続いて「よみた屋」(2014/08/29参照)に向かい、TOTO出版「住宅という場所で/植田実・内藤廣・中村好文=監修 ギャラリー間=編」を330円で購入し、すっかり満足して帰宅する。
2026年07月13日
7/13「古本センター」で古本市並みに買う。
午後二時に亜熱帯の高井戸に流れ着いたので、迷わず井の頭線各駅停車下りに乗り込み、吉祥寺の古本屋さんへ一直線。すぐに飛び込んだ駅伊南口の「古本センター」(2017/03/06参照)で、古本市並みにドバッと買ってしまう。角川書店「コンプティーク No.223 March 2001」宝島社 別冊宝島283「決定版!ウラ東京観光」白夜書房「ぷちサンプルBOOK」新宿書房「堀切玩具堂/堀切玩具堂」洋泉社 映画秘宝コレクション1「ボンクラ映画魂/杉作J太郎」を計940円で購入する。いつかはこんな本を作ってみたいと憧れている心のバイブル「ボンクラ映画魂」(ちなみにバイブル過ぎて、過去にテレビ出演した際、この本の『千葉真一』の項を丸々朗読した経験がある。あまりにも阿呆らしいので、当然カットされると確信していたのだが、丸々使われていて、テレビの前で顔から火を噴きながら愕然とした覚えが……)が500円で棚に並んでいたならば、迷わず買わなければならない。それが、マイ・バイブルへの礼儀である!……ちなみに、まだ作れていません……だが、いつかは。

続いて「よみた屋」(2014/08/29参照)に向かい、TOTO出版「住宅という場所で/植田実・内藤廣・中村好文=監修 ギャラリー間=編」を330円で購入し、すっかり満足して帰宅する。
続いて「よみた屋」(2014/08/29参照)に向かい、TOTO出版「住宅という場所で/植田実・内藤廣・中村好文=監修 ギャラリー間=編」を330円で購入し、すっかり満足して帰宅する。
2026年07月12日
7/12ロンドンのファッションブランド小冊子。
暑く重苦しい曇天の日曜日。一日原稿書きに専念する予定なので、早めに古本を買っておこうと、午前九時半過ぎに家を出て、ヒタヒタテクテク高円寺へ。「西部古書会館」(2008/07/27参照)では『高円寺均一古本フェスタ by ヴィンテージブックラボ』二日目が始まったばかりである。早速館内に歩を進め、めぼしい本を漁って行く。河出書房 市民文庫「ある晴れた朝に/加藤周一」芸術社 推理選書4「競馬殺人事件/S・S・ヴァンダイン」マガジンハウス「BRUTUS CINEMA マイ・フェイバリット・ムービースペシャル」日本テイラーニュース「JAPAN MEN'S MODE'66」光文社「点と線/松本清張」(七版)筑摩書房「がむしゃら1500キロ/浮谷東次郎」京阪神エルマガジン社「街を変える小さな店/堀部篤史」を計700円で購入し、早々に高円寺を引き揚げる。「JAPAN MEN'S MODE '66」は、昭和41年当時最先端の、洋服生地&フォーマルオーダーメイドの高級グラビアムック。本体もクラシックにハイソサエティな刺激で楽しいのだが、実はこのムック、中に前所蔵者が様々なファッション切り抜き&リーフレット類を挟み込んでいるのだ。中でもロンドンのヴォーグテックス社のカラーイラスト小冊子が最高!いや、これは粋な物が挟まっていた。
2026年07月11日
7/11夏日の経堂&下北沢にて。
夏日の午後三時に船橋の奥地に流れ着いたので、小田急線に近付きつつ経堂駅方面へ。二十分後、どうにか「ゆうらん古書店」(2022/09/25参照)の店頭に縋り付くことに成功。そうしたら、店頭棚がとても楽しいことになっていた。永岡書店「ミステリー・名著のあらすじ/矢島誠・芦川淳一・山川英次郎」毎日新聞社「昭和の時代を見つめた眼 靉光」PARCO出版「バウハウス/ギリアン・ネイラー」国書刊行会「コロムビア・ライトの生きてりゃこそ/コロムビア・ライト」集英社「週刊プレイボーイ NO.20」(昭和43年5月刊。三島由紀夫のサイケデリック冒険小説『命賣ります』が新連載!)Lightning2011年4月号特別付録「THE MUSTANG BOOK フォード・マスタングのすべて」を計千円で購入する。「コロムビア・ライトの生きてりゃこそ」は本扉裏に識語献呈署名入り。

