というわけで本日の嬉しい二冊。クライム・クラブシリーズは花森安治装幀で、東京オリンピックプログラムは、亀倉雄策制作ののシンボルマークが金で輝く、勝井三雄のデザイン!ともに現在でも充分通用する一流のお仕事ですな。
2025年09月08日
9/8九月の盛夏の荻窪と吉祥寺にて。
九月の盛夏に辟易しながら、午後一時半に成田東の住宅街に流れ着いたので、懸命に水分を補給しながら荻窪に出る。「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)で、仮面社「心中天網島 篠田正浩作品集」洋泉社「映画秘宝vol.5 夕焼けTV番長」を計440円で購入する。古本分母が微増したので少しだけ安心したが、まだもうちょっと買っておくべきだな、と総武線で吉祥寺に移動する。車両最後尾に乗り込み、ホーム東端の小さな階段を下って、駅商業施設を抜けて吉祥寺の街へ。「よみた屋」(2014/08/29参照)店頭で背中を太陽にジリジリ焼かれながら店頭棚を注視する。晶文社「映画だけしか頭になかった/植草甚一」東京創元社 クライム・クラブ10「死刑台のエレベーター/ノエル・カレフ」「第18回オリンピック東京大会 バレーボール プログラム 駒沢バレーボールコート 横浜文化体育館」を計330円で購入する。「死刑台のエレベーター」函がボロボロだったので均一に出されていたのだが、家に帰りどうにか修復し、少しは見られるようになった。人間諦めないのが肝心である。

というわけで本日の嬉しい二冊。クライム・クラブシリーズは花森安治装幀で、東京オリンピックプログラムは、亀倉雄策制作ののシンボルマークが金で輝く、勝井三雄のデザイン!ともに現在でも充分通用する一流のお仕事ですな。
というわけで本日の嬉しい二冊。クライム・クラブシリーズは花森安治装幀で、東京オリンピックプログラムは、亀倉雄策制作ののシンボルマークが金で輝く、勝井三雄のデザイン!ともに現在でも充分通用する一流のお仕事ですな。
2025年09月07日
9/7日曜日の地下街で署名本を。
午前中は飛び込んで来たデザイン仕事とひたすら格闘。すっかり夏が戻って来た午後に外出し、新宿まで出て『サブナード地下街』の「古本浪漫洲Part.4」(2010/03/04参照)を訪れる。サブナードが結構な人出なので、当然浪漫洲も賑わっているわけである。さすが日曜日。そう思いながら棚やワゴンに視線を走らせて行く。すると上部が図録や大判本で、下の平台に単行本が並ぶ500円ワンコインコーナーで、新芸術社「青いリボンの誘惑/飛鳥高」を手にする。1990年刊の、しばらく筆を折っていた飛鳥の復帰作である。ぴょんと飛び上がって喜びたいことに、この本なんと本扉裏に万年筆で署名が入っていたのである。

やった!ニコニコしながら500円で購入する。この後は高円寺に移動し、「西部古書会館」(2008/07/27参照)にて『高円寺均一まつり』二日目(全品百円)を覗く。スル〜〜ッと気楽に見て回り、講談社X文庫「SFX映画の世界 完全版2/中子真治」光文社文庫「異形コレクション ロボットの夜/井上雅彦監修」三推社講談社「バイクフリークたちの午後/山川健一」中央公論社「僕の日本拝見/大宅壮一」を計400円で購入する。なかなか良い本が残っていて幸せである。「バイクフリークたちの午後」は著者とバイク好き著名人(根津甚八・清水国明・伊丹十三・豊田有恒・御厨さと美・パンタ・松本隆・冨田勲などなど)の対談集である。帰りのトコトコ歩いている『早稲田通り』で、元セブンイレブンが女性専用ジムになっているのに気づく。その名も『アマゾネス』……格好良いな。かなり強くなれそうだな。
やった!ニコニコしながら500円で購入する。この後は高円寺に移動し、「西部古書会館」(2008/07/27参照)にて『高円寺均一まつり』二日目(全品百円)を覗く。スル〜〜ッと気楽に見て回り、講談社X文庫「SFX映画の世界 完全版2/中子真治」光文社文庫「異形コレクション ロボットの夜/井上雅彦監修」三推社講談社「バイクフリークたちの午後/山川健一」中央公論社「僕の日本拝見/大宅壮一」を計400円で購入する。なかなか良い本が残っていて幸せである。「バイクフリークたちの午後」は著者とバイク好き著名人(根津甚八・清水国明・伊丹十三・豊田有恒・御厨さと美・パンタ・松本隆・冨田勲などなど)の対談集である。帰りのトコトコ歩いている『早稲田通り』で、元セブンイレブンが女性専用ジムになっているのに気づく。その名も『アマゾネス』……格好良いな。かなり強くなれそうだな。
2025年09月06日
9/6今日は計十五冊。
午後一時過ぎに上荻の明るい住宅街に流れ着いたので、ツラツラと荻窪に向かう。途中、『環八』脇の薄暗い歩行者用トンネルで中央総武線下を潜り、南側に出てまずは「竹中書店」(2009/01/23参照)へ。作品社「釣堀池/小島信夫」を200円で購入する。続いて「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)の赴くと、偶々野村氏がお店の外に出て来たところだったので、笑顔で挨拶を交わす。大日本の創作絵本「ねらってる ねらってる/東君平=文杉浦範茂=絵」(カバーナシ)福音館書店《こどものとも》203号「てぶくろくろすけ/川崎洋さく 長新太え」こどものとも年少版「ありがとう/舟崎克彦さく 宇野亜喜良え」を計990円で購入する。そこから高円寺に総武線で一気に移動して、「西部古書会館」(2008/07/27参照)の『大均一祭』一日目の二百円均一に突入する。あするとガレージでハヤカワ文庫「モナリザ・オーヴァ・ドライヴ/ウィリアム・ギブスン 黒丸尚訳」を見つけて小躍り。さらに同種のサイバーパンク小説を手にして、リュックを背負ったまま館内へ(均一祭の時は、荷物を預けても預けなくともOK)。すいすいと一周して、ハヤカワ文庫「ニューロマンサー/ウィリアム・ギブスン」「スキズマトリックス/ブルース・スターリング」(ちなみに『日本の古本屋』内の「佐藤書房」(2009/08/26参照)の「スキズマトリックス」商品ページの説明は熱々で最高である)講談社X文庫「SFX映画の世界 完全版1/中子真治」新潮社「音楽の庭 武満透対談集」笑の泉社「臨時増刊 笑の泉 世界艶笑怪奇読本NO.6」白水社「墓地/中井英夫」大田出版「笑う写真/南伸坊」河出書房新社「澁澤龍彦を語る 1992〜1995の対話」学研《クトルゥー神話セレクション》「クトルゥー怪異録 極東邪神ホラー傑作集/菊地秀行・佐野史郎ほか」とともに計二千円で購入する。ふぅ〜、買ったなぁと思いつつ、最後に帰り道の「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)で、双葉社「日本推理小説論争史」を500円で購入し、いつものように『早稲田通り』を伝って徒歩で帰宅する。

