午後三時前に桜丘の住宅街に流れ着いたので、そこかしこで満開になっている躑躅の匂いに時に陶然としながら、経堂に向かい「ゆうらん古書店」(2022/09/25参照)着。実業之日本社「開国マーチ/荒木経惟=写真 藤井誠二=文」平凡社「世界の客船/写真=中村庸夫 文=柳原良平」を計600円で購入する。先週に引き続き、ここで大きめの本を買ってしまった……。その後は小田急線→井の頭線→すぎ丸と乗り継ぎ、素直に阿佐ヶ谷に帰る。そして帰り道の「銀星舎」(2008/10/19参照)で、店頭棚の虎馬書房「米沢嘉搏に花束を/『米沢嘉搏に花束を』制作委員会編」が即座に目に留まり、300円で購入する。マンガ評論家・米沢嘉搏の仲間や家族や近親者が、米沢のダークサイド&プライベートに斬り込む、大体一周忌記念本らしい。参加しているメンツがマニアックに豪華すぎてクラクラしてしまう……。

精細な表紙イラストはみやわき心太郎である。
そしてこれを買いつつ、久々に旦那さん店主にご挨拶。すると「あぁっ!久しぶり!」と苦笑しながら帰宅し、すぐさまゲラを一つ戻し、ふぅ〜〜〜と大きな息を吐き、ゆったりと弛緩する。後はのんびりしながら、「悪魔の手鞠唄」の続きでも読むことにしようか。
posted by tokusan at 18:58|
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