一気にリュックを重くしながらも古本心は軽やかに、小田急線に乗って下北沢へ。「ほん吉」(2008/06/01参照)では曉書房「春の奴隷/岡田三郎」を330円で購入し、『茶沢通り』を渡った「古書ビビビ」(2009/10/15参照)では、講談社「ゲゲゲの鬼太郎 TVアニメDVDマガジン第一巻」を300円で購入。1971年のカラー化第二シーズンの鬼太郎を四話収録。今日の晩ご飯はこれを観ながら食べよう。そんな下らないことを決めて「古書明日」(2017/01/31参照)へ。広済堂 豆たぬきの本「宇宙でパズル/スタジオぬえ」小学館入門百科シリーズ143「NASA宇宙画集」を計二千円で購入する。くぉぉぅ!「宇宙でパズル」のカットは、細野不二彦じゃないか……!
一気にリュックを重くしながらも古本心は軽やかに、小田急線に乗って下北沢へ。「ほん吉」(2008/06/01参照)では曉書房「春の奴隷/岡田三郎」を330円で購入し、『茶沢通り』を渡った「古書ビビビ」(2009/10/15参照)では、講談社「ゲゲゲの鬼太郎 TVアニメDVDマガジン第一巻」を300円で購入。1971年のカラー化第二シーズンの鬼太郎を四話収録。今日の晩ご飯はこれを観ながら食べよう。そんな下らないことを決めて「古書明日」(2017/01/31参照)へ。広済堂 豆たぬきの本「宇宙でパズル/スタジオぬえ」小学館入門百科シリーズ143「NASA宇宙画集」を計二千円で購入する。くぉぉぅ!「宇宙でパズル」のカットは、細野不二彦じゃないか……!
2026年07月10日
7/10炎天下、近隣を一回り。
過日、日下三蔵氏よりいただいた石森章太郎セットの内、サンコミックス「変身忍者嵐」全三巻を読了する。一応忍者物なのだが、全編を暗い影が覆い尽くし、主人公・ハヤテは常に苦悩の表情。そして物語中盤から全く変身しなくなり、最後は悲劇の極みで幕を閉じる……結局ハヤテの全国放浪は、ただの地獄巡りだった……。あぁ、もう、特撮テレビ番組とは完全に乖離した、子ども心を裏切りまくるハード過ぎる展開!さすがは石森の仕事である。さて、次は「イナズマン」か……。と、家の中で陽射しを避け読み始めたいところであったが、やはり古本を買いに炎天下の外へ出ることにする。まずは阿佐ヶ谷「銀星舎」(2026/06/07参照)に立ち寄り、あかね書房「食虫植物のひみつ/清水清」朝日文芸文庫「顎十郎捕物帳/久生十蘭」を計800円で購入する。旦那さん店主によると、本は良く売れているとのことで、倉庫から常に棚に補充しているそうである。そして補充した本が本がやはり良く売れて行くそうである。続いて荻窪まで、足元の濃い影を見ながらヒタヒタ歩き、「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)で東京創元社「SFと怪奇・冒険解説目録 付・全国SFファンダムが選出した創元推理文庫のSFベスト・テン」を220円で購入する。さらに「竹中書店」(2009/01/23参照)で小学館入門百科シリーズ20「機関車入門/監修古谷善亮」を800円で購入し、再びヒタヒタ歩き続け阿佐ヶ谷に舞い戻る。「千章堂書店」(2009/12/29参照)にてハヤカワ・ライブラリ「わが森の賢者たち《あらいぐまと私》/スターリング・ノース」を百円で購入し、最後に「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に飛び込む。光文社文庫「まんがの逆襲 脳みそ直撃!怒濤の貸本怪奇少女マンガの世界/唐沢俊一監修」改造社 世界大衆文學全集30「ポー・ホフマン集/江戸川亂歩」を計660円で購入し、太陽に体力を削られ帰宅する。

「ポー・ホフマン集」は乱歩譯となっているが、言わずと知れた渡辺啓助&温兄弟による代譯である。ちゃんとカバー付きが550円なら、迷わず買いである。
「ポー・ホフマン集」は乱歩譯となっているが、言わずと知れた渡辺啓助&温兄弟による代譯である。ちゃんとカバー付きが550円なら、迷わず買いである。
2026年07月09日
7/9黒輪土風、再び!
さて、この二日間は決してボ〜ッと過ごしていたわけではなく、ゲラを戻したり、大阪「梅田蔦屋書店」に補充用古本箱を送ったり、「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に古本を売りに行ったりする。そして本日は午後一時に『境浄水場』近くに流れ着いたので、緑陰濃い『玉川上水』沿いに東に進み、久しぶりの「りんてん舎」(2019/03/30参照)へ。日之出出版「ぼくファイティング原田です 180秒に賭けた青春/原田政彦」アニメージュ文庫「名探偵ホームズ ソベリン金貨の行方/アニメージュ編集部編」「長靴をはいた猫/アニメージュ編集部編 構成協力森やすじ・大塚康生」「また、会えたね!未来少年コナン/富沢洋子・編」を計440円で購入する。一旦帰宅してから、暑さに負けずに古本を携え再外出。西荻窪の今日は定休日の「盛林堂書房」(2012/01/06参照)を訪れ、『フォニャルフ』棚にたっぷりと補充してから、今月のイレギュラーズ打ち合わせを済ませ、春陽堂文庫「黒手組/江戸川亂歩」を二千円で購入して落ち着いてから、カバーデザインを担当した盛林堂ミステリアス文庫新刊を受け取る。「黒輪土風作品集/黒輪土風 戸川安宣編」の、何と異装再版なのである!あっという間に売り切れた「黒輪土風作品集」であったが、珍しく再版を出すことになり、その時の盛林堂・小野氏の要望は『全く違った感じにしたい!』とのことであった。そんなわけで、盛林堂ミステリアス文庫初の、マニア泣かせの異装再版の誕生となったわけである。誤植などが訂正された以外は、中身は初版と同じなのでご注意を。デザインする身としては、どちらも楽しいお仕事でした。

左が初版、右が再版。
※もう書店に並んでいるはずの「本の雑誌 炎天熱夏サンダル号」の連載『毎日でも通いたい古本屋さん』では、西荻窪の外れの「Benchtime books」を訪問。思わず柄にもなく銀食器wを買いそうになりながらも、どうにか取材を完遂しております!
左が初版、右が再版。
※もう書店に並んでいるはずの「本の雑誌 炎天熱夏サンダル号」の連載『毎日でも通いたい古本屋さん』では、西荻窪の外れの「Benchtime books」を訪問。思わず柄にもなく銀食器wを買いそうになりながらも、どうにか取材を完遂しております!
2026年07月06日
7/6軽くてボロい隠し扉のどんでん返し!
午後一時に元代々木の丘の上に流れ着いたので、谷底まで急坂を下り、代々木上原「ロスパペロテス」(2008/07/14参照)へ。JICC出版局「大阪呑気大事典」ダヴィッド社「楽園はここにあったか〈世界25の謎〉」ジャンプスーパー・コミックス「暗黒神話/諸星大二郎」を計770円で購入する。ついでだから代々木八幡まで足を延ばし「リズム&ブックス」(2011/08/10参照)を覗いてみるが、残念ながら定休日であった。というわけで『山手通り』に出て、バスで阿佐ヶ谷に帰還する。そして「千章堂書店」(2009/12/29参照)に立ち寄り、朝日新聞社「F1地上の夢/海老沢泰久」を百円で購入して帰宅する。
ところで七賢出版「シベリア超特急連続殺人事件/水野晴郎」を無事に読了。……何と言うか、戦争反対への強い思いと、人類愛を土台にした、ミステリーコント……。使い古されたトリックをダイレクトにたっぷりと詰め込んでいるので、心の中で突っ込みまくること数十回。最後の何度も続くどんでん返しは、まるで悪夢のようで(失笑して目眩寸前)、もう向こう側の景色がとっくに見えてしまっている、軽くてボロい隠し扉のどんでん返し!……いや、紛う事なき怪作で、たっぷり楽しませていただきました。でも映画はヒットして、確か続編も(調べてみたら、恐ろしいことに七作目まで作られている)撫で作られたはず……世の中の懐って、頼もしく深いんだなぁ。
ところで七賢出版「シベリア超特急連続殺人事件/水野晴郎」を無事に読了。……何と言うか、戦争反対への強い思いと、人類愛を土台にした、ミステリーコント……。使い古されたトリックをダイレクトにたっぷりと詰め込んでいるので、心の中で突っ込みまくること数十回。最後の何度も続くどんでん返しは、まるで悪夢のようで(失笑して目眩寸前)、もう向こう側の景色がとっくに見えてしまっている、軽くてボロい隠し扉のどんでん返し!……いや、紛う事なき怪作で、たっぷり楽しませていただきました。でも映画はヒットして、確か続編も(調べてみたら、恐ろしいことに七作目まで作られている)撫で作られたはず……世の中の懐って、頼もしく深いんだなぁ。
2026年07月05日
7/5日曜日に家でウダウダ。
熊本の「舒文堂河島書店(2008/12/22参照)より、創業百五十年記念の古書目録が届く。B5サイズで簡易フランス装風の全107ページ。目録は宝物の域の古典籍・古文書・古地図類が満載の格調高き内容であるが、冒頭18ページに渡るお店の歴史(初代〜五代目)が、古本屋好きとしては非常に興味深い。