このあたりが本日の嬉しいところである。
このあたりが本日の嬉しいところである。
2025年09月05日
9/5台風でも古本を。
さて、台風接近の影響で前線が刺激され大雨であryが、古本は買いに行かなければならぬ。というわけで午前九時過ぎに大きめのビニール傘を差しかけ、たちまち足をびしょ濡れにして、ダイヤの乱れた中央線から山手線に乗り換えて五反田着。駅東側の蜘蛛の巣のカタチの如き裏路地を抜け、「南部古書会館」着。『五反田遊古会』一日目である。さすがに雨が酷いせいか、ガレージには数人のお客さんしかいない。本もほとんど動いていない……とそこに古本屋さんがひとり現れ、「すいません、雨が吹き込みそうなので、シャッターの上の方を下ろします」とガラガラ。傘を会館入口脇に設置された傘立て(すでに傘でいっぱい)の横に置き、ガレージへ。するといきなり、婦人画報社「トラッド歳時記 本格派のためのおしゃれがいど/くろす・としゆき」が目に飛び込んで来たではないか!こりゃぁ幸先の良いスタートだと感じ入り、たちまち他にも五冊選び出す。新潮社「おとなしい妻/多岐川恭」河出書房「黒い河/富島健夫」講談社「小説 巨人の星/梶原一騎」カッパ・ブックス「白いめまい/島内透」秋田書店サンデー・コミックス「大長編怪奇コミックス 黒いねこ面/楳図かずお」とともに計1200円で購入する。たちまちリュックはドッシリとなるが、まだ帰るわけにはいかない。その重いリュックを預けて二階への階段を上がる。するとこちらは大雨なのに大賑わいである……さ、さすがは古本好きたちだ!こちらも負けじと会場をグルグル。角川文庫「エレファントマン/マイカル・ハウエル ピーター・フォード」小学館コロタン文庫43「ドラえもん全百科/監修 藤子不二雄」扶桑堂縮刷涙香集第十偏「白髪鬼」(何故か函は「人の道」……)福音館書店 「母の友」・絵本67「こどものとも スーホのしろいうま/大塚勇三やく 赤羽末吉え」「母の友」・絵本72「こどものとも うちゅうの7にんきょうだい」「こどものとも」90号「ローノとやしがに/北杜夫さく 池田壽之え」を計1100円で購入する。平台の下にあった絵本が特に嬉しい収穫である。「スーホのしろいうま」は1961年の初版ソフトカバーである。「うちゅうの7にんきょうだい」は、宇宙の果ての暗い隅っこにいた星の七人きょうだいが、地球目指して進んで行くうちに、太陽系でお気に入りの星をそれぞれ見つけて衛星になっていくという、大きな物語のSFファンタジー!これは素晴らしい!

これらが今日の嬉しいところ。「黒いねこ面」もたまらんね。良い買物ができました。
これらが今日の嬉しいところ。「黒いねこ面」もたまらんね。良い買物ができました。
2025年09月04日
9/4別名義と本名。
午後一時前に宮坂の『世田谷八幡宮』に流れ着く。それにしてもこの辺りに外国人観光客がワンサカ押し寄せているのはどういうわけだ?……『豪徳寺』の招き猫目当てだろうか?そんなことをボンヤリ思いながら、歩いて小田急線豪徳寺駅へ。各駅停車に乗って下北沢に移動し、まずは店頭が雨仕様の「ほん吉」(2008/06/01参照)へ。現代書館「下駄ばき対談/金子光晴」マガジンハウス「少年ブルータス 死ぬまでマンガを読みたい。」を計330円で購入する。次は緩い店前の坂を逆戻りして、「古書明日」(2017/01/31参照)に直行する(「古書ビビビ」(2009/10/15参照)では朦朧として高い本を買ったばかりなので、怖じ気づいて回避)。こちらも店頭ワゴンが横向きにテント下に収納された雨仕様である。あぁ!また探偵小説作家・朝山蜻一の本名、桑山善之助名義の「笑いの科学」を見つけてしまった。しかも帯付きなので何はともあれ確保する。他に青娥書房「蝶の道/田中清光」(署名入り)国土社「人形劇のバイエル/森昌二」を掴み、さらに店内で講談社「完全犯罪/加田伶太郎」が五百円で並んでいたので喜び、計800円で購入する。

福永武彦の別名儀本と、作家の本名名義本の組み合わせである。「完全犯罪」は先日、荻窪の「岩森書店」(2008/08/23参照)で百均棚に並んでいるのを見つけ一瞬喜んだのだが、本文を確認すると何ページか破れをセロテープで補修してある代物であった。なので購入を見送ったのだが、またこんなところで安値で出会えるとは、ホンワカ幸せである。
福永武彦の別名儀本と、作家の本名名義本の組み合わせである。「完全犯罪」は先日、荻窪の「岩森書店」(2008/08/23参照)で百均棚に並んでいるのを見つけ一瞬喜んだのだが、本文を確認すると何ページか破れをセロテープで補修してある代物であった。なので購入を見送ったのだが、またこんなところで安値で出会えるとは、ホンワカ幸せである。
2025年09月03日
9/3対策が功を奏す。
家で色々やいのやいのやっていたら、夕方にゆうパックが届けられる。先日千五百円で購入した、残念ながら一枚足りない白泉社チェリッシュ・ギャラリー「内田善美 自選複製原画集 少年たちの記憶」(2025/08/28参照)の対策として購入したブツである。事の起こりは、足りないのが悔しくて、『日本の古本屋』で複製原画集を検索したところ、これも中身の四枚欠けた複製原画集が、千円で売られているのを発見したのである。こ、これはもしや!と慌てて紹介写真を確認したところ、こちらの足りない一枚がちゃんと含まれているではないか!オレはツいてるぞ!これは、奇跡だ!とすぐさま注文。それが本日届いたわけである。送ってくれた古本屋さんは豊橋の「湧書館」。その昔、笹塚に実店舗があったお店である(私は未踏である)。そんなことを思いながら、十円と十五円の切手が表裏全面に貼られたダンボールを開け、ワクワクしながら中身を取り出す。外箱を開け、件の一枚を探すと、あったあった!おまけに原画をまとめる帯まで付いているではないか。幸いに両方とも初版なので、これをまとめて完品にすることに、何の問題もない!というわけで、悔し涙を流してから六日目に、嬉し涙を流す結果と相成る。

