2025年09月16日

9/16今年の独り古本フェアは『はじめてのヴィンテージブック』。

昨日は長々と電車移動して東東京の外れに顔を出し、駅近くの臨時海鮮丼屋前で、「盛林堂書房」(2012/01/06参照)小野氏・フミさん・緊急結束要員の古本屋さんと合流し、まずはあなご重を食べて腹ごしらえ、満腹してから、すでに一週間前と午前中から、とある大書庫の整理に取りかかっていた買取現場へと赴き、盛林堂・イレギュラーズとなる。今日の私のお仕事は、本をひたすら結束する三人が作り出す本束を、適宜家内様々な場所に移動して積み上げ、動線を確実に確保することである(その他に棚の上に隠れた本下ろしや、本棚の棚板外し、ゴミ集め、そして最終的な本束数確認など雑用もあり)。というわけで、ほぼ引っ越し作業と同等の肉体労働を、午後一時より午後五時まで黙々と継続する……ふぅ、ハードワークですな。およそ四百本、一万冊以上は運んだ計算になるか。この時点で、どうにか書庫整理の終りが見えた感じとなる。結束本は千本ほどと三万冊近い大量さである。後は月末に細かい残り作業を行いつつ、大量の本束を何回かに分けて神保町の市場へ運び出すのである。その絶対に過酷な作業にも当然駆り出される予定。そんな単純でハードな作業の労いとして、京橋書房「智恵の一太郎/江戸川乱歩」を小野氏より渡される。うぉっ!これは乱歩の少年科学推理小説集!と喜び、蓄積された筋肉疲労が一瞬のうちに霧散する。月末の運び出しも、がんばるぞぉ!
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そして本日は午後に下北沢に出る用事があったので、当然「ほん吉」(2008/06/01参照)に寄る。小学館「立体写真集 NIPPON/編・伴田良輔」を550円で購入する。だがこのままでは古本心が激しく物足りなさ気なので、井の頭線で東松原に移動して「古書瀧堂」(2014/05/01参照)へ。第二書房「乳房よ 永遠なれ 薄幸の歌人 中城ふみ子/若月彰」丸善「謎の発光体 球電/エゲリ・ジョルジ 大槻義彦監修」CBSソニー出版「悪魔と踊れ ローリング・ストーンズ物語/スタンリー・ブース」洋泉社「映画秘宝 あなたの知らない怪獣秘大百科」エコー企画「別冊シティロードNo.1 特集もうひとつの'80年代を読む!」を計1320円で購入する。おぉ、好みの本たちで古本分母が増えた感じだ!と小さく喜ぶ。

さて、こんなにも必死に日々古本を掻き集めて,、コツコツコツコツ送り続けていたのは某フェアのためである。そしてその某フェアとは、去年もやった、大阪「梅田蔦屋書店」エスカレーター前一等地の、たった独りの古本フェアである。今年は、秋の全館フェアの一部として開催され、その名も『はじめてのヴィンテージブック』!

新刊書籍は広大な本の世界のほんの一部。絶版本や昔の雑誌など、古書でなければ手に入らない稀少な本の世界に興味はあれど、どこから手をつけたらいいものやら、という方のために、日本全国の古本屋を巡り、稀書・珍本から雑本とも呼ばれる愛すべきスキマ本などを探し続ける古本界の探検家、小山力也さんが水先案内人となって、奥深い古書の世界をご紹介します。

ということなのであります。開催期間は、10/1(水)〜11/9(日)まで。詳細追ってお知らせしますので、何とぞ私の渾身の古本たち五百冊を、よろしくお願いいたします!
posted by tokusan at 16:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様 3万冊の移動は考えただけでクラクラいたします 個人蔵書ですから中味は明らかにするのは難しいですが 50年分はあるかなと想像いたします さらに移動して 今年最後の個人的古書祭りは爽快です ひとりの目利きが選びに選んだ500冊 すごすぎます ワクワクが止まりません 秋ですね
Posted by おいもさん at 2025年09月17日 07:55
三万冊はやはり尋常ではない量です。あれを見てしまうと、500冊でヒィヒィ言ってるのが情けなく思えます。まだまだ精進しなければ!
Posted by 古ツア at 2025年09月17日 18:15
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