そして本日は家に閉じこもりつつ原稿書き。とともに「シベリア超特急連続殺人事件」を本当に読んでいたり、恒例のいつまで経っても終わらない押入れ整理も進めたりしてウダウダ過ごす。押入れからは、ちょっとしたものを発掘。荒木飛呂彦初期コミックス全初版とか(すべて今からおよそ四十年前の本になってしまった……)、リトル・モア「壊色/町田町蔵(町田康)」(別冊付録のアルバム『腹ふり』歌詞集付き)作品社「天使 黙示 薔薇 笠井潔探偵小説集」(登場人物表と付録【矢吹駆へのオマージュ】付き)など。「天使 黙示 薔薇」は、その昔読んだ時に熱に浮かされたように虜になった覚えがあるので、いつか読み返したい一冊。「哲学者の密室」以降の同シリーズにはどうも乗って行けなかったので、矢吹駆シリーズは、やはりこの三作に尽きるのではないだろうか、などと感じている。
そして本日は家に閉じこもりつつ原稿書き。とともに「シベリア超特急連続殺人事件」を本当に読んでいたり、恒例のいつまで経っても終わらない押入れ整理も進めたりしてウダウダ過ごす。押入れからは、ちょっとしたものを発掘。荒木飛呂彦初期コミックス全初版とか(すべて今からおよそ四十年前の本になってしまった……)、リトル・モア「壊色/町田町蔵(町田康)」(別冊付録のアルバム『腹ふり』歌詞集付き)作品社「天使 黙示 薔薇 笠井潔探偵小説集」(登場人物表と付録【矢吹駆へのオマージュ】付き)など。「天使 黙示 薔薇」は、その昔読んだ時に熱に浮かされたように虜になった覚えがあるので、いつか読み返したい一冊。「哲学者の密室」以降の同シリーズにはどうも乗って行けなかったので、矢吹駆シリーズは、やはりこの三作に尽きるのではないだろうか、などと感じている。
2026年07月04日
7/4西荻で思ったより買う。
午後四時に西荻北に流れ着いたので、最後の気力を振り絞り、ズルズル西荻窪駅方面に向かう。今日も高円寺に行くべきかなぁ……などと考えていると、坂の途中の「中野書店」(2015/03/14参照)が嬉しいことにガレージセール(2024/10/12参照)を開いてくれていた!ラッキー!と喜び、店舗0壁沿いにズラズラ並ぶプラケースの中を、意気込んで覗き込んで行く。河出書房新社「日本語グラフィティ/谷川俊太郎・多田道太郎」月刊ペン社「別世界通信/荒俣宏」博文館新社「復刻版大東京写真案内」朝日新聞社「1920年代日本展 都市と造型のモンタージュ」を計1250円で購入する。「また土曜日に開きますので、ぜひおいでくださ〜い」との店員さんの声に送られお店の外へ。坂を下って善福寺川を越え、坂を上がって「古書音羽館」(2009/06/04参照)へ。深夜叢書社「夢野久作と埴谷雄高/鶴見俊輔」学研グラフィックブックス「小松崎茂の世界 少年の夢を描き続けた異能の画家/根本圭助」を計800円で購入する。ふぅ、西荻で思ったより買った買ったと充分満足し、高円寺には寄らずに阿佐ヶ谷に帰還する。さて、家に帰ったら「超シベ」の続きを読まなければ……。

こういう本がお安くポロッと買える音羽館は、やっぱり最高である。
こういう本がお安くポロッと買える音羽館は、やっぱり最高である。
2026年07月03日
7/3目論見、潰える。
昨日はしつこく降り続く雨の中、午前十一時に荻窪に流れ着いたので、お店を開けたばかりの店頭が雨仕様の「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)へ。朝日ソノラマ「飛行船時代/田中新造」中央公論社「末っ子物語/尾崎一雄」「天狗の羽風/尾崎一雄」を計330円で購入し、テクリテクリと阿佐ヶ谷へ。閉店セール中の「銀星舎」(2026/06/07参照)に立ち寄り、フィルムアート社「寺山修司イメージ図鑑」新潮社フォトミュゼ「さっちん/荒木経惟」(1994年初版)を計1100円で購入する。旦那さん店主は「いやぁ〜、いよいよ後二ヶ月ですよ。お店っていうのは、開く時は夢があって良いけど、閉める時は色々やることが多過ぎて大変です」とのこと。がんばってください。私に出来ることは古本を買いに来ることだけなので、また来ます!そんな風に勝手に意気込みながら帰宅し、大阪に送る古本箱の準備を始める。本日は午前九時過ぎに家を出て、阿佐ヶ谷で用事を片付けた後、JR高架下を伝って高円寺に向かう。途中、移転した「ゴジラや」(2026/03/29参照)&「ゴジラや2」に出くわしたので、折りを見て見に来るかと心に留めておく。その先の元「ゴジラや」があった『高円寺ストリート6番街』は、再開発のための立ち退きがほぼ終了し、人の活動の気配が消え失せ廃墟然としてしまっている。