それにしても、この余ったブツはどうするか……。
それにしても、この余ったブツはどうするか……。
2025年09月02日
9/2古本を買わねば!
朝から一気呵成に原稿書きに取り組み、仕上げた後に某フェア用古本箱発送の準備に取りかかる。もはや午前中も涼しくなくなってしまったが、午後の炎熱地獄よりはまだマシである……。そんな風に午前を過ごし、午後に白熱太陽の下に飛び出す。西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に姿を現し、小学館「新ニッポン百景/矢作俊彦」宝石社「1961 推理小説ベスト20 2/日本探偵作家クラブ・篇」大田区立郷土博物館「工場まちの探検ガイド」を計300円で購入しつつ、某ゲラの受け渡し、偶々居合わせた「古書ワルツ荻窪店」の野村氏と挨拶を交わす。そして最近の極上買取品を見せていただき魂をブルブル震わせた後、暑い表に飛び出てせっかくなので吉祥寺に足を延ばす。「よみた屋」(2014/08/29参照)で新潮文庫「モルグ街の殺人事件/ポオ」「江戸川乱歩傑作選/江戸川乱歩」を計110円で購入する。ともに赤帯・白帯時代の文庫本で元パラがちゃんと掛かっている。「江戸川乱歩傑作選」は小さく嬉しいが、残念ながら昭和三十七年刊の三刷なのであった……惜しい!

そして最後に「古本センター」(2017/03/06参照)で宣伝会議「THE CM テレビよりも面白く、映画よりも美しく」と洋書個展カタログ「HABLIK DESIGNER UTOPIAN ARCHITECT EXPRESSIONIST ARTIST 1881 1934」を計130円で購入した後、帰宅する。一休みしてから某フェア用古本箱を抱え出し、郵便局から発送する。今月中に後二箱は送りたいところである……ふ、古本を買わねば!
そして最後に「古本センター」(2017/03/06参照)で宣伝会議「THE CM テレビよりも面白く、映画よりも美しく」と洋書個展カタログ「HABLIK DESIGNER UTOPIAN ARCHITECT EXPRESSIONIST ARTIST 1881 1934」を計130円で購入した後、帰宅する。一休みしてから某フェア用古本箱を抱え出し、郵便局から発送する。今月中に後二箱は送りたいところである……ふ、古本を買わねば!
2025年09月01日
9/1朦朧としていたので。
九月も引き続く気配の酷暑に辟易しながら、下北沢の丘の上に流れ着く。フラフラ朦朧としながら、若者と外国人で賑わう『下北沢南口商店街』に出て、坂道を駅まで遡上した後、『茶沢通り』に出て「古書ビビビ」(2009/10/15参照)を訪う。店頭棚を順繰りに見て行くと、店頭を利用してお洒落写真を撮っていた女子たちに邪魔者扱いされるが、負けるものか!とすべての棚に目を通し、一冊掴んで店内に進む。すると入って右側奥のSF棚の端っこに、毎日新聞社 毎日新聞SFシリーズ8「美女の青い影/平井和正」が並んでいるのに気付いてしまう……おぉ、平井和正のジュブナイル!しかもちゃんとカバーが付いていて六千円……これは安いのではないだろうか?そう疑問を抱くと同時に、すっかり朦朧が継続していたので、いつの間にか帳場に差し出してしまっていた。いやぁ、これは仕方ないですな。暑さに朦朧としていたんで、仕方ないですな。と、朝日ソノラマサンワイドコミックス「悪魔くん(全)/水木しげる」とともに計6250円で購入する。

朦朧としていたので、『茶沢通り』交番前のベンチで記念撮影する。本の上に掛かる黒い線は、ベンチ脇の夏草である。
朦朧としていたので、『茶沢通り』交番前のベンチで記念撮影する。本の上に掛かる黒い線は、ベンチ脇の夏草である。
2025年08月31日
8/31リストを作ってみた。
筑摩書房「犬の生活/小山清」を読んでいると、『遁走』という一文に「新青年」が出て来てニヤリとさせられる。二十四歳の時にとある事情で家出した小山清が、成田の宿屋で女中に近所の本屋に「新青年」を買いにいってもらい、寝床で探偵小説を読むというくだりである。小山が二十四と言えば昭和十年なので、まだまだ「新青年」には探偵小説が載っていた時代なのである。そんな小さな発見をしながら、朝から某フェア用の古本を仮箱詰めした後、午後に連載の取材に出かける。だがその前に、その「本の雑誌」の連載『毎日でも通いたい古本屋さん』は、すでに九十三回を数えているので、そろそろ今まで訪ねたお店をちゃんとリスト化しておかないと、うろ覚えだけでは同じお店を二度取材してしまう怖れが……というわけで、焦ってリストを作成。それが以下である。
第一回 キー・ラーゴ 第二回 港文堂書店 第三回 なごみ堂 第四回 江口書店 第五回 九曜書房 第六回 第一書房 第七回 善行堂 第八回 秀文堂書店 第九回 ささま書店 第十回 ほん吉 第十一回 古書現世 第十二回なごやか文庫 第十三回 祖師谷書房 第十四回 ひとたな書房 第十五回 松村書店 第十六回 古書サンカクヤマ 第十七回 アカシヤ書店 第十八回 ポラン書房 第十九回 日本書房 第二十回 りんてん舎 第二十一回 まんだらけ海馬 第二十二回 竹陽書房 第二十三回 ネオ書房 第二十四回 井草ワニ園 第二十五回 アニマル洋子 第二十六回 よみた屋 第二十七回 大河堂書店 第二十八回 活刻堂 第二十九回 一日 第三十回 尾花屋 第三十一回 文林堂書店 第三十二回 千章堂書店 第三十三回 古書コンコ堂 第三十四回 古書ワルツ荻窪店 第三十五回 古書クマゴロウ 第三十六回 盛林堂書房 第三十七回 貝の小鳥 第三十八回 七月堂古書部 第三十九回 古書西荻モンガ堂 第四十回 浅草御蔵前書房 第四十一回 七七舎 第四十二回 竹中書店 第四十三回 ブックオフ高田馬場北店 第四十四回 佐藤書房 第四十五回 古本のんき 第四十六回 星野書店 第四十七回 ぶっくめいと 第四十八回 司書房 第四十九回 朋翔堂 第五十回 坂本書店 第五十一回 西田書店 第五十二回 羊頭書房 第五十三回 太平書林 第五十四回 中村書店 第五十五回 地球堂書店 第五十六回 たなべ書店 第五十七回 古書ソオダ水 第五十八回 古書明日 第五十九回 古書瀧堂 第六十回 豊川堂 第六十一回 古書往来座 第六十二回 Los Papelotes 第六十三回 古書音羽館 第六十四回 古書十五時の犬 第六十五回 文紀堂書店 第六十六回 rythm_and_books 第六十七回 古書 鮫の歯 第六十八回 かすみ書店 第六十九回@ワンダーJG 第七十回 尚学堂書店 第七十一回 あしたやみどり 第七十二回 平井の本棚 第七十三回 MainTent 第七十四回 しまぶっく 第七十五回 ゆうらん古書店 第七十六回 みわ書房 第七十七回 旅猫雑貨店 第七十八回 喇嘛舎 第七十九回 古書うつつ 第八十回 西村文生堂 第八十一回 板橋書店 第八十二回 古書 防破堤 第八十三回 根元書房日芸前店 第八十四回 天保堂刈部書店 第八十五回 Eurekabookstore 第八十六回 @ワンダー 第八十七回 西部古書会館 第八十八回 二朗書房 第八十九回 古書ドリス 第九十回 にわとり文庫 第九十一回 古書柴崎 第九十二回 まるや 第九十三回 藤井書店
ほぼご近所の古本屋さんだけでよくもまぁ、という感じである。なくなったお店もチラホラあるのが悲しいが、まずは百回目指して引き続きがんばらねば。というわけで連載の取材を無事に済ませてから、今日も高円寺「西部古書会館」(2008/07/27参照b)に足を運び『杉並書友会』二日目を覗く。スマートに素早く一巡りし、日本ヘラルド映画「デルズ・ウザーラ」映画パンフと大陸書房「日本の怪奇 日本列島の四次元地帯/松岡照夫」を計500円で購入して帰宅する。

