そして本日は午後四時に陸の孤島的な向井台町に流れ着いたのだが、突然のゲリラ雷雨に見舞われ、にっちもさっちも行かなくなり、住宅街の植栽の蔭で豪雨を凌いでいると、すぐに通り過ぎると思っていた激しい雨足は、その勢いをまったく緩めようとしない…五分…十分……空しく、時が過ぎて行く。すると目の前の住宅の扉が突然開き、見知らぬ奥さまがこちらに近付いて来る。「何をしてるんですか?」と誰何されるのかと思っ大助かりです!と感謝感激し、素晴らしい親切を全身で受け止める。いや、世の中、捨てたもんじゃないですな。世界がこんな小さな優しさで包まれたなら、どんなに平和になることか。そんな風にゲリラ豪雨をどうにか凌ぎ、バスに乗って武蔵境駅に出て、中央線で高円寺へ。「西部古書会館」(2008/05/27参照)の『BOOK&A』初日を覗く。何だかサブカル濃度が高くて楽しいぞ!などと思いつつ、ガレージにたくさん出ていた百円の古い『かがくのとも』&『こどものとも』に興奮する。福音館書店 かがくのとも「ゆげ/大沼鉄郎文・小川忠博写真」「こっぷ/谷川俊太郎文・今村昌昭写真」「いとでんわ/小林実文・小林桜子え」「てとゆび/堀内誠一」誠文堂新光社「斎藤和典コレクション4 変身サイボーグ大百科」サンリオ「旅人くん 出会いあんど別れ/永島慎二」を計1140円で購入する。「変身サイボーグ大百科」と「ゆげ」が大きな収穫である。
それにしても今回の「BOOK&A」は、まだまだ気になる本や欲しい本がたくさん……こりゃぁ、明日も迷わず来ることになりそうだ。

