2025年12月30日

12/30年末年始は“鷲尾漬け”!

原稿の仕上げをして、年末の雑事を少しだけ片付けた後、午後に精選古本を携えて外出。西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)を訪れると、店主・小野氏は店頭補充の真っ最中で、お客さんの間を縫い、忙しそうに立ち働いていた。補充を素早く終えた氏と店内に入り、持って来た古本の買取を依頼する。散々小野氏の古本頭脳を悩ませた後に、無事に交渉成立す。さぁ!そうなったら古本を売ったお金で古本を買わねば!といつもの愚かな思考回路が発動する。最近良い買取があった雰囲気なので、『古本を買いたいのですが、何か私向きのダブり本とか裸本とかありませんか?』と丁寧に聞くと、奥からブツブツいいながら、物凄い本たちを出してくれた。「これ全部鷲尾。全部ダブってて裸本だから、好きなの売ってあげるよ」と、裸本とは言え見たこともないほど揃った七冊の鷲尾三郎本を、ドンと帳場に置いてくれたのであった。同光社「特別捜査本部」「結婚式殺人」「假面の死神」光風社「地獄の罠」「葬られた女」青樹社「虹の死角」(これは後で気付いたが「結婚式殺人」の改題本であった)「屍臭の家」である。クラクラと目眩がし、同時に激しく血迷い、と同時に購買意欲がこの上なく激しく燃え上がってしまい、全冊を購入することを即座に決定する。金額は、一年間盛林堂・イレギュラーズとして務めた功績を考慮して、破格の計一万五千円にしてくれた。あ、あ、ありがとうござい!こりゃぁ年末年始は、完全に“鷲尾漬け”となることが決定!読んで読んで読みまくるぞ!とはしゃぎながら、小野氏とフミさんに来年もよろしくお願いしますと挨拶し、お店を後にする。
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その後はテクテク『青梅街道』まで出て、「古書西荻 モンガ堂」(2012/09/15参照)へ。通路の置かれた古本がかなり行く手を阻む店内を右往左往しながら、年末年始も休まず営業すると言うモンガさんと古本屋さんに付いて色々語り合いながら、サンリオSF文庫「馬的思考/アルフレッド・ジャリ」アロー出版社「死にざまの研究/平岡正明・奥成達」を計800円で購入する。そのまま『青梅街道』をテクテク歩いて阿佐ヶ谷方面に戻りつつ、途中『荻窪警察署』前にあった巨大鳥小屋『ピーポーハウス』が消滅しているのに驚いたりする。阿佐ヶ谷にようやくたどり着いたら、今日が今年最後の営業日の「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に立ち寄り、講談社「漫画の罐詰/田河水泡」を550円で購入すると、店主・天野氏に「今年の買い納めですか?光栄です」と言われ、ついうんと頷いてしまう……あぁだが、明日何処かにやはり古本を買いに行くかも。そうなったらゴメンなさい……と先手を打って心中で謝りつつ、ブラブラと帰宅する。
posted by tokusan at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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