本日は写真的トピックが皆無だったので、台所の片隅にある古本分母の残骸と仮詰め古本箱の写真をどうぞ。
第一回 キー・ラーゴ 第二回 港文堂書店 第三回 なごみ堂 第四回 江口書店 第五回 九曜書房 第六回 第一書房 第七回 善行堂 第八回 秀文堂書店 第九回 ささま書店 第十回 ほん吉 第十一回 古書現世 第十二回なごやか文庫 第十三回 祖師谷書房 第十四回 ひとたな書房 第十五回 松村書店 第十六回 古書サンカクヤマ 第十七回 アカシヤ書店 第十八回 ポラン書房 第十九回 日本書房 第二十回 りんてん舎 第二十一回 まんだらけ海馬 第二十二回 竹陽書房 第二十三回 ネオ書房 第二十四回 井草ワニ園 第二十五回 アニマル洋子 第二十六回 よみた屋 第二十七回 大河堂書店 第二十八回 活刻堂 第二十九回 一日 第三十回 尾花屋 第三十一回 文林堂書店 第三十二回 千章堂書店 第三十三回 古書コンコ堂 第三十四回 古書ワルツ荻窪店 第三十五回 古書クマゴロウ 第三十六回 盛林堂書房 第三十七回 貝の小鳥 第三十八回 七月堂古書部 第三十九回 古書西荻モンガ堂 第四十回 浅草御蔵前書房 第四十一回 七七舎 第四十二回 竹中書店 第四十三回 ブックオフ高田馬場北店 第四十四回 佐藤書房 第四十五回 古本のんき 第四十六回 星野書店 第四十七回 ぶっくめいと 第四十八回 司書房 第四十九回 朋翔堂 第五十回 坂本書店 第五十一回 西田書店 第五十二回 羊頭書房 第五十三回 太平書林 第五十四回 中村書店 第五十五回 地球堂書店 第五十六回 たなべ書店 第五十七回 古書ソオダ水 第五十八回 古書明日 第五十九回 古書瀧堂 第六十回 豊川堂 第六十一回 古書往来座 第六十二回 Los Papelotes 第六十三回 古書音羽館 第六十四回 古書十五時の犬 第六十五回 文紀堂書店 第六十六回 rythm_and_books 第六十七回 古書 鮫の歯 第六十八回 かすみ書店 第六十九回@ワンダーJG 第七十回 尚学堂書店 第七十一回 あしたやみどり 第七十二回 平井の本棚 第七十三回 MainTent 第七十四回 しまぶっく 第七十五回 ゆうらん古書店 第七十六回 みわ書房 第七十七回 旅猫雑貨店 第七十八回 喇嘛舎 第七十九回 古書うつつ 第八十回 西村文生堂 第八十一回 板橋書店 第八十二回 古書 防破堤 第八十三回 根元書房日芸前店 第八十四回 天保堂刈部書店 第八十五回 Eurekabookstore 第八十六回 @ワンダー 第八十七回 西部古書会館 第八十八回 二朗書房 第八十九回 古書ドリス 第九十回 にわとり文庫 第九十一回 古書柴崎 第九十二回 まるや 第九十三回 藤井書店
ほぼご近所の古本屋さんだけでよくもまぁ、という感じである。なくなったお店もチラホラあるのが悲しいが、まずは百回目指して引き続きがんばらねば。というわけで連載の取材を無事に済ませてから、今日も高円寺「西部古書会館」(2008/07/27参照b)に足を運び『杉並書友会』二日目を覗く。スマートに素早く一巡りし、日本ヘラルド映画「デルズ・ウザーラ」映画パンフと大陸書房「日本の怪奇 日本列島の四次元地帯/松岡照夫」を計500円で購入して帰宅する。
本日は写真的トピックが皆無だったので、台所の片隅にある古本分母の残骸と仮詰め古本箱の写真をどうぞ。
2025年08月30日
8/30悔しいので対策を講じてみる。
午後二時半に“東京のへそ”と言われる『大宮八幡宮』前に、今年の東京最高気温にすっかりへばって流れ着いたので、タイミング良く永福町からやって来た関東バスに飛び乗って、一気に高円寺駅南口に出る。そして「西部古書会館」(2008/07/27参照)の『杉並書友会』一日目を覗く。先客の間を巧みに擦り抜けながら、通路を一巡……「茶々文庫」(2009/04/21参照)が小型の昭和初期探偵小説集をたくさん安値で並べているな……と見事に惹き付けられ、博文館「世界探偵小説全集1 古典探偵小説集/田内長太郎・田中早苗編」(函ナシ)をセレクト。他に、ミリオン・ブックス「自動車への小隊自家用車入門/岩崎武司」講談社X文庫「プロジェクトA 子/文・川崎智子」桃源社「地底大陸/蘭郁二郎」新風出版社「一〇〇万人の映画館特集版 古典新作お笑い落語競演会 追篇 東西漫才人気コンビ熱演会」(この追篇がキモで、“中田ダイマル・ラケット”“鳳啓助・京唄子”“晴乃ピーチク・パーチク”“横山エンタツ・アチャコ”(これは古典漫才)などが載っている!)春陽堂長編探偵小説全集10「支倉事件/甲賀三郎」とともに、計1800円で購入する。良い探偵小説が安値で買えて嬉しいなと、またも灼熱の『早稲田通り』を気を確かに持ちつつ帰宅する。

