2025年11月12日

11/12クマゴロウが秋休み中。

午後二時半に練馬春日に流れ着いたので、地下深い都営大江戸線のシートに腰を落ち着け、練馬に出る。続いて地上高架の練馬駅で西武池袋線に三分間乗り、中村橋駅着。さて、「古書クマゴロウ」(2018/03/21参照)に寄って帰るか……とお店に近付くと、おや、シャッターが下りている。がっかりしながらさらに近付き、表に取り残された畳まれた立看板に貼られた営業日カレンダーを見ると、何と10日から18日までの長〜いお休み中なのであった。秋休みか……。仕方ないのでスパッと諦め、バスの乗って帰宅する。するとポストにヤフオク落札品が届いており、無事に今日も古本を手に入れることが出来た!とウキウキ家のドアを開ける。文藝市場社「世界魔窟小説集/梅原北明編」である。2640円のライバルちょいアリで落札す。大正15年刊の、単行本形式の「文藝市場七月特大號」。書名通りの短編小説集で、大泉黒石『唐妓の死』、村松梢風『白象のような女』、長谷川伸『異人臭い髪』、村山知義『一九二二年(一つの魔窟小説)』、辻潤『不協和音でarrangeされたMOZAIK(あるいは麻痺狂患者の惡夢)』、梅原北明『鍵穴の芝居見物』など十編を収録。残念ながらカバーが一部表紙に貼り付いてしまっているが、レアな函付きなのがポイント高過ぎである。今夜はこれを早速繙き、大正時代の悪夢に溺れることにしよう。
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posted by tokusan at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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