2025年04月27日

4/27蕨の「なごみ堂」はいよいよ五月六日まで。

閉店セールが始まりすでに一ヶ月強……今は五割引閉店セールを敢行中の、蕨の「古書なごみ堂」(2010/02/12参照&2025/03/15参照)の様子を見に行く。一応、往きの京浜東北線車窓に流れる店舗を視認して見ると、おぉ!ちゃんと開店している。というわけで駅からお店に駆け付け、お客さんのために脚立に上り、高い棚から本を下ろしていた店主に挨拶する。あれから売り上げは順調だそうで、お客さんが来ない日はないとのことだが(店主はいつも通っていた催事に行きたいのを我慢して毎日店を開けているのだ)、本はまだまだ棚に残っている。売れるそばから補充しているのだろうが(恐らく奥の間の壁際古本崖から、続々補充するのだろう)、以前より店頭の本が多くなった気がする。それに平台部分に置かれた密集本タワーたちの存在が、そんな印象をより濃くしているのだ。それにしても昭和的良書がまだまだそこかしこに残っているのには驚く……これは、買い過ぎに注意しなければ……。そう己を戒めながら、棚を上から下まで、果ては通路棚下の開け放たれたストックスペースの本にまで目をピカピカ光らせる。その間にもお客さんが次々と訪れ、店内はかなり賑やかな状態となる……すげぇ、「なごみ堂」がこんなに混み合う日が来るなんて。ますますなごめないじゃないか。そんな店内で必死に本を選び、結果、我慢に我慢を重ねて二冊に絞る。光文社カッパ・ノベルス ドキュメントシリーズ「トキワ荘青春日記/藤子不二雄」三芽書房「日本のサーカス/尾崎宏次」を計1500円で購入する。まだまだ欲しい本はたくさんある。そして閉店セールは5/6(火)までとのことなのである……これは、また来て、買ってしまいそうな予感が、背中を走る……。
nagomi_circus.jpg
これは今日の大収穫。昭和33年刊の、日本のサーカスをルポする一冊なのだが、神戸の版画家・川西英のサーカス版画が多数掲載されているのである。カバーももちろん川西英。また写真は、伝説の写真家集団“ViVO”のメンバーだった丹野章が担当。以前「盛林堂書房」(2012/01/06参照)で「こんな本入ったよ」と見せてもらったことがあり、川西版画のモダンさや、当時のサーカスを活写したモノクロ写真に激しい魅力と欲望を感じ、頭の中に刻み込んでいた一冊なのである。見たことがなかったら、恐らく手にしていなかっただろう。
posted by tokusan at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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