暑い夕暮れの探偵小説である。
そして家では、前日購入した一枚足らずの「内田善美 自選複製原画集」の、ある対策を講じる(あまりにも悔しかったので)……上手く行けば良いのだが……いや、上手く行ってくれぃ!
暑い夕暮れの探偵小説である。
そして家では、前日購入した一枚足らずの「内田善美 自選複製原画集」の、ある対策を講じる(あまりにも悔しかったので)……上手く行けば良いのだが……いや、上手く行ってくれぃ!
2025年08月28日
8/28一枚足りない……。
午前十一時に吉祥寺と西荻窪の間の吉祥寺東町に流れ着く。一瞬西荻窪に行こうと思ったが、この時間じゃまだ「古書音羽館」(2009/06/04参照)が開いてないか……というわけで、二日前に訪れたばかりの吉祥寺に向かい。「よみた屋」(2014/08/29参照)の店頭を眺める。ほほぅ、たった二日で結構な変化が生まれているなと気付き、日本交通公社「怪物ネッシーを見た!? ネス湖のミステリーを解く/エルウッド・D・バウマン」東京朝日新聞社「十一時五十八分 懸賞震災實話集/震災共同基金會編」東京新聞「シュールレアリスムの巨匠たち展」を計330円で購入する。そんな収穫を得て、駅から中央線に乗り込み、次は一気に新宿を目指す。地下街『サブナード』で、今日から「第55回 古本浪漫洲 Part.1」(2010/03/04参照)が始まっているはずだ。新宿で、地下の改札から『ベルク』前の階段を下り、丸ノ内線改札脇を擦り抜け、さらに深い『サブナード』への一列エスカレーターに乗り込む。そして『ジャングルスカイ広場』にたどり着き、古本を楽しみ始める。帳場には「中央書房」の若旦那が座っていたので、遠目に挨拶を交わす。その直後、映画パンフレットのワゴンに、白泉社 チェリッシュ・ギャラリー「内田善美 自選複製原画集 少年たちの記憶」が紛れているのを見つけてしまったので、即座に千五百円で購入する。購入しながら中央書房若旦那と、「まさかここで会う日が来るとは」(いつも会うのは「西部古書会館」なのである)と笑い合う。ところで大喜びで買った「内田善美 自選複製原画集」であるが、家で確認したところ、全十二枚のうち、一枚足りないのであった……ガックシ。みなさま、こういう数ものは、慌てずによく確かめてから買いましょう。まぁでも、足りないのがその場でわかっても、この値段なら多分買っていたはずである。

というわけで、この三店が今日の主だった収穫である。内田善美の欠けている一枚は、箱の表紙に使われている一枚である。「怪物ネッシーを見た!?」を店頭で買えたのは、ささやかにラッキーであった。
というわけで、この三店が今日の主だった収穫である。内田善美の欠けている一枚は、箱の表紙に使われている一枚である。「怪物ネッシーを見た!?」を店頭で買えたのは、ささやかにラッキーであった。
2025年08月27日
8/27三十七年前のゲーム攻略本。
古本分母を増やすために家内をあちこち探索していたら、懐かし過ぎるものが出て来た。ケイブンシャの大百科別冊「ファミリーコンピュータ ゲーム必勝法シリーズ68 源平討魔伝」である。1988年刊の、ナムコのファミコン用ロールプレイングゲーム「源平討魔伝(主人公は平景清。魔物を操り日本を支配する源頼朝を倒すため、諸国を経巡るゲーム)」の攻略本なのだが、まだ大学生の時に潜り込んだ編集プロダクションで、一番最初に編集アシスタントを務めた本なのである。後半のモノクロページに、フィールドのイラストマップが掲載されているのだが、写植屋に泊まり込んで版下の最後の修正をしている時に、コピーを取っていたら、ペーパーセメントの粘着力が弱く、貼付けてあったイラストがポロポロ落ちる小惨事が発生。それを目撃した版下屋さんに「大丈夫ですか?」と本気で心配された思い出が……くぅ、懐かしいなぁ。何と今やこの攻略本も、プレミア値が付いてしまっているのである。今度の某フェアで、安めに放出するか……果たして売れるだろうか?

そんなことを計画しながら、本日は午後一時に青山と広尾の間に流れ着く。様々な学校の巨大な敷地の合間を抜けて『青山通り』に出て、詩獣の整地「中村書店」(2008/07/24参照)へ。草思社「津山三十人殺し 村の秀才はなぜ凶行に及んだか/筑波昭」竹書房文庫「カメラがとらえた!霊・超常現象/朝倉三心」大都社「日本発狂/手塚治虫」を計800円で購入する……なんか煽情的なタイトルと内容の本ばかり……すみません、次はちゃんと詩集を買いますので。
そんなことを計画しながら、本日は午後一時に青山と広尾の間に流れ着く。様々な学校の巨大な敷地の合間を抜けて『青山通り』に出て、詩獣の整地「中村書店」(2008/07/24参照)へ。草思社「津山三十人殺し 村の秀才はなぜ凶行に及んだか/筑波昭」竹書房文庫「カメラがとらえた!霊・超常現象/朝倉三心」大都社「日本発狂/手塚治虫」を計800円で購入する……なんか煽情的なタイトルと内容の本ばかり……すみません、次はちゃんと詩集を買いますので。
2025年08月26日
8/26黒石の「峡谷行脚」。
連日の熱帯夜。夜中に何度も目覚め、冷蔵庫を開けて冷たい飲み物を飲み、熱中症を防いでいる。至極面倒くさく寝不足になる阿呆らしい行為であるが、冷蔵庫の灯りを浴びながら喉に流し込む液体の、なんと美味いことよ!楽しみにするくらい、とびきり美味いのだ!……もはや何だか本末転倒であるが、昨日はそんな飲み物に命を繋ぎ、午後一時過ぎに梅里に流れ着く。なので『青梅街道』を必死に伝って荻窪に出て、まずは「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)を覗く。店頭に、店奥にたくさん並んでいた登山関連古書がたくさん出されているのに気付く。帝國圖書普及會「峡谷行脚 附・山と温泉/大泉黒石」(裸本)少年チャンピオン・コミックス「百億の昼と千億の夜 1・2/原作・光瀬龍 絵・もはや“峡谷マニア”と言っても過言ではない大泉黒石が、実際に足を運んだ有名無名の日本全国の峡谷を、写真も豊富に具に紹介するなかなか愉快な一書である。萩尾望都」を計550円で購入する。昭和八年刊の大泉黒石「峡谷行脚」が嬉しい。

