2025年03月12日

3/12二日連続のイレギュラーズ!

今日も今日とて盛林堂・イレギュラーズ!と正午前に西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に姿を現わし、二日連続の古本屋さん手伝いに従事する。店主・小野氏が借りて来たキャラバンに乗り込み、神奈川県某所に買取に向かう。それなりの都会的渋滞に始終巻込まれながら、およそ一時間ちょっとで現場に到着。エレベーターの無いマンション二階から、買取交渉成立後に、怒濤のように速攻で大量の古本を運び下ろし始める。主にエンタメ・サスペンス系の文庫本3500冊を、ダンボール箱に詰めたまま&結束し、長い長い二階廊下を台車でガラゴロ階段下り口まで運び、人力で一階エントランスに下ろしてプールして行く。外はいつの間にか雨が激しくなり始めていたので、本を濡らさぬよう細心の注意を払いながら作業を進めて行く。ある程度一階に本が溜まったところで、それを入口近くに横付けしたキャラバンに、さらに濡らさぬよう詰め込んで行く。いや、独りで全部下ろしましたよ。そしてキレイに荷台に詰め込みましたよ、とおよそ一時間半で作業終了。
caravan3500.jpg
後は西荻に帰ってお店にドカドカ下ろすのみ…などと簡単に考えていたら、『環八』が見事に渋滞気味だったので、一時間半かかりどうにか西荻窪に帰り着く。そして小野氏と店番をしていたフミさんと、三人で力を合わせて一気に荷物を下ろしたら、およそ十五分ですべての作業が完了となる。いやいや、本当に雨の中おつかれさまでした。というわけで、とにかくハードなイレギュラーズなのであった。そんな作業の労いとして、函の下部が壊れ、本体も表紙が本文ページから剥離してしまった、宇野浩二の怪奇小説、近代文藝社「女怪/宇野浩二」を支給される。家に帰ったら、函も本体も早速自力でボンドで直すべし(無事にお家で不器用ながらも、安心して読める程度に修復完了できました)!と大いに喜ぶ。
nyokai.jpg
宇野浩二の怪奇小説なんて、ある意味江戸川乱歩の怪奇小説!などと宇野浩二に失礼な感想を抱きながら、やはりすっかり疲労した身体を引き摺り、いよいよ激しくなって行く雨の中を帰宅する。
posted by tokusan at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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