この調子で駅近くの5番街4番街も寂しくなって行くのだろうか。そんなことを感じつつ、午前九時五十七分に「西部古書会館」(2008/07/27参照)の「書心会」一日目に到着すると、「時間前ですけど開けま〜す」と肉声アナウンスがあり、ガレージで臨戦態勢を採っていた古本修羅の群れはたちまち館内に吸い込まれて行った。一呼吸置いてこちらも館内に入り込み、おりゃおりゃと一巡する。理論社 日本の創作童話「北極のムーシカミーシカ/いぬいとみこ」「ちびっこカムのぼうけん/神沢利子」光風社「部長刑事/島田一男」講談社「二つの陰画/仁木悦子」CBS・ソニー出版「タモリだよ!/平岡正明」改造社 日本探偵小説全集3「江戸川亂歩集」(悪戯書き多し)を計2780円で購入する。「北極のムーシカミーシカ」と「ちびっこカムのぼうけん」が嬉しい。「ちびっこカムのぼうけん」は、実は裸本の署名入りを持っているので、函を転用して完本にするぞ!と目論んでいたのだが、署名入りは初版で、この函本は第7刷で、函の定価も40円高い『¥360』……くぅ、残念である。
この調子で駅近くの5番街4番街も寂しくなって行くのだろうか。そんなことを感じつつ、午前九時五十七分に「西部古書会館」(2008/07/27参照)の「書心会」一日目に到着すると、「時間前ですけど開けま〜す」と肉声アナウンスがあり、ガレージで臨戦態勢を採っていた古本修羅の群れはたちまち館内に吸い込まれて行った。一呼吸置いてこちらも館内に入り込み、おりゃおりゃと一巡する。理論社 日本の創作童話「北極のムーシカミーシカ/いぬいとみこ」「ちびっこカムのぼうけん/神沢利子」光風社「部長刑事/島田一男」講談社「二つの陰画/仁木悦子」CBS・ソニー出版「タモリだよ!/平岡正明」改造社 日本探偵小説全集3「江戸川亂歩集」(悪戯書き多し)を計2780円で購入する。「北極のムーシカミーシカ」と「ちびっこカムのぼうけん」が嬉しい。「ちびっこカムのぼうけん」は、実は裸本の署名入りを持っているので、函を転用して完本にするぞ!と目論んでいたのだが、署名入りは初版で、この函本は第7刷で、函の定価も40円高い『¥360』……くぅ、残念である。
2026年07月01日
7/1よ、読むぞっ!「シベリア超特急連続殺人事件」。
午後一時に大泉学園に流れ着いたので、勇躍隣駅の保谷に移動し「アカシヤ書店」(2008/12/17参照)へ。ガーン、閉まってる……骨折り損のくたびれ儲けか……そんな風に萎れながら再び西武池袋線に乗り込み、今度は中村橋駅下車。「古書クマゴロウ」(2018/03/21参照)に向かい、広済堂ブックス「電子工作入門 すぐ作りたくなる本/橋本文夫」雄山閣出版「東京埋蔵金考/角田喜久雄」を計660円で購入する。今まで気付かなかったが、左端通路奥に、和本&古書コーナーが出現しており、大変興味深く眺めてしまう……これからここは、要チェック。バスに乗って阿佐ヶ谷に帰還し、一旦帰宅する。だがまだ古本が買い足りないので、そうだ!「古書コンコ堂」の開店十五周年記念バッグを貰うために、4400円分の買物をしに行こう!と「古書コンコ堂」へ。実は目星を付けている古本があり、それを買えば一発で4400円クリア!と目論みお店に飛び込む。だが、入口横窓際にあったはずの、ウルトラ関連グラビアをまとめた単行本は、消え失せていた……本日二度目のガーンである。だがめげずに、店内を徘徊し、買物候補を探して行く。石森のカラー版マンガ教室は魅力的だが、これが本当に欲しいのか?しかも後六百円分足りないし……などと散々悩みながら、ついには奥の映画コーナーへ。だが、そこに、答えがあった!七賢出版「シベリア超特急連続殺人事件/水野晴郎」である。水野晴郎が監督・脚色・製作・作詞・主演した怪作ミステリー映画『シベリア超特急連続殺人事件』の原作である。なんと、映画評論家への献呈署名入りで、5500円。よしっ、これだっ!と帳場に持ち込み、精算。記念トートバッグは、菫色・水色・グレーの三色から選べるので、グレーをいただくことにする。店番の奥さまと「十周年おめでとうございます」「今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶を交わす。そして「シベリア超特急連続殺人事件」、買ってしまったからには、読むぞっ!絶対に読むぞっ!読んでみせるぞっ!
2026年06月30日
6/30何度目かの“半七の日々”。
昨日は午後三時前に浜田山の南の谷底に流れ着いたので、谷から這い上がり井の頭線各駅停車に乗って吉祥寺に出る。「よみた屋」(2014/08/29参照)で、創元推理文庫「カナリヤ殺人事件/ヴァン・ダイン 井上勇訳」を55円で購入する。1970年の22版で、背がまっ黄色でタイトル文字が赤で、定価(190円)表示が枠囲みされていない、湘南探偵倶楽部「初期創元推理文庫書影&作品目録 新訂増補版」にも掲載されていないパターンである。些細な発見だけど、楽しいねぇ。

