2025年08月14日
8/14鳩に囲まれた後古本を。
午後三時に赤堤に流れ着き、奇妙な体験をする。歩いていたら、突然周囲をドバサドバサと羽音が包み、気付けば私を中心にして三十羽ほどの鳩が集合している……と、突然どうしたんだと驚きつつ鳩包囲網を慌てて突破すると、またも多重の羽音とともに鳩どもも移動し、再び私を取り囲む……これはどうやら、この鳩どもを餌付けしている人と、私を勘違いしているらしい……何かが、帽子かリュックか、それとも歩行認証が、鳩どもを勘違いさせてるらしいのだ。多少の恐怖を感じながらある程度その場を離れると、鳩どもはようやく解放してくれたのであった。まったくこの暑いのに、ご苦労さんである。そんなヒチコック『鳥』的なアクシデントに遭いながら、テクテクトボトボ東へ一散に進む。少しでも古本分母を増やすために、東松原の「古書瀧堂」(2014/05/01参照)を目指しているのだが、どうかお盆休みじゃありませんように!そう一心に祈りながら店前に到着すると、無事に営業中であった。ありがとうございます!と感謝しながら、店頭で一冊掴んで店内へ。冷房の涼しさをたっぷりと味わいながらさらに棚から二冊選び出し、精算する。三笠書房「未知との遭遇/スティーヴン・スピルバーグ」(第20刷)ひばり書房 ジュニアパンチ「子どものための奇術教室/斉藤倉蔵」日本書院「現代式探偵科學/平田潤雄・秋間保郎共著」を計1410円で購入する。昭和三年刊の「現代式探偵科學」が嬉しい拾い物である。昭和初期の探偵小説ブームに便乗した、一応当時の最新科学からアプローチする探偵術読物なのである。小酒井不木が資料提供しており、著者のひとりは工學士……ちょっと帆村荘六的テイストでありますな。『探偵の科學』『探偵写真』『指紋のなぞ』『ラヂオ探偵』『警察犬の話』『科学探偵に用ひられるレントゲン写真とはそんなものか』などなどの他に、たくさんの探偵話実例集が収録されているのだ……あぁ、これは古本分母ではなく、当分は自分用の本になりそうだ。
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