2025年12月22日

12/22八年振りの「キヌタ文庫」で掘り出す!

冷たい北風で頬をすっかり冷たくしながら。午後二時過ぎに成城の野川の畔に流れ着く。急な段丘に足を掛け、間延びした高級住宅街を経て、小田急線の『成城学園前駅』へ……だがその前に、当然「キヌタ文庫」(2009/10/25参照)に立ち寄る。実に八年振り……おっ、ちゃんとやってるやってる、と喜びながら店頭安売本ワゴン&棚を眺めてから店内へ。おや、以前は入れた右側の小部屋的スペースが、帳場全体が前方に迫り出すことにより、バックヤードと化しているではないか。なので現在のお店は左右の通路(前方&奥で行き来が可能なので、回遊通路である)が、自由に古本を楽しめるスペースとなっている。それにしても、文学と歴史がせめぎあう、相変わらず折目正しい棚造りである。店内に流れるラジオ放送を聞き流しながら、じっくりと一周する。そうやっって選んだ二冊は、なかなかの掘出し物と言えよう。岩波書店「ちいさいおうち/ばーじにあ・りー・ばーとん ぶんとえ いしいももこ やく」新書館For Ladeies「ある日、トツゼン恋が/白石かずこ」を計1200円で購入する。「ちいさいおうち」は『岩波のこどもの本』シリーズではなく、1965年初版の大型絵本である。カバー付きでスリップも入っており、デッドストックといった感のピンピンさが嬉しい。
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そして「ある日、トツゼン恋が」は実は下部がちょっと水ヌレ本なのだが、何と見返しに白石かずこの献呈献辞署名が入っているのだ!献辞は『詩をかくことは How to liveである そしてHow to liveは いつも人間を人生を How to loveなのである』と書かれている。アート・ディレクターは宇野亜喜良で、イラストは横尾忠則が担当している。豪華だねぇ。
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posted by tokusan at 18:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです、お元気ですか。
今日、西荻案内所の方が寄ってくれました。その方の話しですと、昨日、スコブル社に入ってきたということです。来年の1月から開業されるようです。女性の方がやられるようです。以前、スコブル社には行かれたことがありますか。
Posted by モンガ堂 at 2025年12月22日 19:08
タレコミありがとうございます。「スコブル社」以前から営業再開の噂を聞いていたのですが、ついに来年一月に再始動ですか。これは楽しみです。ツアーの記事は、2008年11月5日と、もう十七年前のもの……月日が経つのは、早いですねぇ。
Posted by 古ツア at 2025年12月24日 19:55
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