そして本日は午後にちょっと高円寺に出たので、『庚申通り』の「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)へ。NTT出版「電脳都市感覚/情報文化フォーラム編」有紀書房「旅/朝日新聞社編」を計500円で購入すると、店主の粟生田さんが「夜中、サッカー観てました?」と唐突に聞かれたので「全然観てません。すみません!」と先手を取って素早く謝ると「私も、寝・て・ま・し・た。ウハハハハハ」とのことであった。ここでの他愛無い会話、大好きです。古本心をホカホカさせて家に帰ると、佐川急便さんが待っていたヤフオク落札品を届けてくれた。春陽堂「半七捕物帳 上巻・下巻/岡本綺堂」(昭和四年刊。ともに函ナシ)である。ライバルなしの千円にて落札す。函ナシで非常に残念だが、やはり非常に嬉しい二冊である。上巻は四版だが、下巻は初版。二冊で四十四篇を収録。冒頭の綺堂の『はしがき』によると、『江戸時代でなければ殆ど見出されまいかと思はれるような特殊の事件のみを輯録することにした』とのことである。……あぁ、こんなものを手に入れたら、またもや何度目かの、“半七の日々”が始まる予感……。
そして本日は午後にちょっと高円寺に出たので、『庚申通り』の「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)へ。NTT出版「電脳都市感覚/情報文化フォーラム編」有紀書房「旅/朝日新聞社編」を計500円で購入すると、店主の粟生田さんが「夜中、サッカー観てました?」と唐突に聞かれたので「全然観てません。すみません!」と先手を取って素早く謝ると「私も、寝・て・ま・し・た。ウハハハハハ」とのことであった。ここでの他愛無い会話、大好きです。古本心をホカホカさせて家に帰ると、佐川急便さんが待っていたヤフオク落札品を届けてくれた。春陽堂「半七捕物帳 上巻・下巻/岡本綺堂」(昭和四年刊。ともに函ナシ)である。ライバルなしの千円にて落札す。函ナシで非常に残念だが、やはり非常に嬉しい二冊である。上巻は四版だが、下巻は初版。二冊で四十四篇を収録。冒頭の綺堂の『はしがき』によると、『江戸時代でなければ殆ど見出されまいかと思はれるような特殊の事件のみを輯録することにした』とのことである。……あぁ、こんなものを手に入れたら、またもや何度目かの、“半七の日々”が始まる予感……。
2026年06月28日
6/28超記名をまたも一冊。
角川書店「リング/鈴木光司」(初版)を読んでいるのだが、中田秀夫監督の激恐映画『リング』とは細部がかなり異なるので、楽しくてしかたない。映画では主人公・浅川の元夫で超能力者の高山竜司を真田広之が演じていたが、文章で読んでいると何故だか日下三蔵氏のビジュアルイメージで固定されてしまった……すまん、日下さん。悪気はないんだ……。というわけでもう少しで読了するのでいつまでも読んでいたいが、そう言うわけにもいかないので、雨が止みそうになった午後に、古本特大ダンボールをカートでゴロゴロ引き摺り、西荻窪「盛林堂書房」(2012年01/06参照)へ。読了&不要本を買い取り依頼し、交渉成立した後、古本四方山話や打ち合わせに精を出す。もうすぐ開かれる『七夕古書大入札会』の目録をいただく。空のダンボールを引き摺って阿佐ヶ谷に軽快に戻り、「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)で、超記名シリーズ(!?)のあかね書房 推理・探偵傑作シリーズ24「らせん階段のなぞ/マリー・ラインハート作 中尾明訳」(カバーナシ)を1100円で購入する。そしてコンコ堂開店15周年記念のお買い上げプレゼントキャンペーンが始まっていることに気付く。4400円以上の買物でオリジナル記念バッグプレゼント……近年はキャンペーンが遅く始まり勝ちだったので、タイムラグほぼなしのスタートに少しうろたえてしまう。何を買ってバッグを手に入れるべきか、よく考えなければ。さらに「銀星舎」(2026/06/07参照)にて、立風書房レモンコミックス「亡霊!呪いの村/浜慎二」講談社「POST[ポップアートのある部屋]/村上龍」を閉店セール30%OFFの800円で購入する。

ちなみに「らせん階段のなぞ」の超記名はそれほどたいしたことなく、後ろ見返いの下部に太マジックで書かれているのみ。こんなの、子どもの本によくあることよくあること。
ちなみに「らせん階段のなぞ」の超記名はそれほどたいしたことなく、後ろ見返いの下部に太マジックで書かれているのみ。こんなの、子どもの本によくあることよくあること。
2026年06月27日
6/27二つ目の台風が来る前に。
昨日はダブル台風の予兆に追われながら、午後三時に南荻窪に流れ着いたので、ここしばらく一向にカーテンの開く気配のない「絵本タイム猫タイム」(2016/02/19参照)の様子を窺ってから(変化ナシ……くすん)荻窪駅方面へ。「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)で、鹿島出版会「東京路上博物誌/藤森照信+荒俣宏」講談社文庫「真夏のミステリーズガイドブック 2001年6・7月」を計660円で購入し、雨を避け高架下を伝って阿佐ヶ谷に帰還する。夜、恐い地震に脅かされる……台風と地震が一緒に来るなんて……。そして本日は、予想外に朝の雨足が弱いのを良いことに、さっさと古本を買いに行くことにする。傘をさしたり窄めたりしながら、午前九時五十七分の高円寺「西部古書会館」(2008/07/27参照)に到着。まったくもう、これから二つ目の台風が襲来するっていうのに、ガレージは既に「大均一祭」一日目(二百円均一)開場を待つ人でいっぱいなのでった……全員の強い古本バイタリティには、ただただ感心してしまう。そして午前十時過ぎ、すこし遅れて開場。たちまち館内に人が吸い込まれて行く。その流れに巻込まれながら、中央通とから探索を開始し、続いて左側通路、そして最後に右側通路と、なるべく空いている通路を選ぶように変則的な棚の見方をして行く。講談社「苦海浄土 わが水俣病/石牟礼道子」朝日新聞社「対談集 樹の中の鬼/石牟礼道子」啓明書房「私立探偵・技術全書/全国リスク・マネージャー連盟編」大陸書房 ムーブックス「エロ寺傑作展 ふまじめな参拝者にも神仏の加護を/目黒遊」集英社マーガレットコミックス「超少女明日香/和田慎二」新光社「心靈現象の科學/文學士小熊虎之助」(函ナシ)TBSブリタニカ「植田正治 私の写真作法/植田正治」を計1400円で購入する。見失わぬよう鉄門に掛けておいた傘を回収し、強くなり始めた雨の中を帰宅する。

