駅北口を出て、ガード沿いに東に横断歩道を渡る。すると道が化粧タイルで飾られた『阿佐谷新進会商店街』が現れる。そこに入ると、道はすぐにY字路となり二手に分かれる。北に向かう『西友』裏手の『神明宮』ぬ向かう道を選択。するとこれまた直ぐに右手に、舗装されていない砂利道が現れる。そこに入り込むと、うらぶれたアパートが二棟並んでいるのだが、手前アパート一階の102号室が件のお店である。開かれたアパートドアとは別に、新たに軽量の木の観音扉が設置されている。それをパカリと開けると、アパート一室を改装した、小さな白い空間である。入って直ぐ左が帳場となっており、ニット帽に長髪の店主が後姿を微動だにせず「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。妙なるフリージャズが流れている。上がり込む感じで一段上がると、中央にテーブル、右に銀のフレームラック、右奥の押入れだった場所にディスプレイ台、奥の窓際に幅広の棚、そして左壁沿いに十五のスペースを持つ棚が置かれている。銀フレームラックや中央テーブルには、実験音楽のカセットやCDが、数多くディスプレイされている。それに新刊が少々。古本はラックに選書類が横積み、元押入れ近くに小さな文庫棚がひとつ。押入れディスプレイには寺山修司・荒木経惟や「WAVE」の写真特集。奥の棚には建築・美術・写真・洋書・絵本。左の棚には、最上段にSF文庫がズラズラッと並び、下の十五のスペースには、コミック・生物・自然・科学・海外文学・思想・哲学・社会などが収まっている。どこも好奇心を刺激する棚造りが為されており、見ていて楽しい。最近の人は、自分の好ましい宇宙観を提示するのが、本当に上手である。まぁこれは、本の数がそれほど多くないから可能とも言えるのであるが。値段は普通。ハヤカワ文庫「カウント・ゼロ/ウィリアム・ギブスン」を購入する。定休日が水・木・時々日曜+不定休とかなり変則的だが、ここは面白いのでまた来てみよう。そんな風にお店に上手く入れてい家に帰ると、ポストにヤフオク落札品が届いていた。童心社「キリキリのパイプ/古世古和子・文 辻まこと・画」である。ライバルなしの1500円で落札す。背文字が焼けてしまっているが、ビニカバ帯付きなのが素敵。辻まことの挿絵は都合十九枚入っている。
2025年12月21日
12/21東京・阿佐ヶ谷 鹿のデコイ
日曜日の午後、雨が降っていない間に古本を買っておこうと、ノンビリ外出する。まずはいつものように「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)の店頭棚とにらめっこし、扶桑社文庫 昭和ミステリ秘宝「なめくじに聞いてみろ/都筑道夫」講談社「海野十三敗戦日記/橋本哲男編」を計220円で購入すると、店主・天野氏が「あのお店どうですか?」と聞いて来た。実は最近氏から、あるお店についてタレ込まれたのだが、その場所を既に二度見に行っても、お店の気配すら感じられないのである。あるのはうらぶれたアパートだけ……本当にお店なんて存在するのか?と思いかけていたのだが、氏の話ではお店に入った人がおり「なかなか良かった」と言っていたとのこと。むぅ、もう一度、チャレンジしてみるか……。というわけでコンコ堂を後にして、件の場所に赴いてみる。……う〜ん、やっぱりただのアパートだけどなぁ……おや?一階のある一室が、扉を開け放しており、その扉の裏には紙がペタペタペタペタ貼付けてある。あっ!アパート外階段裏側の上部に、良く見たら細長いお店の看板が掲出されているではないか。うわぁ、本当にあったんだ。コンコ堂さん、ちょっと疑ってしまって、すみませんでした……。

