2025年08月04日

8/4本当にさらば、『三鷹跨線人道橋』。

午後三時前に上連雀の端っこに流れ着いたので、ズイズイと北に進み、『三鷹車両センター』の南側に出る。……噫々、『三鷹跨線人道橋』は、ついにすべて解体され、線路の上にはただ夏の青空が広がっている。あの空中に立ち、行き交う電車車両を見下ろしていたなんて、こうなったらまるで嘘のようだ。跨線橋が無くなったのは寂しいが、本当に寂しいのはここに跨線橋があったことを、人々が忘れてしまうことの方が、もっと寂しい……。橋の名残は、南側の礫混じりのコンクリ階段東側の十六段が取り壊し途中で残っているのと、北側のコミュニティバスのバス停に『跨線橋前』の名を留めているだけとなってしまったのである。
kosenkyou_busstop.jpg
せっかく写真を撮ったのに、“跨”の字が入っていないとは……不覚!

そんな都市の小さ過ぎる変化を憂いながら、地下道を潜って(少しは涼しいかと思ったら、ここも涼しくなかった……)線路北側に出て「りんてん舎」(2019/03/30参照)に赴くと、残念ながらお休みであった。先週末の『中央線はしからはしまで古本フェスタ』の撤収作業で、大忙しなのだろうか。というわけですぐに「水中書店」(2014/01/18参照)に回り込み、勁文社 マルチウェーヴ・コレクションvol.1「樹液すする、私は虫の女/戸川純」(再版帯付き)を千円で購入し、炎暑に消耗して帰宅する。
posted by tokusan at 18:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様 跨線橋の遺跡の写真をありがとうございます 継続的な撮影にはお礼いたします 東京にいた時は友人の家の行き帰りのどちらかにおとづれたものでした 懐かしく思い出します 当地には 広島ズームスタ球場そばに 愛宕跨線橋があり まだ現役で堂々とあります 25メートルぐらい その橋近く 昨日日曜日にJR広島駅2階に路面電車が直結 雛型はドイツやイギリスにありますが 日本では初めて 古書関連では 駅周辺にはなくなり 路面電車で10分余りの市の中心部にあります しかし まだまだ古書展も開かれており まだ 古書探索には大丈夫です
Posted by おいもさん at 2025年08月04日 19:39
密かな跨線橋通信もこれが最後でしょうか。残った階段を、モニュメントとして残してくれたりすれば、また報告できるのですが……。そう言えば広島に行った時、路面電車に乗り込んだのは旧ルートでした。
Posted by 古ツア at 2025年08月06日 20:02
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