この二冊がなかなか面白いところ。「私立探偵・技術全書」はタイトル通りに現代探偵技術が満載なのだが、後半は何故か危険を予知し回避するための卜占関連にページが割かれている。「エロ寺傑作展」は、もうみうらじゅんのためにあるような本である。表紙写真の一部が思いっきりなので、画像処理してあります。
この二冊がなかなか面白いところ。「私立探偵・技術全書」はタイトル通りに現代探偵技術が満載なのだが、後半は何故か危険を予知し回避するための卜占関連にページが割かれている。「エロ寺傑作展」は、もうみうらじゅんのためにあるような本である。表紙写真の一部が思いっきりなので、画像処理してあります。
2026年06月25日
6/25『ボア』の包装紙。
正午過ぎに吉祥寺に出たついでに、雨の中を古本屋さん巡り。「よみた屋」(2014/08/29参照)では早川書房「ワンダフル・ライフ/スティーヴン・ジェイ・グールド」新潮社「鴎外のオカルト、漱石の科学/長山靖生」を計220円で購入する。続いて「古本センター」(2017/03/06参照)に潜り込み、処分品棚から学研ムーSPECIAL「【完全版】世界のUFO現象FILE/並木伸一郎」同朋舎「ワールド・ミステリー・ツアー13【ロンドン篇】」小学館「乙女みやげ/甲斐みのり」を計380円で購入する。さらに「一日」(2017/08/11参照)で河出ブックス「日本SF精神史幕末・明治から戦後まで/長山靖生」を330円で購入し、最後に「藤井書店」(2009/07/23参照)に回り込んで白泉社「21世紀のアサ〜ッ!◎「鼻血ブー」な傑作集/谷岡ヤスジ」渋谷区立松濤美術館「石田喜一郎とシドニーカメラサークル」を計1210円で購入し、たくさん買ったなと帰宅する。その後仕事部屋の片付けなどしていると、ちょっと面白い物が見つかってしまう。くるくる丸まった、『いせ辰』の竹久夢二千代紙(図柄はマッチ)の中から見つかった、これもくるくる丸まった二枚の紙物……開いて見えると、2007年9月に閉店してしまった吉祥寺駅南口の老舗喫茶店『ボア』の、包装紙とケーキ箱の掛け紙であった。そういえば閉店迫るある日に、最後のお店を楽しみ、放出販売されていたお店の備品類の中から購入した覚えが。東郷青児のデザインが素敵過ぎますな。ちなみにお店は今でも同じ場所に、シャッターを下ろしたまま佇んでいる。

手前がツヤツヤアート紙の掛け紙で、その上が包装紙。奥にチラリと見えているのが夢二千代紙である。
手前がツヤツヤアート紙の掛け紙で、その上が包装紙。奥にチラリと見えているのが夢二千代紙である。
2026年06月24日
6/24姫ちゃんとQちゃん。
午前十時半に幾ばくかの精選古本を携え、家を出て西荻窪に向かう。開店したばかりの「盛林堂書房」(2012/01/06参照)で、『フォニャルフ』に愉快な古本をスパッと補充し、文藝春秋「糸井重里の萬流コピー塾 U.S.A」工作舎「理科系の文学誌/荒俣宏」新潮文庫「アウトドア・ライフ入門/小林泰彦」を計300円で購入し、直ちに“盛林堂・イレギュラーズ”となり、店主・小野氏とともに盛林堂2号に乗り込み、買取仕事に出発する。本日の目的地は北関東にあり巨大書庫を擁する、文芸評論家・細谷正充氏邸(2019/06/28参照)である。二時間弱かけて現地に到着。まずは細谷邸の玄関ドアを叩く前に、ガレージの黒柴・姫ちゃんと感動の再会!全力で撫でまくり可愛がる。

その後、お届けの古本詰めダンボール箱十箱弱を二階書庫に運び入れ、一息入れるとともに日本屈指のミステリ書庫を探索する。あぁっ!このノベルス棚、昔は何とも思わなかったが、現在新本格ノベルス再評価時代が到来しているので、新たな輝きが目の中にビシバシ飛び込んで来る!……素晴らしく羨ましい眺めだ。

などと感心しながら作業開始、いつものように二階廊下に溜め込まれたダブり本&不要本を小野氏が結束し、それを私が階下に運び、玄関にプールした後車に運び入れる作業行程。およそ三時間で作業を終え、リビングで細谷氏に甘〜いケーキで労われた後、出発。直接お店に帰りたいところであるが、現在店舗の倉庫が先日市場で買い入れた本でギュウギュウ……というわけで、荷物室に積み込まれているコミックや雑誌やラノベ類を、お店には持ち帰らずに「東京古書会館」(2010/03/10参照)に下ろしに行くことにする。『東北道』をひた走り、午後五時二十分に会館着。1カーゴにコミック&ラノベ&雑誌を積み上げた後、会館を離脱。

案の定激混みしてしまった首都高を一時間強かけて西荻窪に帰還する。ふぃ〜〜〜〜、本日も大変におつかれさまでした。ヒィヒィとようやく家に帰り着くと、待っていたのは嬉しいヤフオク落札品で会った。小学館の絵文庫「おばけのQたろう4/作画・藤子不二雄」である。ライバルアリの1400円で落札す。1965年刊のカラー絵本漫画である。オバQは犬には弱いが、オレはオバQには弱いんだ!……あぁQちゃんって、本当にプリティー……。
その後、お届けの古本詰めダンボール箱十箱弱を二階書庫に運び入れ、一息入れるとともに日本屈指のミステリ書庫を探索する。あぁっ!このノベルス棚、昔は何とも思わなかったが、現在新本格ノベルス再評価時代が到来しているので、新たな輝きが目の中にビシバシ飛び込んで来る!……素晴らしく羨ましい眺めだ。
などと感心しながら作業開始、いつものように二階廊下に溜め込まれたダブり本&不要本を小野氏が結束し、それを私が階下に運び、玄関にプールした後車に運び入れる作業行程。およそ三時間で作業を終え、リビングで細谷氏に甘〜いケーキで労われた後、出発。直接お店に帰りたいところであるが、現在店舗の倉庫が先日市場で買い入れた本でギュウギュウ……というわけで、荷物室に積み込まれているコミックや雑誌やラノベ類を、お店には持ち帰らずに「東京古書会館」(2010/03/10参照)に下ろしに行くことにする。『東北道』をひた走り、午後五時二十分に会館着。1カーゴにコミック&ラノベ&雑誌を積み上げた後、会館を離脱。
案の定激混みしてしまった首都高を一時間強かけて西荻窪に帰還する。ふぃ〜〜〜〜、本日も大変におつかれさまでした。ヒィヒィとようやく家に帰り着くと、待っていたのは嬉しいヤフオク落札品で会った。小学館の絵文庫「おばけのQたろう4/作画・藤子不二雄」である。ライバルアリの1400円で落札す。1965年刊のカラー絵本漫画である。オバQは犬には弱いが、オレはオバQには弱いんだ!……あぁQちゃんって、本当にプリティー……。
2026年06月23日
6/23大好物の探偵實話。
午後に中野で所用あり。それを片付けてっから『中野ブロードウェイ』へ。四階の「まんだらけ海馬」(2015/02/06参照)への階段をトコトコ上がりつつ、この階段は思った以上に上がり易いんだな……などと今更ながら思いつつ。棚に熱い視線を注ぎ始める。お馴染みのミステリ&SF通路で、カバーナシの實業之日本社「探偵實話 罪の扉/報知新聞記者 山下芳允」なんて本を見つけ、喜んで440円で購入する。昭和二年刊の刑事警察担当記者による犯罪捜査手記。『疑問の古鼻緒』『古材木に取り憑いた怨靈』『凶賊伝』『二挺の鮪包丁』『板草履と紺足袋』『惡鬼忠三郎』『穢れた麻裏草履』『變態性欲の犠牲』『血染の洋服』『色と欲と』『尼僧殺し』など煽情的なタイトルがズラリ……うむ、大好物である。