駅北口を出て、ガード沿いに東に横断歩道を渡る。すると道が化粧タイルで飾られた『阿佐谷新進会商店街』が現れる。そこに入ると、道はすぐにY字路となり二手に分かれる。北に向かう『西友』裏手の『神明宮』ぬ向かう道を選択。するとこれまた直ぐに右手に、舗装されていない砂利道が現れる。そこに入り込むと、うらぶれたアパートが二棟並んでいるのだが、手前アパート一階の102号室が件のお店である。開かれたアパートドアとは別に、新たに軽量の木の観音扉が設置されている。それをパカリと開けると、アパート一室を改装した、小さな白い空間である。入って直ぐ左が帳場となっており、ニット帽に長髪の店主が後姿を微動だにせず「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。妙なるフリージャズが流れている。上がり込む感じで一段上がると、中央にテーブル、右に銀のフレームラック、右奥の押入れだった場所にディスプレイ台、奥の窓際に幅広の棚、そして左壁沿いに十五のスペースを持つ棚が置かれている。銀フレームラックや中央テーブルには、実験音楽のカセットやCDが、数多くディスプレイされている。それに新刊が少々。古本はラックに選書類が横積み、元押入れ近くに小さな文庫棚がひとつ。押入れディスプレイには寺山修司・荒木経惟や「WAVE」の写真特集。奥の棚には建築・美術・写真・洋書・絵本。左の棚には、最上段にSF文庫がズラズラッと並び、下の十五のスペースには、コミック・生物・自然・科学・海外文学・思想・哲学・社会などが収まっている。どこも好奇心を刺激する棚造りが為されており、見ていて楽しい。最近の人は、自分の好ましい宇宙観を提示するのが、本当に上手である。まぁこれは、本の数がそれほど多くないから可能とも言えるのであるが。値段は普通。ハヤカワ文庫「カウント・ゼロ/ウィリアム・ギブスン」を購入する。定休日が水・木・時々日曜+不定休とかなり変則的だが、ここは面白いのでまた来てみよう。そんな風にお店に上手く入れてい家に帰ると、ポストにヤフオク落札品が届いていた。童心社「キリキリのパイプ/古世古和子・文 辻まこと・画」である。ライバルなしの1500円で落札す。背文字が焼けてしまっているが、ビニカバ帯付きなのが素敵。辻まことの挿絵は都合十九枚入っている。
駅北口を出て、ガード沿いに東に横断歩道を渡る。すると道が化粧タイルで飾られた『阿佐谷新進会商店街』が現れる。そこに入ると、道はすぐにY字路となり二手に分かれる。北に向かう『西友』裏手の『神明宮』ぬ向かう道を選択。するとこれまた直ぐに右手に、舗装されていない砂利道が現れる。そこに入り込むと、うらぶれたアパートが二棟並んでいるのだが、手前アパート一階の102号室が件のお店である。開かれたアパートドアとは別に、新たに軽量の木の観音扉が設置されている。それをパカリと開けると、アパート一室を改装した、小さな白い空間である。入って直ぐ左が帳場となっており、ニット帽に長髪の店主が後姿を微動だにせず「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。妙なるフリージャズが流れている。上がり込む感じで一段上がると、中央にテーブル、右に銀のフレームラック、右奥の押入れだった場所にディスプレイ台、奥の窓際に幅広の棚、そして左壁沿いに十五のスペースを持つ棚が置かれている。銀フレームラックや中央テーブルには、実験音楽のカセットやCDが、数多くディスプレイされている。それに新刊が少々。古本はラックに選書類が横積み、元押入れ近くに小さな文庫棚がひとつ。押入れディスプレイには寺山修司・荒木経惟や「WAVE」の写真特集。奥の棚には建築・美術・写真・洋書・絵本。左の棚には、最上段にSF文庫がズラズラッと並び、下の十五のスペースには、コミック・生物・自然・科学・海外文学・思想・哲学・社会などが収まっている。どこも好奇心を刺激する棚造りが為されており、見ていて楽しい。最近の人は、自分の好ましい宇宙観を提示するのが、本当に上手である。まぁこれは、本の数がそれほど多くないから可能とも言えるのであるが。値段は普通。ハヤカワ文庫「カウント・ゼロ/ウィリアム・ギブスン」を購入する。定休日が水・木・時々日曜+不定休とかなり変則的だが、ここは面白いのでまた来てみよう。そんな風にお店に上手く入れてい家に帰ると、ポストにヤフオク落札品が届いていた。童心社「キリキリのパイプ/古世古和子・文 辻まこと・画」である。ライバルなしの1500円で落札す。背文字が焼けてしまっているが、ビニカバ帯付きなのが素敵。辻まことの挿絵は都合十九枚入っている。
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