
そして本日は体調が回復途中のまま、午後三時に吉祥寺〜三鷹間の御殿山に流れ着いたので、とにかく早く帰ってまた横臥しようと、吉祥寺へ向かう。だがもちろん古本は買わねばならぬ!とまずは「古本センター」(2017/03/06参照)へ。ちくま文庫「禁酒宣言 上林曉・酒場小説集/坪内祐三編」を330円で購入する。続いて「よみた屋」(2014/08/29参照)で双葉社「ノンフィクション・マガジン 世界の秘境シリーズ第58集」(ブラッドベリの短篇『小さな殺し屋』が掲載されているが、挿絵は真鍋博である)岩谷書店「宝石 昭和二十九年三月号」(梶龍雄の『愛鼠チー公』なんて作品が)を計220円で購入し、すぐさま阿佐ヶ谷に戻る。そして強風の中、スーパーで古本を大阪に送るためのダンボールを調達し、強風にバタつかせながら帰宅する。あ〜ぁ、早く寝よ寝よ。
※「日本古書通信 2025年3月号」のリレー連載『ミステリ懐旧三面鏡』は北原尚彦氏の番。1992年の兼業作家時代に、南砂町の「たなべ書店」で現在では古書価高めのコレクターズ・アイテムと化している、ポルノSFを買うお話。