なかなかお上品な表紙なので、どんなカバーなのか見てみたい……。
ブロードウェイから吐き出されて、『早稲田通り』をテクテク伝う。高円寺で『庚申通り』の「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)に立ち寄り、店頭木箱の中から福音館書店 年少版こどものとも「とっきゅうでんしゃあつまれ」「ひこうじょうのじどうしゃ」ともに山本忠敬を計二百円で購入し、再び『早稲田通り』を伝って帰宅する。
なかなかお上品な表紙なので、どんなカバーなのか見てみたい……。
ブロードウェイから吐き出されて、『早稲田通り』をテクテク伝う。高円寺で『庚申通り』の「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)に立ち寄り、店頭木箱の中から福音館書店 年少版こどものとも「とっきゅうでんしゃあつまれ」「ひこうじょうのじどうしゃ」ともに山本忠敬を計二百円で購入し、再び『早稲田通り』を伝って帰宅する。
2026年06月22日
6/22主に大判を買う。
午後一時半に西荻北に流れ着いたので、『青梅街道』まで出て「古書西荻モンガ堂」(2012/09/15参照)へ。暗い昭和フォークの流れる店内に進み、突然の出現に帳場でのけぞるモンガさんに挨拶し、各通路がゴタゴタしている店内を一周する。世界文化社「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり/文・とりごえこう 絵・山田花菜」日本エディタースクール出版部「パリからの手紙 ヨーロッパ スケッチ ドキュメント/堀内誠一」を計2400円で購入する。「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」は2024年3月の初版なので、あの通訳さんが登場しているのです……。その後阿佐ヶ谷に戻り、「古書コンコ堂」(2011/06/20参照。あっ!開店十五周年、おめでとうございます!)で秋田書店少年チャンピオン・コミックス「ロン先生の虫眼鏡4/原作・光瀬龍 絵・加藤唯史」を110円で購入した後、『中杉通り』に出て閉店セール中の「銀星舎」(2026/06/07参照)へ。新書館「ペーパームーン 少女漫画ファンタジー 少女漫画妖精国の住人たち」を30%オフの800円で購入する。なんだか今日は大判ばかりを買ってしまったなぁ……。

ところで今さら龜鳴屋「岩箱/植松二郎」を読んでいるのだが、滅法面白くて悶絶している。幻の探偵作家・黒輪土風の出自が明らかになるスリリングなノンフィクション風小説である。とにかく日本サッカー界ローカル・レジェンドの話が、突然ぐるっと裏返り、日本ミステリ史の欠けていたピースがバチッと嵌る感じがたまらないのである。こんな面白い話、滅多にないと思います。
ところで今さら龜鳴屋「岩箱/植松二郎」を読んでいるのだが、滅法面白くて悶絶している。幻の探偵作家・黒輪土風の出自が明らかになるスリリングなノンフィクション風小説である。とにかく日本サッカー界ローカル・レジェンドの話が、突然ぐるっと裏返り、日本ミステリ史の欠けていたピースがバチッと嵌る感じがたまらないのである。こんな面白い話、滅多にないと思います。
2026年06月20日
6/20大陸版がウチにもあった。
昨日は午前十時に御茶ノ水駅に姿を現し、いつものように坂を下って『太田姫稲荷神社』に挨拶してから「東京古書会館」(2010/03/10参照)の『新興古書大即売展』一日目へ。半分以上が和本や古典籍の古本市である。素早く一周して、K&Bパブリッシャーズ「東京ディスコ 80's&90's/岩崎トモアキ」を400円で購入しただけで、真夏のような神保町から引き揚げる。そして家で色々細々片付けていると時に、ふと一昨日のある模様を思い出す。イレギュラーズで買取を終え、「盛林堂書房」(2012/01/06参照)番台でまったりしている時に、店主・小野氏に一冊の探偵小説を見せてもらったのである。八紘社「幽靈薬局/大下宇陀兒」であるが、本扉を見ると“八紘社大陸版”と文字が入っているのだ。これは通常の本土で流通させる本とは違い、大陸に出荷され販売される本とのことで、珍しいものだそうである。つまり通常版より明らかに数が少ないので、自然と値が張るわけである。へぇ〜と思いながら巻末の自社広告を見ていると、横溝正史「人形佐七捕物帳」もラインナップされているので、この大陸版も見てみたいものである……あっ!乾信一郎の「阿呆宮一千一夜譚」も……、そう言えばこれ持ってるぞ、小野氏に伝えると「じゃや大陸版かどうか確認した方がいいよ」とのことである。そんなことを思い出し、古本タワーから「阿呆宮一千一夜譚」を引っ張り出すと、おぉぅ!本扉には“八紘社大陸版”の文字を発見する。やった、これも珍しい本だったのか。まぁ「幽靈薬局」には遠く及ばないだろうが、それでも非常に興味深く嬉しい発見であった。

