2026年01月03日

1/3“鷲尾漬け”継続中。

昨日実家に帰省した折り、弁護士の義理の甥と話す機会があったのだが、興味深いことを聞く。年末の、法律書に強い水道橋「丸沼書店」(2009/12/17参照)の閉店に(閉店の情報は事前に得ていたのだが、見送れず終いになってしまった。無念である)、弁護士界に衝撃が走ったと言うのだ。多くの人があのお店で、司法試験の参考書を買ったり、尊敬する研究者の論文を求めたりと、大いにお世話になっていたそうである。私は店頭でしかお世話になっていなかったが、見知らぬ古本世界の一面を知ることが出来た、驚きの瞬間であった。そして家では相変わらず鷲尾三郎漬けが継続している。光風社「地獄の罠」(短篇『影のある女』と『消えた屍』も収録)を無事に楽しく興奮のうちに読了し、現在は昭和三十四年五月刊の「結婚式殺人」に突入している。没落貴族の娘と成金の息子が、東京随一の高級ホテルで政略結婚の式を挙げるのだが、そこに双方の元恋人が不穏な影と動きを齎すようで……と、まだこんなところまでしか読んでいない。さぁ、続きだ続き。
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だがその前に、大阪から古本補充通信が入ったので、来週の発送を目指し、古本箱をひとつ形作り始める。西のみなさま、今年も『梅田蔦屋書店』のけったいな古書棚を、何とぞよろしくお願いいたします!そしてさらにフラリと外出し、なんと今日と明日時短営業してくれている「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)を訪う。三が日なのに、変わらず『ひらやすみ』ファンが見物に来ているのがスゴい。賑わう店内を一周し、帳場の奥さまと年頭の挨拶を交わしつつ、新潮社「エンピツ絵描きの一人旅/安西水丸」を440円で購入する。今年も絶対に色々お世話になります!
posted by tokusan at 16:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツア様 今年も年明けからいつもの時間が始まりました 昨年 鷲尾三郎一括で 何か刺さったものがありました 年が明けて そうだ 秋田在住の鷲尾三郎さん こちらは本名で 文通したことがあった と思い出しました 何冊か 著書があって いただいたことがあります 思い出しました
私は 年明けの古書を数点昨日済ませました 
Posted by おいもさん at 2026年01月03日 18:17
そんな同姓同名の方がいらっしゃるとは!良い縁を結びましたね。今年もよろしくお願いします!
Posted by 古ツア at 2026年01月04日 16:57
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