2025年09月20日

9/20雨だから一気に高円寺へ。

いきなりニヤついてしまうほど涼しくなった昨日は、午前九時過ぎに家を出て、中央線で御茶ノ水に急行。坂を下って「東京古書会館」(2010/03/10参照)にたどり着くと、地下ホールの催事『趣味の古書展』一日目はまだ開場しておらず、地下から一階入口まで静謐な行列が伸びている。入口際であるその列の最後方に着くと、すぐに列が静々と動き始めた。そのスピードに同調して地下に下り、荷物を預けて会場入りする。スイスイと会場を一周二周し、結局三冊を手にして帳場で精算の順番を待つ。小学館「妖怪大図解/水木しげる」岩谷書店「別冊宝石 読切探偵小説傑作集」新潮社「書下し大コラム」を計600円で購入する。「別冊宝石」は昭和二十七年刊の別冊16号。岡田鯱彦『幽冥荘の殺人』宮原龍雄『不知火』角田実『スクール殺人事件』千代有三『肌の一夜』を掲載。そしてなかなかの収穫は昭和59年刊の「大コラム」であろうか。当時活躍の知識人・有名人百人のコラムで構成された全438ページの分厚い一冊である。表紙は原田治。
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古書会館を離脱したら、しばらく神保町をウロウロ。「アカシヤ書店」(2011/10/13参照)で生活社「鋏だこ/勅使河原蒼風」新潮社「海外文學新選第廿八編 令嬢エルゼ/シュニッツレル」を計200円で購入し、「@ワンダーJG」の奥の古いミステリ&古書売場が一掃され、アメコミ売場になっておいるのを目撃してから、坂を上がって御茶ノ水駅から帰路に着く。

そして本日は午後三時に祖師ケ谷大蔵の外れに流れ着いてしまう……そして雨がサーサー降り始めてしまった。こうなると古本屋さんの店頭は雨仕様となり、ちょっと魅力が半減してしまうのだ。なのでいっそのこと小田急線沿線の古本屋さんに立ち寄ることは諦めて、一気に高円寺に向かうことにする。「西部古書会館」(2008/07/27参照)は『杉並書友会』一日目である。時刻はすでに午後四時を回っているので、多少の諦めムードを漂わせながら通路を一巡するが、なかなかどうして。結構抱え込んでしまっているのであった。講談社「透明な季節/梶龍雄」文藝春秋「洋酒天国 世界の酒の探訪記/佐治敬三」鱒書房「巴里横丁/松尾邦之助」奇想天外社「吸血鬼だらけの宇宙船 怪奇SF映画論/石上三登志」集英社「芸夢感覚 フランキー人生劇場/フランキー堺」ケイブンシャの大百科29「仮面ライダー大百科」寶文館 若草第九巻第一號附録「モダン・ポケット秘書 附若草・スピード年鑑」を計1350円で購入する。昭和八年刊の新年號附録冊子「モダン・ポケット秘書」が収穫である。昭和初期の事象・用語・ビッグデータなどをまとめた、。デザインもタイトル通りにモダンな一冊なのである。
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そして10/1(水)から始まる、大阪「梅田蔦屋書店」の秋の全館フェア『Nice to Read you −はじめましての1冊を−』のHPが公開になりました!
https://store.tsite.jp/umeda/NicetoReadyou/
ちなみに私のフェア『はじめてのヴィンテージブック』のページはこちら。
https://store.tsite.jp/umeda/event/shop/49666-1332280905.html
変です!安いです!面白いです!クレージーです!ぜひともよろしくお願いいたします!
posted by tokusan at 19:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様 ああ もう秋か と思うこの頃 暑さが身にしみました 秋のフェアの準備万端で 素晴らしい さらには 大阪圭吉展示会の総括で 再編集の一冊が来週には出ることで こちらも楽しみです
Posted by おいもさん at 2025年09月21日 07:53
圭吉本、楽しみですよね。展覧会&合本発売で弾みがつき、さらに色々進んだり、発見があればいいですよね。探偵作家・大阪圭吉、まだまだ何かありそうです!
Posted by 古ツア at 2025年09月21日 16:56
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