2025年04月24日

4/24建立(こんりゅう)セブン像!

午後三時過ぎに、巨大な『東宝スタジオ』近くの砧の住宅街に流れ着く。その住宅街で小さな発見が幾つかあったのだが、まず第一は以前紹介した『野村胡堂旧居地』(2020/12/10参照)だが、古めかしい門構えが消失し、真新しいアパートに変貌しているではないか……うぅ、残念。植栽スペースにあるピカピカの説明板だけが、今やここが野村胡堂が住んでいた場所であることを伝えている。
kodoukyuukyo2025.jpg
名残があるだけマシと言えるが、やはり味気ないのは否めぬのである。だがそれとは逆に、素晴らしい物がいつの間にか建立されていた公園もあったりする。砧八丁目の『砧八丁目児童遊園』に素晴らしき“ウルトラセブン像”が出現していたのである!おぉ、これは、何と神々しい……FRP製のピカピカさもあって、眩しさが倍増!それにしてもこのセブン像は、必要以上に現代的にブラッシュアップした作りではなく、あくまでも俳優・上西弘次が中に入っていた、五頭身半の親しみのあるセブンであるのが嬉しい。出来ればこれは夜、目を黄色く光らせていただきたいものである(ちなみに台座には、『2023年11月3日建立』とある)。
kinuta8_seven.jpg
そんな些細な発見をしつつ、下北沢にササッと移動。「ほん吉」(2008/06/01参照)で集英社「名探偵クマグスの冒険/東郷隆」文藝春秋「彼岸に往ける者よ/横尾忠則」光文社「異形コレクション アート偏愛/井上雅彦監修」を計330円で購入する。さらに「CLARIS BOOKS」(2013/12/01参照)にて、めるくまーる「注目すべき人々との出会い/G・I・グルジェフ」を700円で購入し、井の頭線とすぎ丸を乗り継ぎ、阿佐ヶ谷に帰還する。
posted by tokusan at 19:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様 昨今 この欄を見ていて もとい読んでいて 新しい境地に達せられたと思います 古本だけでなく 取り巻く風景が本にとりいれたようで ますます独自の境地です
Posted by おいもさん at 2025年04月24日 19:57
いや、街歩きは歩くごとに色々な発見があって楽しいです。足の動く限り、これからもうろついてまいります!
Posted by 古ツア at 2025年04月24日 20:50
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック