2025年11月19日

11/19「竹中書店」よ、大好きだぁ!

午後一時に桜上水の遥か南に流れ着いたので、エッチラオッチラ丘を越え、桜上水駅から京王線に乗車。明大前で井の頭線に乗り換え、雑踏の街・吉祥寺に至る。まずは「よみた屋」(2014/08/29参照)で中央公論社 自然選書「パンダ/R&D・モリス」を110円で購入した後、「古本センター」(2017/03/06参照)へ。処分品棚脇の床積み本の中から、大空ポケット文庫「ぼくらの昭和オカルト大百科 70年代オカルトブーム再考/初見健一」二見書房「続恐怖の心霊写真集 怪奇異色写真2/中岡俊哉」を計130円で購入する。「続恐怖の心霊写真集」はご他聞に漏れず子供の頃のトラウマ本であるが、もうすっかり大人だし今なら大丈夫だろうとページをパラパラ捲ってみる。大概の写真にはもう何とも感じないが、それでも何枚かの写真に改めてゾッとしてしまったので、少し自分にがっかりする。がっかりしながら総武線で荻窪に向かい、「竹中書店」(2009/01/23参照)へ。店頭二百均ワゴンで「テレビ美術 セットデザインと映像の可能性を索目て1951〜1995/橋本潔」を掴み出し、店内に持ち込み購入する。そして意気揚々と帰ろうとすると、通路棚の脇に、黒塗りの大きな文箱のようなものが置かれており、古い雑誌や小型本や紙物などが乱雑に入っている。ちょっと面白そうだなと思い、ガサゴソ探る。すると!東京限定本倶楽部 吾八叢刊壹「巴里幻想集/日夏耿之介譯」なんていうとんでもないものが出て来たではないか!青黒い函から本体を取り出すと、限定印刷190部(60部(1〜60)特漉局紙印刷、130部(61〜190)鳥ノ子紙印刷)の内の、No.56で、万年筆署名入り。それが奇跡の二千円なので、慌てて帳場に引き返し購入する。二度も応対してくれたご婦人は「日夏耿之介……こういう本、段々少なくなってきてるんですよね。良い本ですから、しっかりと包装しておきますね」とニッコリ。ありがとうございます!譯詩はシャルル・ボオドレエル、ポオル・ヹルレエヌ、マルセル・シュオブ、アロイジゥス・ベルトラン、フランソワ・ヸヨンを収録。表紙や扉の版画は、関野準一郎の自刻&自摺なのである。「竹中書店」よ、大好きだぁ!
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posted by tokusan at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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