と喜びつつ、そのまま夜の新宿に向かい、クラシック・ミステリ評論同人誌「Re-ClaM」の忘年会に参加する。と言っても参加者は主催の、三門優祐氏と盛林堂・小野氏、それにスペシャルゲストの脚本家・柳井祥緒氏なので、気楽なものである。非常に楽しく酔っ払う。そして本日は正午過ぎに高井戸の来たに流れ着いたので、冬の『環八』を一生懸命伝って荻窪に至り、「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)で買物する。店頭220円均一棚に五冊ほどの内田康夫署名本が放出されていたので、一冊だけ古いヤツをサルベージする。廣済堂「後鳥羽伝説殺人事件/内田康夫」(署名落款入り)河出文庫「水木しげるの妖怪文庫 三」文藝春秋「妖盗S79号/泡坂妻夫」東京創元社「樹のごときもの歩く/坂口安吾 高木彬光」を計550円で購入する。
「樹のごときもの歩く」が110円なのは嬉しいね。特徴的な装幀は藤城清治の仕事。「後鳥羽伝説殺人事件」は昭和57年初版で、後にドラマ化され大ヒットとなる“浅見光彦”シリーズの第一作である。水谷豊の浅見光彦、好きだったなぁ。それにしても水谷豊は、時代時代にヒット作を持つ、稀有な役者である。『傷だらけの天使』→『熱中時代』→『浅見光彦シリーズ』→『相棒』。