そして本日は降り続く雨に恐れをなして家に閉じこもっていたのだが、午後遅くに外出……途端に豪雨に襲われる……なんてこった。閉口しながら高円寺「西部古書会館」(2008/07/27参照)にたどり着き、『高円寺優書会』一日目を覗く。ふむふむ、好みとしてrはやはり「羊頭書房」さん(2014/05/02参照)がたまらんなぁ。というわけで、文京出版「禁断の実/ジェームス・ハリス 瀧口直太郎訳」(カバーナシ)講談社 書下し長編探偵小説全集12「鮮血洋燈/渡辺啓助」を計1500円で購入する。昭和二十四年刊のスリラー小説「禁断の実」は、ジェームス・ハリスの第一短篇集である。
そして本日は降り続く雨に恐れをなして家に閉じこもっていたのだが、午後遅くに外出……途端に豪雨に襲われる……なんてこった。閉口しながら高円寺「西部古書会館」(2008/07/27参照)にたどり着き、『高円寺優書会』一日目を覗く。ふむふむ、好みとしてrはやはり「羊頭書房」さん(2014/05/02参照)がたまらんなぁ。というわけで、文京出版「禁断の実/ジェームス・ハリス 瀧口直太郎訳」(カバーナシ)講談社 書下し長編探偵小説全集12「鮮血洋燈/渡辺啓助」を計1500円で購入する。昭和二十四年刊のスリラー小説「禁断の実」は、ジェームス・ハリスの第一短篇集である。
2026年06月18日
6/18最短最速のイレギュラーズ。
あかね書房 少年少女世界推理文学全集 NO.5「《チェスタートン》ふしぎな足音」を楽しく読了したのだが、巻末の『読書の手びき』に重大な間違いを発見する。チェスタートンの長編作品として、『『木曜の男』や『三十九階段』』と挙げられているのだ……『三十九階段』はジョン・バカンですな……。などというところにツッコミながら、今日も午前十一時半に西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に姿を現わし、盛林堂・イレギュラーズとなる。中々止まぬ予想外の雨に顔をしかめながら、店主・小野氏が店前に横付けした盛林堂2号に乗り込み、比較的近辺の買取に出発する。本日のミッションは、さほど量は多くないのだが、午後四時までという時間制限が設定されているため、予想外の出来事が起こった際の(申告より本の量が多い、後から本がダカダカ出て来る、作業や搬出が思いの外困難を窮めるなどなど……)保険として、イレギュラーズの出動となったあわけである。正午過ぎには現場に到着し、早速作業スタート、だが、予想外のことは起こらず、ダンボール四箱分の古本を素早く査定し、素早く運び出し、なんとおよそ二十分でミッションは終了してしまった……おそらく最短最速のイレギュラーズである。ちなみに小野氏はこの時結束用の紐を忘れるという大ポカをやらかしたのだが、すべてをダンボール箱に詰め込んだまま運び出したため、事無きを得る(ちなみに昨日は車の鍵を忘れてました……)。というわけで、午後一時半にはお店に帰り着き、ダンボールを搬入して無事に作業終了となる。おつかれさまでしたぁ!店員特別価格で、春陽堂探偵小説全集「14 暗い廊下 グレイ・ファントム/ステシー・オ・モニア ハーマン・ランドン」「15 双生児の復讐 マイナスの夜光珠/マッカレー ビーストン」「18 首の綱/ガボリオ 江戸川亂歩譯」「20 眞紅の窓掛/フレッド・ホワイト(甲賀三郎譯)」博文館世界探偵小説全集20「マシャール集(水谷準譯)」(すべて函ナシ)を計2000円で購入し、意気揚々と引き揚げる。家に帰ったら、アワアワとデザイン仕事に集中する。

五冊からたっぷりと昭和初期の薫りが……ガボリオ集の口絵は、何故か譯者の亂歩となっている。
五冊からたっぷりと昭和初期の薫りが……ガボリオ集の口絵は、何故か譯者の亂歩となっている。
2026年06月17日
6/17異常なタオルを押し付けられる。
昨日は天気の良い午後に古本散歩。吉祥寺に出て、まずは「よみた屋」(2014/08/29参照)へ。金園社「8ミリの写し方 撮影から編集まで/栗敏雄」を110円で購入する。続いて「古本センター」(2017/03/06参照)に向かい、処分品棚からサンコミックス「エリート1/平井和正=作 桑田次郎=絵」を80円で購入する。そして駅近くを離脱して、「古書防破堤」へ。行舟文庫「変格ミステリ傑作選【戦後篇T】/竹本健治編」を600円で購入する。そして最後にテクテク歩いて三鷹の「水中書店」(2014/01/18参照)に至り、店内BGMに流れている“スーパーカー”を懐かしがりながらも、刹那さと切なさを失わぬ良い楽曲だなと改めて感じ入りつつ、PHP「東京ガール/如月小春」を200円で購入する。ふぅ、心が豊かになる、ゆったりしたお散歩であった。そして本日、午前中は色々と片付けながら過ごしたのだが、水谷準は編集屋を辞め作家生活に入る記念に作られた小冊子「友情録(昭和二十二年六月)」(ちなみに読んだのはコピー誌である)を一気読みしてしまう。その中の海野十三の寄稿で、彼お抱えの名探偵・帆村荘六が、水谷準をモデルにしていたことを知る。うむうむ、そうであったか……と今日も他愛無いことに感じ入りつつ、正午過ぎに西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に姿を現し、盛林堂・イレギュラーズとなる。角川文庫「埋蔵金をさがせ 日本編/監修・畠山清行」を百円で購入sてから、店主・小野氏とともに盛林堂2号に乗り込み、ご近所の買取現場にいざ出発。二ヵ月前に搬出準備終えた大量の古本を、運送屋さんに頼み古書会館に運び込むのが本日のミッションである。現場に到着するや否や、すぐさま作業スタート。必死に運送屋さんが来る前に、ある程度の量の本束をマンションエントランスに下ろすべく、しゃかりきに働く。およそ三時間作業し、結果8カーゴ分を3トントラックに積み込み、ミッションコンプリート……本日も大変におつかれさまでした。西荻窪に戻ってホッと一息ついたところで、小野氏から今日のボーナスにと妙な物を引き取らされる。うわっ、これ、古書山たかし氏作製の『發酵人間タオル』じゃないですか!いや、持ってますよ!何でこんなもの……実はこのタオル、小野氏が市場に出されているのを発見し、これ以上こんなものを世に出しては行けないと落札したとのことであった……それを何でオレに……。結局そのタオルを受け取りながら、帰りに荻窪に立ち寄り、「竹中書店」(2009/01/23参照)で講談社現代新書「オカルト/;坂下昇」を二百円で購入し、さらに「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)で婦人画報社 MEN'S CLUB BOOKS56「出世する男の常識だワニ」朝日ソノラマ ヤングシリーズ ど根性アイデアヤング「からくり儀右衛門/横田弘行」を計440円で購入し、疲れた肉体に鞭を打って帰宅する。

あぁ、二枚のタオルをベランダに飾ってみると、それはやはり異常極まる奇天烈な光景……これで顔や身体を拭いたら、溶け始めてしまいそう。
あぁ、二枚のタオルをベランダに飾ってみると、それはやはり異常極まる奇天烈な光景……これで顔や身体を拭いたら、溶け始めてしまいそう。

