊の、博覧會を中心とした、装飾門・陳列館・広告塔・賣店などの写真実例集である。海外のものがほとんどだが、ひっそりと咲いた霞草のような、『カルピス食堂』&『キリン食堂』がいい味を出している。『カルピス食堂』…どんなメニュー構成だったのだろうか。食べてみたい……。

右がアールデコな看板建築『カルピス食堂』で、左が『キリン食堂』である。その斬新なフォルムはまるでささくれ立ったパイナップル……。
右がアールデコな看板建築『カルピス食堂』で、左が『キリン食堂』である。その斬新なフォルムはまるでささくれ立ったパイナップル……。
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