2025年07月29日

7/29宣言通りにギャラで古本を買いに行く。

朝から暑くなる前にある程度仕上げてしまおうと、必死に原稿書きを進める。ある程度カタチが固まった午前十時半、ある約束を果たすために西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)へ向かう。その約束とは、「古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸」のギャラ(どうせすぐに生活の露と消えてしまうので、なくなる前に買わなければ!)で、盛林堂で高い本を買う!というものなのである。本が出る前、あるいは出た後のトークなどで、ことあるごとに『日頃お世話になっているので、たまには高い本を買って恩返し!』と宣言しまくっていたので、もはや知らんぷりなど出来ず、是が非でも約束は果たさねばならぬのである!と意気込み西荻窪。まずは文藝春秋新社「裸の王様/開高健」展望社「アルスのノート 昭和二年早春/野溝七生子」を計200円で購入し、食事のために席を外していた店主・小野氏を待つ。程なくして帰還した氏と、先日の展覧会をお互いに労いつつ、直ぐに本題に入る。狙うは帳場前の棚脇飾りケース下段に入っている、春陽文庫「婦人警官捕物帖/城昌幸」である。春陽文庫レア本の中でも、ちょい上位に食い込む一冊である。実は次回の「日本古書通信」のリレー連載『ミステリ懐旧三面鏡』で、『俺の捕物帳遍歴』と題して捕物帳について書いたのだが、その締めにぜひ読みたい捕物帳の一冊として、この「婦人警官捕物帖」を挙げているのである。そんな原稿を書いたら、常日頃から読みたかったものが、さらに読みたくて読みたくてしょうがなくなってしまったのである。そして今目の前にあるのはカバー付きの一冊……カバーナシ時代の帯だけバージョンなら一万五千円くらいと値段抑えめなのだが、小野氏に聞くと今はないと言う。ならば、これを、これを、これを買うしかないんだ!と一大決心し、二万八千円で購入する……ははは、買っちまった。よぉし、楽しく読むぞう!
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そんな風に清水の舞台から飛び降りたところに、古本神・塩山芳明氏が登場。つい昨日読了したと言う日下三蔵氏の「断捨離血風録」と拙著「古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸」の書評を拝聴する。ガハガハ笑いながら話した後、小野氏を指差し「アンタ、カラーボックス作る人」私を指差し「あんた、本を運ぶ人」と宣い、さらに大笑い。まぁ押し並べて好評なので、良かった良かった。
posted by tokusan at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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