さらに「竹中書店」(2009/01/23参照)で主婦の友社「どっきり花嫁の記 はは与謝野晶子/与謝野道子」を200円で、「岩森書店」(2008/08/23参照)で新潮社 とんぼの本「写真の見方/細江英公 澤本徳美」を330円で購入し、すっかりエネルギーが切れてしまったので総武線に飛び乗り帰宅する。そして今日は朝からボチボチデザイン仕事を進めながら、午後に用事で吉祥寺に出たついでに、古本屋さんに立ち寄る。「よみた屋」(2014/08/29参照)で外国文化社「ドン・フアン/松尾邦之助」を110円で購入。続いて「古本センター」(2017/03/06参照)で集英社 学習漫画「早わかり!警察のしくみ」(カバーナシ)を80円で購入し、少しだけ古本分母を増やして帰宅する。
さらに「竹中書店」(2009/01/23参照)で主婦の友社「どっきり花嫁の記 はは与謝野晶子/与謝野道子」を200円で、「岩森書店」(2008/08/23参照)で新潮社 とんぼの本「写真の見方/細江英公 澤本徳美」を330円で購入し、すっかりエネルギーが切れてしまったので総武線に飛び乗り帰宅する。そして今日は朝からボチボチデザイン仕事を進めながら、午後に用事で吉祥寺に出たついでに、古本屋さんに立ち寄る。「よみた屋」(2014/08/29参照)で外国文化社「ドン・フアン/松尾邦之助」を110円で購入。続いて「古本センター」(2017/03/06参照)で集英社 学習漫画「早わかり!警察のしくみ」(カバーナシ)を80円で購入し、少しだけ古本分母を増やして帰宅する。
2025年08月24日
8/24まつりの始まる前に行けばいい!
朝からもう耐えられない暑さなので、外に出る気が失せてしまう。だが、日課として古本は買いに行かねばならない……そうだ!土日は騒乱狂乱の阿波おどりなので、高円寺には近付かぬようにしようと思っていたが、まつりで賑わう前の午前中なら、大混雑にも交通封鎖にも遭わずに「西部古書会館」(2008/07/27参照)にたどり着けるではないか!と遅ればせながら気付き、高円寺ですでに街を練り歩く太鼓行列や見物場所取りに余念のない人々を目撃しながら、午前十時過ぎの会館に突入する。「BOOk&A」展四日目である。ふぅ、涼しい。タラランと楽しく涼しく一巡し、杉山書店「人形佐七捕物文庫 角兵衛獅子/横溝正史」ケイブンシャの大百科別冊「エアソフトガンハンドブック」を計880円で購入する。当時物の『ウルトラセブン』のコミカライズムックがあったが、一万円……少し安めではあるが、先日ここで高い本を買ってしまったばかりなので、また散財するわけにはいかぬ、と泣く泣く諦める。

というわけで、目的は達成した。グレープジュースを飲みながら灼熱の『早稲田通り』を家に戻り、ホッと一息。今日はもう後は、家内の古本山各所を発掘し、古本分母を増やすことにしようと、日和る。早速取りかかると、十冊弱を山の下層から掘り出すことに成功する。ほとんどがすでに忘れ去られていた死蔵本ばかりなので、何か新鮮である。
というわけで、目的は達成した。グレープジュースを飲みながら灼熱の『早稲田通り』を家に戻り、ホッと一息。今日はもう後は、家内の古本山各所を発掘し、古本分母を増やすことにしようと、日和る。早速取りかかると、十冊弱を山の下層から掘り出すことに成功する。ほとんどがすでに忘れ去られていた死蔵本ばかりなので、何か新鮮である。
2025年08月23日
8/23西荻窪で力尽きる。
正午過ぎに地元・阿佐谷北に流れ着いたので、まずは自宅に戻り小休止。午後二時過ぎ、少しの古本を携え、酷さを増す暑さに眩みながら西荻窪へ。「盛林堂書房」(2012/01/06参照)で『フォニャルフ』棚に少量補充しつつ、宝石社「1962推理小説ベスト20 vol.1/日本探偵作家クラブ編」読売新書「意匠日記/谷口吉郎」筑摩書房「新版 私説東京繁盛記/小林信彦 写真・荒木経惟」を計300円で購入し、店主・小野氏に赤を入れた某冊子のゲラを渡す。上手く進行することを祈りつつ、すでに準備に入っている秋の青空古本市のラインナップの一部を見せてもらったりする(そして俺はこれをイレギュラーズ・エクストラとして恐らくたくさん売るんだな…と今から覚悟しておく)。さらに九月のイレギュラーズについてちょっと打ち合わせをした後、冷房が涼しいのでこのまま閉店までダベりたいところだが、勇気を奮い起こして辞去。体温のような熱気に晒されながら「古書音羽館」(2009/06/04参照)まで移動し、トランスアート「日本のイラストレーション50年」を400円で購入し、今日はこれで限界と、水シャワーを浴びるために帰宅する。ちなみに建築家・谷口吉郎の「意匠日記」は、稀代の狂建築『二笑亭』を学術的に考察する章『狂える意匠』あり。全6ページの巻頭モノクログラビアは、5ページが二笑亭の写真なのである。
2025年08月22日
8/22中央通路で出会った本は。
朝から勤しんでいたゲラ読みが一段落したところで外出。阿佐ヶ谷駅前で用事をこなした後、高架下を高円寺に向かってテクテク進む。程なくして駅にたどり着き、「西部古書会館」(2008/07/27参照)に向かっていると、昨日同様道沿いにたくさんの人が腰を下ろしたり椅子を持ち出し座ったりしている……そうか、この人たちは、土日の阿波踊りに備え、見物の場所取りをしているのか。そんなことに今さら気付き、午前十時十五分の、昨日に引き続きの古書会館である。よっしゃ、今日もたくさん買って、古本分母を増やすぞ!と意気揚々と会館内へ。ところがそんな目論見は、中央通路で一冊の本に出会ったことにより、脆くも瓦解してしまったのである……であった本は、春秋社「探偵作家論/H・D・トムソン 廣播洲訳」である。昭和十二年刊で吉田貫三郎装釘の、探偵作家評論集である。ちゃんと函付きなのである。なのに五千円なのである。これは何はなくとも買わなければならんでしょう。そう即座に決め込んで腕の中に抱え込む。こんな高い本を買ってしまうんだ。本日はもう終了。古本分母を増やすのも中止である。だが、未練がましく棚を見て行ったら、講談社「探偵小説五十年/横溝正史」が帯付きで300円で並んでいるのを発見してしまったので、これぐらいなら良いだろうとまとめて購入する。

……やってしまった。だが嬉しい!と二冊の函入り本の重みを喜ばしく味わいながら、すでに酷暑の『早稲田通り』を帰宅する。そして午後は某フェアのために精選古本箱を郵便局から発送す。これでおよそ三百七十冊か……ようやく先が見えて来た感じなので、引き続きがんばらねば……というか、だから古本分母を増やさねばならぬのに……。
……やってしまった。だが嬉しい!と二冊の函入り本の重みを喜ばしく味わいながら、すでに酷暑の『早稲田通り』を帰宅する。そして午後は某フェアのために精選古本箱を郵便局から発送す。これでおよそ三百七十冊か……ようやく先が見えて来た感じなので、引き続きがんばらねば……というか、だから古本分母を増やさねばならぬのに……。
2025年08月21日
8/21こりゃぁ明日も……。
昨日は朝から真面目に懸命にゲラ読みを進める。だが午後に所用で下北沢に出たついでに、古本屋さんへ。「ほん吉」(2008/06/01参照)店頭にボクシング関連本が出されているのを見て色めき立ち、時事通信社「改訂増補 ボクシング百年/郡司信夫」ベースボール・マガジン社「日本プロボクシングチャンピオン大鑑/ボクシング・マガジン編集部編」東京創元社「タンゴ隨筆/高山正彦」を計330円で購入する。ボクシング本は、日本ボクシングの歴史と貴重な図版が大量に詰まった、ともに110円で買えたのが信じられない二冊である。ほん吉さま、ありがとうございます!さぁ、無事に古本は買えたし、家に早く帰って再びゲラに集中することにしよう……。

そして本日は午後四時に陸の孤島的な向井台町に流れ着いたのだが、突然のゲリラ雷雨に見舞われ、にっちもさっちも行かなくなり、住宅街の植栽の蔭で豪雨を凌いでいると、すぐに通り過ぎると思っていた激しい雨足は、その勢いをまったく緩めようとしない…五分…十分……空しく、時が過ぎて行く。すると目の前の住宅の扉が突然開き、見知らぬ奥さまがこちらに近付いて来る。「何をしてるんですか?」と誰何されるのかと思っ大助かりです!と感謝感激し、素晴らしい親切を全身で受け止める。いや、世の中、捨てたもんじゃないですな。世界がこんな小さな優しさで包まれたなら、どんなに平和になることか。そんな風にゲリラ豪雨をどうにか凌ぎ、バスに乗って武蔵境駅に出て、中央線で高円寺へ。「西部古書会館」(2008/05/27参照)の『BOOK&A』初日を覗く。何だかサブカル濃度が高くて楽しいぞ!などと思いつつ、ガレージにたくさん出ていた百円の古い『かがくのとも』&『こどものとも』に興奮する。福音館書店 かがくのとも「ゆげ/大沼鉄郎文・小川忠博写真」「こっぷ/谷川俊太郎文・今村昌昭写真」「いとでんわ/小林実文・小林桜子え」「てとゆび/堀内誠一」誠文堂新光社「斎藤和典コレクション4 変身サイボーグ大百科」サンリオ「旅人くん 出会いあんど別れ/永島慎二」を計1140円で購入する。「変身サイボーグ大百科」と「ゆげ」が大きな収穫である。

それにしても今回の「BOOK&A」は、まだまだ気になる本や欲しい本がたくさん……こりゃぁ、明日も迷わず来ることになりそうだ。
そして本日は午後四時に陸の孤島的な向井台町に流れ着いたのだが、突然のゲリラ雷雨に見舞われ、にっちもさっちも行かなくなり、住宅街の植栽の蔭で豪雨を凌いでいると、すぐに通り過ぎると思っていた激しい雨足は、その勢いをまったく緩めようとしない…五分…十分……空しく、時が過ぎて行く。すると目の前の住宅の扉が突然開き、見知らぬ奥さまがこちらに近付いて来る。「何をしてるんですか?」と誰何されるのかと思っ大助かりです!と感謝感激し、素晴らしい親切を全身で受け止める。いや、世の中、捨てたもんじゃないですな。世界がこんな小さな優しさで包まれたなら、どんなに平和になることか。そんな風にゲリラ豪雨をどうにか凌ぎ、バスに乗って武蔵境駅に出て、中央線で高円寺へ。「西部古書会館」(2008/05/27参照)の『BOOK&A』初日を覗く。何だかサブカル濃度が高くて楽しいぞ!などと思いつつ、ガレージにたくさん出ていた百円の古い『かがくのとも』&『こどものとも』に興奮する。福音館書店 かがくのとも「ゆげ/大沼鉄郎文・小川忠博写真」「こっぷ/谷川俊太郎文・今村昌昭写真」「いとでんわ/小林実文・小林桜子え」「てとゆび/堀内誠一」誠文堂新光社「斎藤和典コレクション4 変身サイボーグ大百科」サンリオ「旅人くん 出会いあんど別れ/永島慎二」を計1140円で購入する。「変身サイボーグ大百科」と「ゆげ」が大きな収穫である。
それにしても今回の「BOOK&A」は、まだまだ気になる本や欲しい本がたくさん……こりゃぁ、明日も迷わず来ることになりそうだ。
2025年08月19日
8/19続・途方に暮れる男。
午前九時、西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)シャッター前に姿を現し、盛林堂・イレギュラーズとなる。先週の『途方に暮れる男』(2025/08/12参照)の続き&決着をつけるため、軽ワゴンレンタカーを駆る小野氏の到着を待っているのである。ほどなくしてフミさんが、中からシャッターを開けてくれたので、強烈な陽射しから逃れ、冷房の効いた薄暗闇の店内にしばし宿る。そして到着した小野氏を迎え、機材を運び込み、いざ出発。お盆明のかなりの都市型渋滞に巻込まれながら、ご近所の現場アパートに到着。アパートの一室に踏み込むと、おぉっ!壁一面の本棚がほとんど空になっている!そして実家に運び込む本はすでにダンボール箱に詰め込まれ、買い取る本は床に山積みされている。本を愛し過ぎている『途方に暮れる男』は、途方に暮れるのを止め行動を起こし、いよいよ海外移住への大きな一歩を踏み出していたのだ……だが、それにしては床に積み上がった本が少なめ……対してダンボール箱の数が多いような……。「実家の本をほとんど処分してスペースを空け、多く運び入れられるようにしました」とのことであった。う〜ん、この感じだと、処分本は五〜六百冊で、残す本が千二〜三百冊くらいか。まぁ、これが実家に収まるなら、すべて良しということか。というわけで、二十本ほどの本束を素早く結束し、素早くワゴンに運び込む。続いて実家の方にも素早く進撃し、二十本強をこれも素早く結束し、素早くワゴンに運び込み、何と午前十一時四十分に作業終了す。ひとまずおつかれさまでした。古本青年の海外での活躍を大いに期待し、現場を後にする。『びっくりドンキー』で昼食を摂って満腹した後店舗に帰還し、本束を一気に下ろす。正真正銘おつかれさまでした。新宿書房「住所と日付のある東京風景/冨田均」を百円で購入し、予想外の早さで阿佐ヶ谷に戻る。帰り道の「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に立ち寄り、近代出版社「実話の泉10 おもしろヌード特選グラビヤ集」INAX出版「林丈二的考現学 屁と富士山」を計1210円で購入する。「実話の泉」は表紙にハガレがあるが、特殊な方面には資料的価値のある昭和三十七年刊の百ページに満たないエロ本である。「林丈二的考現学」は『INAX BOOKLET』の中でも「建築の忘れがたみ 一木努コレクション」と双璧を成す名著である。1100円で買えたのも嬉しい。
2025年08月17日
8/17『A先生の本棚』。
本日は実家に日帰り帰省して、お墓参りを済ませ、山の中で美味しい鰻を食べて、午後三時にはトンボ帰りで阿佐ヶ谷に帰着する。ふぅ、さすがに慌ただしくて疲れた……と、疲労を少しでも癒すために駅北口の「千章堂書店」(2009/12/29参照)に飛び込む。実はこの間から右側通路奥で、奇妙なフェアを開催しているので、非常に気になっていたのだ。『A先生の本棚』と称し、もともとここら辺には荒俣宏の博物学関連・怪関連が並んでいたのだが、さらに荒俣宏著作が増殖し、そこに京極夏彦・水木しげる・幻想文学・オカルトが加わり、超絶パワーアップしているのだ。どうやら荒俣宏(A先生なのは言わずもがな)の著作(文庫本も含む)や旧蔵書、そしてその周辺ジャンルの本を集めたフェアらしい。荒俣宏は阿佐ヶ谷に所縁深く(よく駅や街でお見かけしたことが)、その関連で開かれているようだ。おぉ、棚上部には色紙や、映画『帝都物語』の嶋田久作扮する加藤保憲と荒俣宏のツーショット写真が飾られている!と喜びながら棚を凝視。フェアは棚下や右壁棚の一部、そしてその下の本の山の上まで侵食している……。うむむむむ、ドンピシャな好書が多いなと激しく目移りしつつ懐と相談しつつ、博文館「新青年 第七巻 第拾壹號 大正十五年九月號 ラヂオと探偵」を選び、三千円で購入する。すると店主が、蝦蟇の絵が愛らしい、荒俣宏の蔵書票をおまけに付けてくれた!ありがとうございます!まだ他にも欲しい本が目白押しなので、また何か買ってしまいそう。気をつけなければ……。

「新青年 ラヂオと探偵」は、角田喜久雄『現場不在証明』牧逸馬『幽明』大下宇陀兒『山野先生の死』春田能為『日本の善い所惡い所』谷譲次『めきしこ女』江戸川亂歩『浅草趣味』横溝正史『探偵映画蝙蝠を観る』など、絶好調な感じの號である。
「新青年 ラヂオと探偵」は、角田喜久雄『現場不在証明』牧逸馬『幽明』大下宇陀兒『山野先生の死』春田能為『日本の善い所惡い所』谷譲次『めきしこ女』江戸川亂歩『浅草趣味』横溝正史『探偵映画蝙蝠を観る』など、絶好調な感じの號である。
2025年08月16日
8/16目論見通りに古本分母を。
正午過ぎに武蔵境に流れ着いたので「おへそ書房」(2019/07/28参照)に行きたかったのだが、すぐさま電車を乗り継ぎ移動して中野新橋に流れ着いてしまったので、泣く泣く諦める。というわけで午後一時半に丸ノ内線を乗り継ぎ新高円寺駅で下車。「西部古書会館」(2008/07/27参照)の「高円寺均一古本フェスタ by ヴィンテージブックラボ」(今日は200円均一、明日は100円均一である)で古本分母を増やすべく、北にテクテク歩いて行く。途中の「大石書店」(2010/03/08参照)でポプラ社「手塚治虫・あかしや書房傑作選シリーズ特別付録」「サボテン君/手塚治虫」を250円で購入する。そして阿波おどりの準備が着々と進みつつある駅前を南から北に通過して会館着。まだまだ古本もお客さんもたくさんの館内に飛び込み、じっくり品定めして行く。博文館の「世界探偵小説全集」がたくさん残っているが、これを買ったらとんでもないことになってしまう……とぐっと我慢。平和新書「推理小説 法律事務所SAGA/佐賀潜」朝日新聞社「ウルトラ人生相談/杉浦日向子」ハヤカワ文庫「天才闘牛士エル・コルドベス さもなくば喪服を/D・ラピエール&L・コリンズ」一水社「不連続殺人事件/坂口安吾」大日本雄弁会講談社「吸血蛾/横溝正史」(函コワレだったが、家に帰ってからバッチリ修復!)東都ミステリー「虚ろな車/飛鳥高」(カバーナシ)青樹社「角田喜久雄事件小説シリーズ 奇蹟のボレロ」を計1400円で購入する。ガレージで掴んだ「法律事務所SAGA」は扉裏に献呈署名入りであった。

よっしゃ!目論見通り、古本分母が少し増えたぞ!
よっしゃ!目論見通り、古本分母が少し増えたぞ!

